材料力学・材料工学の基礎と強度設計への活かし方

〜応力・ひずみ、金属材料の機械的性質、強度設計への活用〜

  • 疲労・衝撃・クリープ・腐食現象などの特徴を理解し、対策に活かすための講座!
  • 強度設計のベースとなる材料力学・材料工学を基礎から学び、安全性・信頼性の高い設計に活かそう!

講師の言葉

 「ものづくり」において安全設計の概念は必要不可欠です。そこで、強度設計の知識が基礎となります。そこで、ベースとなるのが材料力学(力と変形)、材料工学です。これらを発展させて、疲労・衝撃・クリープ・腐食などの実際に生じる可能性があるこれら現象の特徴を理解し、対策を練ることが技術者には求められます。
 そこで本講演では、力学の初歩から復習し、材料力学・材料工学の関連性を含めながら幅広く強度設計に関して紹介します。今回は特に、強度設計入門として基礎知識を重視します。講義は板書をしながら丁寧に進めていきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年11月25日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・大学で学んだ材料力学、材料工学を強度設計に発展させたい方、業務でこれから強度設計を行う方 ・自動車部品、機械、機器、構造物などに携わる技術者の方
予備知識 高卒程度の数学、物理
修得知識 ・強度設計に関する基礎力 ・実現象問題への簡単なアプローチ方法
プログラム

1. 力学の復習
  (1). 力の釣り合い
  (2). 運動方程式
  (3). 運動量
  (4). 力学的エネルギー

2. 材料力学の基礎
  (1). 応力、ひずみ、ヤング率
  (2). 変形の分類
    a. 引張・圧縮
    b. 曲げ
    c. ねじり
  (3). はりの問題

3. 材料工学の基礎
  (1). 材料の分類
  (2). 構造用金属材料の機械的性質(主に鉄、アルミニウム)
  (3). 金属の変形(転位の基礎知識)

4. 強度設計への活用(強度設計入門)
  (1). 破壊の基礎
    a.延性材料の破壊
    b.脆性材料の破壊
  (2). 疲労(破壊力学の重要性)
  (3). 衝撃(衝撃破壊と衝撃変形)
  (4). 高温(クリープ変形の基礎)
  (5). 腐食(水素脆化の危険性)

5.まとめ

キーワード 運動方程式 応力 ひずみ 変形 延性破壊 脆性破壊 衝撃変形 クリープ変形
タグ 強度設計材料力学・有限要素法設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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