有限要素法による伝熱解析の基礎講座〜 1人1台PC実習付〜

〜伝熱の基礎知識と伝熱計算、伝熱有限要素法解析に必要なプログラミング法、伝熱解析の勘所〜

有限要素法を深く理解し、解析結果の判断が出きるようになるための講座

自らのプログラミングを通して有限要素法のアルゴニズムの理解を深め伝熱解析へ応用するための講座!
※PCは弊社でご用意いたします

講師の言葉

 現在では有限要素法は構造解析や伝熱解析のツールとして多くの企業や大学で使用されるようになりました。
 その中でどれだけのユーザがその仕組みを理解して使用しているでしょうか?
 市販の有限要素法ソフトウェアを使えば、なんらかの結果を得ることはできますが、その結果の重要性、精確性の判断は解析を行ったユーザに委ねられています。
 有限要素法がコンピュータの内部でどのように動作し、解を出力しているかを知らなければ、解の出力結果の判定もできないことは明白でしょう。
 有限要素法については多くの書籍が出版されており、それらを熟読すれば理論は身につきます。
 学校の勉強でも同じことですが、本を読んでわかったつもりになっていても、腑に落ちていないことが多く、演習問題を解くことによって理解が進みます。
 有限要素法はアルゴリズムですから、自分で式の展開をし、プログラミングをしてみることがその理解へのもっとも最適な道です。
 本講義では簡単なモデルを手計算で解いてみます。
さらに、一般的になってきたJavascript言語を用いてプログラミングを行うことにより、
有限要素法をより深く理解し、市販ソフトウェアを使った解析結果の判断ができるようになることを目指します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年09月24日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・伝熱解析に興味がある方 ・伝熱有限要素法の基礎事項を修得したい方 ・有限要素法をより深く理解し、業務に役立てたい方 ・製造業、研究開発、品質管理に携わっている方
予備知識 ・微分、積分、線形代数等の数学基礎 ・伝熱工学あるいは熱力学の基礎 ・簡単なPC操作(メモ帳などのテキストエディタの使用)
修得知識 ・有限要素解析の考え方、全体の流れ ・有限要素法で使用されるマトリクスとベクトルの意味 ・Javascriptプログラミングの基礎 ・伝熱解析における境界条件の与えかた
プログラム

1.伝熱の基礎知識
  (1).熱について
  (2).熱の伝わり方
  (3).熱伝導方程式
  (4).簡単な伝熱計算

2.有限要素法の基礎知識
  (1).有限要素法概要
  (2).有限要素式の導出
  (3).有限要素法の流れ
  (4).有限要素式のマトリクス
     a.Bマトリクス
     b.Kマトリクス

3.手計算による伝熱有限要素法解析
  (1).Bマトリクス
  (2).Kマトリクス
  (3).境界条件処理
  (4).連立方程式求解
  (5).温度勾配と熱流束

4.Javascriptの基礎
  (1).Javascript概要
  (2).Javascriptの関数、変数、構文

5.伝熱有限要素法解析のプログラミング
  (1).Bマトリクス
  (2).要素Kマトリクス
  (3).全体Kマトリクス
  (4).境界条件処理
  (5).連立方程式求解
  (6).温度勾配と熱流束

6.伝熱解析の勘所
  (1).要素種類
  (2).要素サイズ
  (3).熱伝達率
  (4).さらなる発展

7.まとめと質疑応答

キーワード 伝熱 有限要素法 伝熱有限要素法 伝熱解析 熱伝達率 Bマトリクス  Kマトリクス 熱流束
タグ 熱設計
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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