製品開発の多様性と効率化を生み出す3次元データの活用法および問題解決事例 〜デモ付〜

〜3次元データによる商品開発プロセスの革新、品質向上と効率化のポイント、バリューチェーンに幅広く活用した事例〜

2次元データの置き換えではなく、多種のバリエーション対応で効果をあげるパラメトリック開発の実践事例を解説する講座

・デジタルデータを駆使して製品開発に大きな効果をあげている方が実際の苦労した点やノウハウを公開する特別セミナー!

・3次元開発への移行、推進のためのポイントと事例を、一般的な作り込み型とパラメトリック型に分類し、具体例にて解説します
・3次元データのバリューチェーン(企画〜販売まで)に活用するポイントと事例も分かりやすく解説します
・3次元技術の特徴を学ぶとともに、できる限り受講者の課題もディスカッションしていきます

講師の言葉

 デジタルエンジニアリングにおいて、およそ30年前からデータを用いた開発プロセスの革新が起こっています。
 手書きの図面から2DCADへの移行は、コピーや数値計算での効率を格段に向上しました。次に、2DCADから3DCAD化において、3次元データでの解析や3次元レイアウトの面で、2次元では行えなかった解法を導き出し、多くの企業が3次元開発での移行を行ってきています。しかしながら、多くの企業が、解析、レイアウトでの効率化に留まっており、2次元開発を単に3次元に置き換えただけで、本来の3次元開発による効果を引き出せていないように思われます。
 本講座では、3次元開発による開発手法を大きく
 1.解析、レイアウトで効果が出やすい”一般的な作り込み型”と
 2.多種のバリエーション対応で効果が出る”パラメトリック型”
に分類するとともに、1においては、単なる2次元開発の置き換えではなく、3次元での効果を最大限に出す開発のバリューチェーン(企画、デザイン、設計、金、生産、販売)に活用するためのポイントと2においては、一般的な作り込み型との違いと、3次元データの特性を活かした数値をパラメトリックで駆動させてバリエーションに対応させた開発手法と徹底した自動化のためのポイントを具体的な事例をもとに解説します。
 また、一言で3次元と言っても、サーフェース、ソリッド、CG等、データの構造、生成方法、メリットデメリットがありそれぞれの特徴をデモを交えて解説します。
 加えて、3次元開発の展開版として、重要になってくるPDM(Product Data Management)のシステムを構築していく際のポイントとその他、3次元データにおける現状の展開事例を解説します。
 できれば、受講者の課題をその場でヒアリングし、一方的な講義ではなくディスカッション、デモを交えて進行していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月14日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・商品開発プロセスの革新を推進されている企業の、設計・解析・シミュレーション・生産技術・IT部門の方 ・組織横断的な3次元データの活用推進担当者
予備知識 ・特に必要としません。わかりやすく解説します
修得知識 ・本講義を通じて、3次元データをフルに活用した商品開発プロセス革新に必要な   1.革新の視点と、具体的手法選択   2.横断的に展開するための手法   3.推進方法の押さえるべきポイント を修得することができます
プログラム

1.3次元商品開発の現状
 (1). 主な課題とヒアリング

2. 3次元活用の商品開発
 (1). 一般的作り込み型商品開発(曲面、解析が特徴で、車や家電で用いられるもの)
     a.商品開発の流れ
     b.デジタルものづくりとは
     c.デザインでの活用とサーフェースの再現
     d.設計段階での活用と電気系との連携
     e.金型設計段階での活用と要件チェック
     f.販売促進への3次次元CG
     g.3次元コンカレント支援組織による手法
     h.主たる効果
     i.ディスカッション
 (2). パラメトリック駆動型商品開発(数値変化により多種のバリエーションに変化するもの)
     a.作り込み型との大きな違い
     b.パラメトリック駆動型が有効な商品開発
     c.パラメトリックによる開発効率化
     d.よくある流れと狙う姿
     e.パラメータモデルとは
     f.マルチCADでのPDMとは
     g.要件定義の必要性
     h.販売WEBに連携させた事例
     i.ディスカッション

3. 3次元の特徴(データ形式とソフトの特徴)
 (1). 3DCADと3DCGの違い
     a.3DCAD
       ・サーフェースモデラーとソリッドモデラーの違い
       ・デモ(3DCAD)
     b.3DCG
       ・主なCGソフト
       ・デモ(3DCG)
     c.3次元スキャナー
       ・種類と特徴
       ・データの構造(点群)
       ・リバースエンジニアリング
 (2). ディスカッション

4. PDMについて
  (1). PDMでのデータ一元管理
  (2). グローバルでの商品開発
  (3). 高速データ転送技術
  (4). サーバー仮想化によるPDMのBCP対策
  (5). ディスカッション

5. その他の3次元の活用
  (1). ARへの応用
  (2). BIM(建築の3次元化)との関係

キーワード 3次元商品開発 設計効率化 業務プロセス革新 3次元CG 3次元データ活用 3次元スキャナー リバースエンジニアリング サーフェース パラメータモデル PDM AR BIM
タグ 業務改善商品開発シミュレーション・解析デザイン設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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