公差設計の基礎と解析および活用のポイント

〜公差設計の基礎、公差解析と実践、3次元公差解析ソフトと幾何公差、コストと品質の最適化法〜

  • 公差設計や解析の基本を学び、品質設計やコストダウンに活かすための講座
  • ロバスト性を確保した公差解析技術を基礎から修得し、実務に活かそう!

講師の言葉

 製品の基本機能を決定づける重要パラメータの探求、そしてその規格設定すなわち公差設定の重要さについて学んでいただく。特に研究開発段階でいかにロバスト性を確保することが重要かを意識していただく。
 まずは、身近なところに転がっているばらつきや公差の概念を皆で考えるところから入って、ここでは、製品開発プロセスの全体像と、公差設計、幾何公差の重要性のさわりを感じていただき、本格的なセミナーへの動機付けができて帰っていただけたら、と考えます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年08月20日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・研究開発エンジニア、機構設計に関わる技術者 ・初学者、若手の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・パラメータ設計、規格設定の適正化、公差設定の適正化、コストダウン設計 ・3次元公差解析ソフトを利用した公差設計の知識
プログラム

1.公差設計の基礎
 
(1).公差設計・解析の必要性   
 (2).公差設計のメリット
 (3).公差設計の動向
 (4).公差設計のPDCA
 (5).公差設計&幾何公差(GD&T)の重要性
 (6).公差とコスト
 (7).公差設計の実践活用ポイント

2.身近な公差の事例
 
(1).身近なところに飛び交っている例を考えてみる
 (2).それぞれのばらつきの分布形態はどんなもの
 (3).公差は何のために設定されている
 (4).工業的でない公差設定もある
 (5).工業における公差設計の重要性
   (信頼性、コストなど)
 

3.研究開発からの公差の意識の重要性
 (1).学術研究と実用研究の違い
   a.I型人種とT型人種の違い
 (2).研究開発から量産までの流れ
 (3).規格の設定の重要性
   a.開発の最大の使命である「規格」、公差(ロバスト性確保)が重要
   b.開発では品質目標よりも技術目標、すなわち公差が重要
   c.ロット内変動とロット間変動、チューニングが可能な変動など
 (4).メカニズム解析の重要性
 (5).研究開発段階で用いられるツールの紹介
   a.品質機能展開、TRIZ、タグチメソッドなど
 
4.公差解析
 (1).公差設計概論
 (2).3次元公差解析ソフト概論
 (3).幾何公差概論

5.外部活用と情報収集の重要性
 (1).アウトソーシングの活用
   a.契約のポイント、機密情報の扱いなど
 (2).特許情報の活用
   a.企業の動向の把握
   b.重要人物のピックアップなど

キーワード 公差解析 公差設計 幾何公差 ロバスト性 設計アーキテクチャ 品質工学
タグ シミュレーション・解析設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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