わかりやすい技術文書の基礎と作成実践講座 〜演習付〜

〜 わかりやすい技術文書の持つ特徴、技術文書に適用される規格や規定、未然にトラブルを防ぐ方法、厳密な説明と理解しやすい説明の対比 〜

事例を多く取り上げ、実務ですぐに役立つよう指導、解説する特別講座

わかりやすい技術文書の特徴を理解し、顧客や関係者を満足させる文書の作成に活かそう!

講師が丁寧に添削指導いたします

技術文章についての留意点やポイントも解説いたします

講師の言葉

 現代は製品の機能説明書を初めとして、技術者の書いた文書が商品となる時代です。『読んでもらってはじめて価値が出る』にもかかわらず、『事実を簡潔に、読み手の立場に立って書く』という一見基本的なこの作業は、実際に取り組んでみると難しいことでもあります。
 本講座は、技術文書の書き方を基本から始め、作成要領を体得するとともに、例文の添削や作成の演習を通じて理解を深めるように構成されています。
 技術文書を作成するときに目次をしっかり作る必要はありません。目次は後から付いて来ると考えて、先ずは大まかに書きたいこと、書かねばならないことを集めるようにします。
 本講座では特殊な技術文書として見積仕様書も取り上げます。見積仕様書の様式、また見積仕様書とカタログとは基本的に異なること等を理解していただけます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年02月05日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・社外・社内に報告書や論文を発表する技術部門(研究・開発・設計・製造)の担当者の方
予備知識 ・特に予備知識は必要ありません。演習問題では一般的な文章の作成法も含めてその場で添削指導します
修得知識 ・技術文書の構成法、文書を作成する途上でのコンピュータファイルの管理法、わかりやすい技術文書の持つ特徴、技術文書に適用される規格、未然にトラブルを防ぐ方法、厳密な説明と理解しやすい説明の対比、等を習得していただけます。
プログラム

1.はじめに
  (1).全体の構成と考え方の手順・・・最初に作るのは目次ではない
  (2).『わかりやすい』とは何か

2.技術文書の基礎
  (1).読む人の立場に立って、厳密に、簡潔に書くこと
  (2).読み返されないようにすること

3.技術文書を作成するにあたって考慮すべき規格や規定の概要

4.『技術者の文章』の落し穴、トラブルを未然に防止すること
  (1).必要以上に細かい記述になっていないか?
  (2).関係先に迷惑をかけないか?

5.『技術文章』作成べからず集
  (1).図表や数式に説明させない、文章だけで理解出来ること
  (2).長い文章を書かない

6.技術文章の構成
  ・技術文書で最も重要なことは『技術のフィロソフィー』
   (技術的思想)を伝えること。スペックと能書きの羅列では言いたいことがわからない

7.技術文書と特許明細書・・・作成した技術文書を特許明細書に流用する
  (1).特許明細書は技術論文の一種である
  (2).技術論文を特許明細書に流用した具体例

8.技術文書の厳密さとわかりやすさとのトレードオフ
  ・・・・わかりやすさは設定した条件によって変わる

9.見積仕様書・・・特殊な技術文書の例

10.『書き言葉力』診断

11.『技術文書の作成方法』演習問題

キーワード 技術文書 技術文章 フィロソフィー 特許明細書 わかりやすさ 見積仕様書 書き言葉力
タグ ヒューマンスキル企画書・提案書文章の書き方説明書・マニュアル仕様書・要件定義
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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