生産スケジューリングの基礎とリードタイム短縮のポイント 〜デモ付〜

〜 納期と在庫・生産スケジューリング・リードタイム短縮・需給調整法 〜

  • 大手エンジニアリング企業でのプロジェクト経験と確かな理論に基づく解説が、メーカーの方にも好評な講座!
  • スケジューリングの基礎から書籍では得にくい定石まで学び、在庫問題、納期遅れの問題解決やJIT実現に活かそう!

講師の言葉

 「リードタイムを短縮して、納期対応能力を向上したいと思いませんか? まったく同じ製品を作る場合でも、顧客からの注文から納入までのリードタイムは、個別受注生産・繰返し受注生産・受注組立生産・見込生産の形態によって異なります。在庫を持てば、納入リードタイムは短くなりますが、在庫として寝ている期間が増えるため、製造全体のリードタイムは長くなる−−リードタイム短縮と在庫削減は、いわばトレードオフの関係です。
 本講座では、コスト・品質と並んで競争力の三大要素である「時間」(納期)に焦点を当て、納期遅れを防止するための基本を学びます。生産活動の全体を「生産システム」という視点でとらえ直すことにより、今日の課題に対応できる定石と考え方を理解します。」

■講師プロフィール
大手エンジニアリング企業にて海外案件を含め多くのプロジェクト管理に携わる。生産管理やプロジェクトマネジメントについて考察した「タイムマネジメントの日誌」は、生産計画に関わる多くの読者を持つ。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年02月19日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 製造業の製造・生産管理・生産技術・設計担当者、購買担当者などで基礎事項から学びたい方
予備知識 特に必要ありません
修得知識 製造業の基本的生産形態、ジャスト・イン・タイム生産の意義、リードタイムと在庫の関係、生産スケジューリングの手順、生産スケジューラの役割、リードタイムの短縮法 など
プログラム

はじめに:なぜ納期遅れが起こるのか?
  (1). 納期遅れの原因を分類すると
  (2). 問題解決:最初は必ず『品質』から
  (3). 問題解決:次に、『在庫』を活用する
  (4). 問題解決:それから、『生産性』を上げる

1. 納期と在庫のバランスを考える
   〜 リードタイムと在庫の理論 〜
  (1). 生産の「PQ分析」
  (2). 在庫の意味
  (3). 在庫理論の基本

2. 生産形態を理解する
  (1). 製造業の4つの生産形態
  (2). 繰返し受注生産の問題
  (3). 受注生産と見込生産の混在

3. リードタイムは何で決まるか
   〜 スケジューリングの基礎知識 〜
  (1). リードタイムとは何か
  (2). 生産リードタイムの計算
  (3). グループ演習:生産リードタイムをもとめる
  (4). カップリング・ポイント
  (5). 納入リードタイム(デリバリー)の設計
  (6). グループ演習:デリバリー設計

4. 生産計画のサイクルを作る
   〜 「プッシュ」と「プル」にまつわる誤解 〜
  (1). 生産計画のステップ
    a. 基準生産計画(MPS)
    b. 部品表(BOM)
    c. 工程展開(タスクの洗い出し)
    d. スケジュールの立案
    e. 製造オーダーの作成と差立て
  (2). プッシュ型とプル型の製造指示方式
  (3). あなたの会社にトヨタ生産システムが向かない理由

5. 納期遅れを解決する
   〜 リードタイムの短縮方法 〜
  (1). ボトルネック工程をみつける
  (2). 生産側でのリードタイム解決方法
  (3). 生産スケジューラ(APS)の機能と利用

6. あたらない需要予測とつき合う

   〜 生産と販売の連携 〜
  (1). MPSを軸にした需給調整法
  (2). 生産座席予約による需給調整法
  (3). 計画のサイクルを短縮する

おわりに:「サプライチェーン」を理解する
  (1). サプライチェーンの姿を考える
  (2). 供給力は『生産システム』の能力
  (3). マネジメントには「テクノロジー」が存在する

※復習に役立つ講師執筆の書籍を配布いたします

キーワード リードタイム JIT生産 生産計画 受注生産 在庫削減 ASP BOM デリバリー設計 トヨタ式生産管理 SCM 納期管理
タグ 生産管理
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日