材料力学・破壊力学の基礎と破損解析による強度設計への応用〜デモ・演習付〜

〜 材料工学と疲労破壊メカニズム、破損解析技術と事例、フラクトグラィ、疲労強度設計への活かし方と留意点 〜

疲労をターゲットにその強度設計に必要な材料力学、破壊力学を学ぶ講座

機械、器機の軽量化、長寿命化、高信頼性化に向けた強度設計と欠陥評価、事故解析技術を修得し重大事故を未然防止しよう!

講師の言葉

ものづくり企業は、社会に役立ついろいろな機能を有する製品を提供し顧客に満足して頂きその対価として利益を得ている。しかし、同時に提供した製品が事故等で顧客 ・社会に迷惑を掛けないという社会的使命をも担っている。
 企業の技術者の業務はこの両者をうまく両立させることに重きを置いてきた。しかし現実には、トレーラハブ の疲労破損、原子炉シュラウドの応力腐食割れ、エレベータ暴走、航空機スラットボ ルト脱落による火災事故、蒸気タービン翼破損、ジェットコースタ車軸破損、湯沸か し器はんだ部断線、トンネル天井板崩落事故・・・と絶え間なく起こる事故は社会問題となってきている。
 本講座は特に破損事例の多い疲労をターゲットに、その強度設計に必要な材料力学、材料工学、破壊力学、あるいは品質保証・事故対策に必要な欠陥評価・事故解析技術、さらにはこれらを統合しシステム化したCAD/CAE一気通貫設計ツール等を解説する。
 また講義では初心者にもよく理解していただけるように分かりやすい事例を中心に解説する。 機械・機器の軽量化、長寿命化、高信頼化に向けて強度設計、品質保証、保全に関わる技術者に聞いていただきたい講座である

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年03月03日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・機械・構造物の強度設計、開発設計、生産技術、品質保証、保全に関わるすべての技術者 ・強度解析、構造解析に関わる研究者の方
予備知識 ・特に必要としません ・材料力学、破壊力学、接触解析等については講義で解説します
修得知識 ・疲労強度、破壊力学、局部応力評価法、事故解析
プログラム

1.事故例に基づく疲労強度設計概論 

2.材料力学と破壊力学
  (1).棒・梁の応力 
  (2).棒・梁の変形 
  (3).応力集中と破壊力学
  (4).座屈
  (5).材料力学モデルと実構造 

3.材料工学と疲労メカニズム
  (1).S-N曲線 
  (2).疲労破壊の機構 
  (3).応力集中部位の疲労        
  (4).腐食疲労 

4.機械部品の強度設計技術
  (1).高速回転軸
     ・応力集中
     ・フレッティング 
  (2).ねじ締結部

5.機械部品の破損解析技術

6.破損の種類と特徴
  (1).破損部位
  (2).破損現象
  (3).破損要因

7.破損事故解析法
  (1).破損解析の手順
  (2).破損解析の手法

8.フラクトグラフィ(破面解析)

9.破損解析結果の強度設計への応用

10.CAD/CAE一貫設計
 
11.まとめと質疑応答、演習

キーワード 疲労強度設計 材料力学モデルと実構造 疲労メカニズム 疲労強度設計 破損解析技術 破損要因 フラクトグラフィ
タグ 材料強度設計構造物
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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