インフラ・設備の各種検査・計測技術の基礎および点検・検査ロボットへの応用

〜 インフラ・設備の各種検査や計測技術、検査のための信号処理・データ処理、検査・計測の効果的な応用 〜

  • インフラ設備の劣化点検に必要とされる検査・計測・データ処理技術のポイントやその応用を学ぶための講座
  • インフラ設備の老朽化や劣化防止のための検査・計測・データ処理技術を修得し、安全性を確保しよう!

講師の言葉

  高度経済成長期に作られた多くのプラントや橋梁などの社会インフラなどの老朽化は著しく、工場やトンネルなどでの事故のリスクが高まっている。一方、経済的要因からリプレース等も困難な状況にあるので、検査や点検によって損傷箇所を早期に発見し、損傷が軽微なうちに補修して設備を長寿命化することが求められている。
 今回の講習では、設備(特にインフラ設備)を点検する上での課題を整理した上で、必要とされる計測技術、データ処理技術について学ぶとともに、ロボットによる検査・点検の有用性について、これまでの事例や現在大阪市立大学において開発中の事例を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年06月23日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・工場の設備管理やインフラの維持管理に携わる技術者 ・計測用センサーを開発している技術者 ・点検や検査用ロボットを開発している技術者
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・プラント設備、社会インフラの検査・点検の実態 ・維持管理のための点検、検査技術 ・維持管理に有効なロボット技術
プログラム

1.検査対象機器・インフラ
 
(1).プラント設備
   a.タンク、パイプ、構造物、モータ等
 (2).インフラ構造物
   a.トンネル、橋梁、下水道等
 (3).対象物の特性および検査上の課題
  
2.インフラ・設備の各種検査に利用可能な計測技術
 
(1).各種検査・計測技術の概要
   a.画像、超音波、光ファイバー、電磁誘導など
 (2).検査・計測技術の詳解
   a.各種計測手法の原理および特徴

3.各種検査のための信号処理・データ処理
 
(1).検査における処理手順
 (2).フィルタリングおよび補正
 (3).データ処理手法
   a.ウェーブレット解析
   b.サポートベクトルマシン
   c.その他

4.検査・計測技術の応用事例1(点検・検査用ロボット)
 
(1).ロボット利用のメリット
   a.自動検査、届かない箇所の検査
 (2).点検ロボットに求められる要素
 (3).これまでに開発された各種点検用ロボット
 (4).近年の開発動向

5.検査・計測技術の応用事例2(移動ロボット)
 
(1).ロボットの機構(移動機構等)
 (2).位置検出、制御および通信

6.検査・計測技術の応用事例3(インフラ点検ロボット、市大の取り組み)
 
(1).橋梁検査ロボット・バイリム
 (2).パイプ外壁面移動ロボット・パグールス
 (3).コンクリート壁面移動ロボット・ホーネット
 (4).水中構造物点検ロボット・フォーカス

キーワード インフラ プラント設備 検査 計測 データ処理 ウェーブレット解析 サポートベクトルマシン  点検・検査用ロボット 移動ロボット
タグ 分析信号処理イメージセンサ検査信頼性試験・故障解析センサロボット設備電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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