技術・技能伝承の見える化と修得マニュアル作成法の実践講座〜演習付〜

〜技術・技能伝承問題のハザードマップ化と対策、卓越技能者の技能向上・練磨の要点、自助努力に必要な修得術〜

・確実で効果的な技術・技能伝承対策を実践ですぐ役立つよう解説する講座

・団塊の世代が去っても、物づくりに欠かせない技術・技能ノウハウをスムーズに伝承するためのマニュアル作成のポイントを修得し実務に活かそう! 

講師の言葉

 定年延長で2007年問題を定年延長と共に先送りした企業では、『2013年問題』の名で、不良・故障・災害 問題などが多発してきた昨今です。伝承問題に対しては、今も「夜の飲みニケーション」の再来を懇願する 例がありますが、現在の若者にとって、この種の策は時代錯誤です。伝承対策は「人が技術や技能を持つ」という特質から、団塊の世代のプロが企業を去って始めて目に見え、 顕在化し始めました。
対策の要点は、
 ・経営の重点課題への影響を具体的に明確化し、戦略的な対策を図る。
 ・ハザードMAP化して問題の明確化を進める。
 ・なんとしても適任者を得て、徹底した伝承 を進めるという策(既にURL:qcd.jpに公開中)ですが、今回、適用事例と共に、対策実務を紹介いたします。
 本講座では、単なる技術・技能レベルの維持を超え、経営一体型で近未来に向けた国際競争力強化のために必要な新製品・新技術を明確にした上で技術・技能伝承対策を進める方式を「見える化」させる方式を紹介します。その上で、箱物やムード的な教育方式を防止した対策を図りつつ、自助努力で被伝承者が夢を持 ち、確実に段階的な技術・技能伝承対策を実務的に図る方式を事例と共に紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年05月11日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・管理者、監督者、スタッフ(技術・技能伝承教育関係者)、作業リーダークラス ・品質・設備・安全対策を早急に進め、儲かる職場をつくりたい方 ・新製品開発段階からデザイン・イン対策を効果的、戦略的に進めたい方 ・技術・技能伝承問題の経営への影響を「見える化」させたい方 ・若手技術者育成に携わる関連部門
予備知識 ・特に必要としない、わかりやすく解説します
修得知識 1.技術・技能伝承問題の影響   ・放置した結果、物づくり〜経営、企業間格差に影響する問題を例示 2.技術・技能伝承問題のハザードMAP化と対策   ・暗黙知〜認識知を技術・技能問題として仕分け、潜在問題のハザード化 3.卓越技能者の技能向上・練磨の要点   ・過去、匠や卓越技能者達の努力の過程から学ぶ(技能向上の要点を解析) 4.人材確保と適正評価   ・人材確保が図らなければ、技術・技能伝承対策は開始しないための対応策 5.自助努力に必要な修得術   ・技術・技能伝承の85%を占める自助努力効果を挙げる修得術の実務 6.目標管理・指導法とコーチング技術活用   ・技術・技能伝承を進める教育者が適用すべき効果的な教育・指導法 7.技術・技能伝承対策法の実践事例紹介   ・スピード難伝承技能のスムーズ対策事例紹介
プログラム

1.はじめに:「対処を急ぐ、技術・技能伝承問題とは?」
  (1).団塊の世代が去ると共に顕在化した技能・技術伝承問題の影響
  (2).若手が3年で37%(建設関係は3年で高卒者は46.8%)離職する問題
  (3).定年延長、海外労働に頼る限界

2.技術・技能伝承問題のハザードMAP化と対策
  (1).やってはいけないムード的・箱物教育問題
    ・簡単な演習問題
  (2).品質・安全コストに見る、技術・技能伝承問題の経営へのインパクト
  (3).技術・技能伝承、問題の質による仕分け対策の見える化
    ・簡単な演習問題
  (4).経営一体型「技術・技能伝承問題」の見える化

3.卓越技能者の技能向上・練磨の歴史に学ぶ
  (1).歴史的な卓越技術・技能伝承者に学ぶ自助努力の実態
  (2).現在の「ダントツ製品・技能」を具体化させた匠に学ぶ努力
  (3).卓越技能者に学ぶ共通事項と新人育成対策に必須の要件

4.技術・技能伝承条件、若手の確保と適正(評価と育成)
  (1).若手が集まる魅力ある企業と職場づくりへ向けて 
  (2).教育投資をムダにさせない各社で努力する離職防止策
  (3).技術・技能伝承に欠かせない適正検査と人材育成準備

5.被技術・技能伝承が身に付けるべき「修得術」
  (1).著名な事例に学ぶ、自己研鑽+実務マニュアルの成果
  (2).NASAも重視し、活用効果が高いメモ術の実務
    ・簡単な演習問題
  (3).メモ術と修得者が作って使う修得マニュアル作成法
  (4).メモ術と効果を挙げた技術・技能伝承事例
  (5).各種・見える化マニュアルの作成〜実務的な利用法

キーワード 技術・技能伝承問題 ハザードMAP化 品質 安全 コスト 人材育成
タグ 技術経営技術伝承業務改善
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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