ねじ締結の基礎と疲労強度信頼性向上策およびゆるみ防止技術〜演習付〜

〜ねじ・ボルト締結技術、ゆるみ寿命の推定法、耐久信頼性評価、損傷・トラブル防止対策〜

実務経験による豊富な内容と演習を通して問題解決の実践力を身につけるための講座

・ゆるみの発生のメカニズム、疲労・ゆるみ寿命推定法を修得し、締結・接合部の事故やトラブルを防止しよう! 

講師の言葉

 ねじ・ボルトは自動車、電気機器、一般機械、航空機、プラント等をはじめ、多くの製品で使用され重要な役割を果たしている。
 ねじは紀元前6〜4世紀には造船技術や舞台技術の進歩により、螺旋やねじ原理への学問的な追究が始まっていた。このように、ねじは長い歴史を持った機械要素であるにもかかわらず、今日でも締付け不足、ゆるみ、強度不足などにより重大事故が後を絶たたない。
 本講座第1部では、建設機械・産業機械でのねじ継手設計、トラブル対策に関する豊富な経験から集大成したねじ締結基礎技術の解説を行う。
 第2部では実務で即生かしていただく、ねじの強度評価技術(疲労寿命推定法など)、ゆるみ寿命推定法などの技術解説を行う。
 ねじに関する参考図書・資料・テストピースの紹介など製品開発を通した講師の実務経験を踏まえた講義が本セミナーの特徴である。
 また、演習問題を通して問題解決の実践力を付けていただくことに主眼においている

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年05月22日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・企業、研究所、大学等の技術者および研究者 特に企業では、設計、研究開発、実験、試験、生産技術、品質管理、サービス部門、教育などの部門に所属されている方 ・ねじに関する基礎と締結技術に関する知識を身につけたい方
予備知識 ・工業高校卒業程度の数学および力学(物理)
修得知識 ・ねじ・ボルト全般に関する基礎技術 ・ねじ・ボルトに関する規格の体系 ・ねじ・ボルトの適正な締結技術 ・ねじ・ボルトのゆるみ、破損防止技術 ・ねじ・ボルトに関する実験技術、実験方法
プログラム

1.ねじ締結の基礎技術編
  (1).ねじ技術史概説
     a.ねじのトラブル・事故
     b.ねじ技術の課題
     c.ねじの不具合現象
  (2).ねじの規格
     ・ねじ部品の種類と使い方
  (3).ねじの製造
     a.機械的性質
     b.表面処理
     c.材料
     d.熱処理
  (4).ねじの破損
     a.静的強度
     b.ねじ山のせん断破壊
  (5).ねじに加わる外力と内力の関係
     ・内力係数
  (6).ねじの疲労強度
    ・遅れ破壊
  (7).ねじの力学
    a.ねじの適正締付け
    b.トルク法など
  (8).塑性域締付け
   a.回転角法
   b.トルク勾配法など
  (9).ねじのゆるみとゆるみ止め
 (10).ねじ締結体設計
 
2.ねじ締結の実践編
  (1).信頼性技術開発と課題
  (2).締結信頼性の向上
  (3).ゆるみ寿命の推定法
  (4).ねじに加わる負荷の解析法
  (5).疲労寿命推定法

キーワード ねじ締結 ねじ山 せん断破壊 疲労強度 締付トルク ゆるみ止 ねじ締結体設計
タグ 寿命予測金属材料
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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