Bluetooth low energy技術とビーコンによるビジネス応用例
〜Bluetooth4.2、Bluetooth Smart対応機器開発の重要事項、Bluetooth規格の最新状況、位置情報サービスとBLE/ビーコンと応用事例〜
スマホやクラウドサービスやウェラブル機器などと連携して価値を生み出すBluetooth4.2技術を先取りし、応用するための講座
Bluetooth low energy/Bluetooth Smartおよびビーコンの基本的な技術や特徴、これを生かした製品開発におけるキーポイントなどを修得し、付加価値の高いシステムやサービスの開発に活かそう!
Bluetooth 4.2は、Bluetooth Smartをよりスマートに、より速く、そして今まで以上にIoT機器を作成しやすくします
講師の言葉
<第1部>
Bluetooth low energyは、これまでのように無線技術やBluetoothに関して深い知識を必要とせず、スマホのアクセサリーやアプリケーションと連動する様々な小さなハードウェアを、誰でも短い開発期間で開発を可能にする技術です。
単体のハードウェアだけで商品価値を訴求することが増々困難になってきている現在、スマホやクラウドサービスなどと連携して価値を生み出すこれからの商品開発に欠かせない技術になりつつあるBluetooth low energyは、現在、従来のハードウェア企業のみならず、スマホアプリやネットワークサービスを展開する企業や個人開発者にも、大変大きなビジネスチャンスを与えてくれる技術です。本セミナーでは、その基本的内容と最新バージョンにおける技術ををご紹介します。
<第2部>
低消費電力の近距離無線技術(Bluetooth Low Energy:BLE)を利用したビーコン技術が注目を集めており、手軽に導入できることからO2O、オムニチャネルの切り札として早くもサービス競争が始まっています。
本講義では、はじめにBLE/ビーコン技術の基本的な仕組みや開発手法を解説し、次にビーコン以外の屋内測位技術や先行する位置情報サービスについて解説します。そしてビーコン技術を利用したビジネスの応用、特にO2Oを適用した商業施設や駅における事例を解説するとともに、受講者に実際にBLE/ビーコン技術を利用した擬似サービスを体験していただきます。最後にBLE/ビーコン技術の課題と今後の展開について解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2015年06月02日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・Bluetooth low energy/Bluetooth Smart関連の商品開発をこれから取組もうと考えている企業様の、商品企画や開発技術者の方(モバイルシステム、センサー、医療機器、家電、リモコン、腕時計、ウェラブル機器、スマートフォン、ホームオートメーション、スポーツ、フィットネス、玩具他)
・新たにBluetooth low energy/Bluetooth Smart関連でのハードウェア商品への参入を検討されているソフトウェアやネットワーク関連企業の方
・BLE/ビーコンおよび屋内位置情報技術に興味を持ち、O2Oやオムニチャネルなどを活用したビジネス展開を検討される方
・人・モノの位置をベースにした業務改善を検討する担当者の方 |
予備知識 |
・特に必要ありません。Bluetooth low energy/Bluetooth Smart関連でのビジネスチャンスを検討されている方ならどなたでも参加可能です |
修得知識 |
・Bluetooth low energy/Bluetooth Smartに関して、その基本的な重要事項や特徴、これを生かした製品開発におけるキーポイントなど
・Bluetooth low energy/ビーコン技術の概要とビーコンを用いたサービスや施策の市場トレンド
・Bluetooth low energy/ビーコンによる自社サービスの企画・導入に必要な知識 |
プログラム |
<第1部> Bluetooth Smart と IoT
1. Bluetooth® low energyの概要とその特徴 (1).Classic Bluetooth と Bluetooth low energy (2).Bluetooth Smart Ready と Bluetooth Smart (3).相互接続性とBLEプロファイル (4).ANT との比較
2. Bluetooth low energyの基本的要項 (1).BLEノードの基本的ロール ・Central/Peripheral/Broadcaster/Observer (2).リンク確率の流れ a.接続スキーム -Advertise-Connection b.暗号化設定 -ボンディング c.データ転送設定 -サービス・ディスカバリー (3).データ転送の仕組み -サーバー&クライアント (4).プロファイルの概要 -GATTベースプロファイル (5).BLEにおけるデータ転送レートの考察
3. Bluetooth規格の最新状況: (1).Bluetooth 4.2のアップデート概要 (2).Bluettoth Smart for IoT a. Low Power IP 6LowPAN(IPv6) b. Bluetooth Smart Gateway over GATT
4. IoT の実現に向けての技術的要項 (1).Low Power IP (2).Gateway over GATT (3).Security & Routing (4).Upper Layer
5. Nordic IPv6ベース IoT ソリューションの概要
<第2部>BLEとビーコンのビジネス応用
1.BLE/ビーコンの概要 (1).今なぜBLE/ビーコンが注目されているのか (2).BLE/ビーコンシステムの仕組み (3).BLE/ビーコンシステムの開発手法 (4).BLE/ビーコンを利用したサービス
2.位置情報サービスとBLE/ビーコン (1).従来の位置情報サービス(GPSを利用したナビやゲーム等) (2).屋内測位技術の仕組み(Wi-Fi、超音波、IMES、可視光、DeadReckoning等) (3).新たな屋内位置情報サービス(ナビ、広告、ウェアラブルデバイスとの連携) (4).IoTと位置情報によるビッグデータ
3.BLE/ビーコンを利用したビジネス応用 (1).BLE/ビーコンとO2O・オムニチャネルについて (2).コンビニにおけるBLE/ビーコンを利用したビジネス事例 (3).ショッピングモールにおけるBLE/ビーコンを利用したビジネス事例 (4).駅・地下街におけるBLE/ビーコンを利用したビジネス事例
4.BLE/ビーコンのデモンストレーション BLE/ビーコンを用いて、実際にO2Oサービスを体感して頂きます。どのように測位がなされ、データが処理され、アプリケーションが動作するかを解説します。(iPhone、Nexus7、ビーコン端末)
5.BLE/ビーコン等と新しいビジネス展開 (1).新たなBLE/ビーコンを利用したビジネス動向 (2).BLE/ビーコンサービスのマネージメント(設置から保守運用まで) (3).BLE/ビーコンサービスの課題、セキュリティ・プライバシーの問題
6.まとめと質疑応答
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キーワード |
Bluetooth low energy Bluetooth Smart IoT iBeacon(Beacon) BT認証 ビーコン 位置情報 O2O オムニチャンネル |
タグ |
シリアルインターフェース、スマートフォン、商品開発、ネットワーク、モバイルコンピューティング、位置情報、電子機器 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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