コスト低減、高精度化を実現するためのプレス成形の基礎とトラブル対策

〜 プレス機械とプレス成形、金属材料・塑性力学・有限要素法による予測、せん断加工・板材成形のトラブル対策 〜

  • プレス成形の基礎から金属材料、塑性力学、有限要素法シミュレーションまでを学び、高度な成形技術に活かすための講座
  • プレス成形の特性、金属材料の性質、塑性力学、コンピュータシミュレーションの活用法を学び、様々なトラブル対策に応用しよう!

講師の言葉

 最近の金属板材のプレス成形は、コスト低減や高精度が求められるだけでなく、難加工材の高い成形限界が求められるようになってきており、様々なトラブルが発生している。それらを解決するためには加工する材料の特性や変形メカニズム、塑性力学などの基礎知識が必要である。さらに複雑な形状の成形にはコンピュータシミュレーションの活用が有効である。
 本講座ではプレス成形でのトラブル解決やコスト低減、高精度化、高成形性を達成するために理解しておく必要がある事柄について説明する。現場での加工はケースバイケースであり、一般的な事例だけでは応用できないことも多いため、それぞれの受講者が総合的に考えて解決策が見いだせるように、プレス機械の特性、金属材料の性質、塑性力学、コンピュータシミュレーションの基礎を学ぶ。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年04月21日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・自動車部品や電器部品などの加工に関連した部門 ・板金加工に関連した技術者、設計者 ・金属の塑性加工に関連した技術者
予備知識 ・特に必要がないように基礎からわかりやすく説明します
修得知識 ・金属材料の基本特性、評価技術 ・塑性加工のコンピュータシミュレーションを活用するための基礎知識 ・プレス加工における変形と不良対策の基礎知識
プログラム

1.はじめに

2.プレス機械、プレス成形の基礎
 (1).油圧プレス
 (2).機械プレス
 (3).スクリュープレス
 (4).サーボプレス

3.金属材料
 
(1).金属材料の一般的性質
   a.結晶構造
   b.ミラー指数
   c.すべり系
   d.転位
   e.材料強化機構
   f.回復と再結晶
 (2).材料試験方法
   a.引張試験
   b.深絞り試験
   c.エリクセン試験
   d.コニカルカップ試験
   e.穴広げ試験
   f.曲げ試験
   g.スクライブドサークルテスト
   h.成形限界線図

4.塑性力学
 
(1).応力とひずみ
 (2).降伏条件
 (3).スプリングバック

5.せん断加工の基礎とトラブル対策

6.板材成形の基礎とトラブル対策
 
(1).曲げ加工
 (2).深絞り加工
 (3).張出し加工

7.有限要素法
 
(1).基本的な考え方
 (2).直接得られる情報
 (3).有限要素法を応用して予測できる情報
   a.材料破断(割れ)
   b.金型寿命
   c.材質
   d.加工メカニズム

8.おわりに

キーワード プレス成形 プレス機械 金属材料 塑性力学 せん断加工 板材成形 サーボプレス  スプリングバック 有限要素法 曲げ加工 張出し加工 深絞り加工
タグ プレス金型金属金属加工金属材料材料射出成形成形加工機械要素
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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