溶射技術の基礎と耐高温・耐摩耗・腐食向上への応用とトラブル対策

〜 溶射の基礎、各種溶射法と溶射材料、溶射コーティングの応用とトラブル対策 〜

  • 溶射技術の基礎を修得し、耐食性向上やトラブル対策に活かすための講座
  • 各種溶射法や材料など溶射技術の基礎を学び、耐食性向上やトラブル対策に活かそう!

講師の言葉

 近年、機械、装置類の使用環境は、高温、摩耗、腐食など、非常に苛酷な状況になっている。溶射法は、そのような厳しい環境下にも耐えうる表面処理技術として注目を浴びている。そして溶射技術は、火力発電、航空機、船舶、鉄鋼構造物などいろいろな産業分野で、耐熱性、遮熱性、耐摩耗性、耐食性を付与する手段として製品に適用されるようになってきた。
 本セミナーでは、このような溶射法の基礎についてひととおり学習し、耐高温用溶射皮膜や防食溶射皮膜についての知識を深め、実際に溶射技術を設計に応用できることを目的として講義をします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年05月15日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・耐熱性、耐摩耗性、耐食性、耐エロージョン性等が求められる機械・工具やプラント設計技術者
予備知識 ・特に必要としません。基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・溶射技術の基本(溶射皮膜の形成機構、溶射材料、溶射装置等) ・耐摩耗性溶射皮膜の特性と応用 ・耐高温用溶射皮膜の特性と応用 ・防食用溶射皮膜の特性と応用
プログラム

1.はじめに
 (1).JISによる溶射の種類
   a.亜鉛、アルミニウムおよびその合金溶射
   b.肉盛溶射
   c.自溶合金溶射
   d.セラミック溶射
   e.サーメット溶射
 (2).溶射皮膜の形成過程
   a.温度分布と雰囲気との反応
   b.溶射層の生成
   c.溶射皮膜の構造
   d.溶射皮膜の成分変化

2.溶射法と溶射材料
 
(1).各種溶射法
   a.アーク溶射法
   b.溶線式フレーム溶射法
   c.粉末式フレーム溶射法
   d.高速フレーム溶射法
   e.プラズマ溶射法
   f.その他の溶射法
 (2).溶射材料
   a.金属粉末
   b.金属線
 (3).各種粉末製法
   a.各種製法による粉末形態とX線回折図形

3.溶射皮膜の特性と応用・トラブル対策
 (1).耐摩耗性溶射皮膜
   a.耐摩耗性溶射皮膜
   b.耐エロージョン皮膜
 (2).耐高温用溶射皮膜
  a.耐溶融金属溶射皮膜
  b.耐高温腐食皮膜
 (3).防食溶射皮膜
   a.溶射皮膜における腐食のメカニズムとトラブル対策
   b.防錆溶射・防食溶射皮膜
   c.亜鉛溶射皮膜
   d.アルミニウムおよびアルミニウム合金溶射皮膜
   e.耐食溶射皮膜
   d.高温酸化防止皮膜
 
(4).トラブル対策
   

キーワード 溶射 合金溶射 肉盛溶射 自溶合金溶射 セラミック溶射 サーメット溶射 アーク溶射法 溶線式フレーム溶射法 粉末式フレーム溶射法 プラズマ溶射法
タグ 金属表面処理・めっき機械腐食・防食溶射
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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