電力回生技術の基礎とその活用事例

〜モータ・インバータ・系統・蓄電装置などの要素技術と交通システムにおける電力回生技術の 事例・今後の展望〜 

・省エネ効果が期待される回生技術について、鉄道・電気自動車等での事例を交えて解説する講座
・電力回生技術について、基礎からモータ、インバータなどの要素技術までをわかりやすく解説!
・鉄道、電気自動車(ハイブリッド車)等における活用事例やソフトウェアも含めた関連技術までを詳しく紹介!

講師の言葉

 本講義で取り上げる電力回生技術は、電気鉄道で長年の実績を積んでいる他、近年ではハイブリッド自動車等でも利用され、現代の交通・搬送システムが当然備えているべき技術の一つと言えましょう。
 電力回生の効用としてまず期待されるのは省エネ技術ですが、その実現にはモータやインバータなどの様々な要素技術が必要で、また、未だ完全には解決されていない問題点もあります。
 本講義では省エネだけに止まらない電力回生の目的、幅広い要素技術を説明した後、電気鉄道を主な例に実際の電力回生技術を学びます。さらに、電力回生技術だけでなく、ソフトウェアも含めた関連技術を含めて交通・搬送システムの将来展望についても説明を行います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年03月16日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・鉄道、自動車、工機等の交通・搬送システムに関する業務や研究に従事する電気系あるいはメカトロニクス系のエンジニアの方 (各種輸送機器、工機・建機、電気電子、パワーエレクトロニクス、メカトロニクス、エネルギーマネジメントなどに関わる技術者・研究者の方、またはこれから回生技術を学び、機器への開発を検討している技術者・研究者の方)
予備知識 ・大学学部程度の電気工学の基礎知識。具体的には電気回路、電気機器学、制御工学などの知識があることが望ましい。
修得知識 ・電力回生の意義、要素技術を理解する ・電気鉄道等の実例を通して電力回生への期待と問題点を理解する ・電力回生を利用した交通・搬送システムの将来像を理解する
プログラム

1.電力回生とは
  (1). 理論面からみた電力回生の要件
  (2). 電力回生のニーズと目的
  (3). 歴史 〜 鉄道における古の電力回生技術から

2.電力回生の鍵を握る要素技術
  (1). 電動機(モータ)
  (2). 電力変換回路(インバータ等)
  (3). 電源(系統等)
  (4). 蓄電装置

3.電力回生の先駆者,鉄道に学ぶ技術とその課題
  (1). 鉄道車両の特性
  (2). 電力供給(き電)回路の特性
  (3). 現在も根本的に解決されていない課題

4.その他の電力回生技術事例
  (1). 電気自動車(ハイブリッド車含む)
  (2). エレベータ
  (3). その他

5.今後の展望
  (1). エネルギーマネジメントとしての電力回生
      a. 蓄電装置の普及
      b. 車両の走り方まで考えたマネジメント
  (2). 未来の交通システム像

キーワード 電力回生 回生エネルギー 電動機 モータ インバータ 蓄電 電気自動車 ハイブリッド車 エネルギーマネジメント 電力供給 
タグ モータ自動車・輸送機電気
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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