CFD(数値流体力学)の基礎と数値シミュレーションによる解析手法および活用例

〜 数値流体力学の基礎と物理的意味、CFDの利用方法と注意点、数値シミュレーションのノウハウとその活用法 〜

  • 数値流体力学の基礎や数値シミュレーションのよりよい解を得るためのノウハウや活用法を学ぶ講座
  • 数値流体力学の利用方法や注意点、数値シミュレーション解析とその応用例を学び、製品開発に役立てよう!

講師の言葉

 単相流の数値シミュレーションは、汎用ソフトが多数存在するように、比較的完成された技術となっている。様々な産業・技術分野において、単相流の数値シミュレーションが活用されるようになっていることは周知の事実であろう。しかし、混相流は理解することが難しい現象を数多く含んでおり、流体力学の中でも研究が進んでいない分野である。このため、混相流の数値シミュレーションは、モデル化が困難な場合が多く、実用化が遅れている。
 本講座では、混相流の数値シミュレーションに焦点を当て、各種現象を理解するとともに、混相流シミュレーションの現状を平易に解説する。
 まず、単相流と混相流の支配方程式を紹介し、物理的な意味を説明する。次いで、数値シミュレーションの基礎技術として、支配方程式の離散化手法と計算アルゴリズムを解説する。また、数値シミュレーション上の注意点を紹介し、より良い解を得るためのノウハウを説明する。最後に、混相流シミュレーションの実例を紹介し、混相流シミュレーション技術の現状を解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月19日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・流体(単相流・混相流)の数値シミュレーションに関する初学者の方 ・航空宇宙、自動車・列車、タービン・空調、配管等、流体に関連する製品や技術開発に携わっている方
予備知識 ・初歩的な流体力学の知識があれば理解が深まります
修得知識 ・流体現象、特に混相流の数値計算原理、計算手法の概要、計算上のノウハウ、解析例が修得できます
プログラム

1.流体力学・混相流の基礎
 
(1).単相流の支配方程式と物理的意味
 (2).混相流の支配方程式と物理的意味
   a.固気混相流
   b.固液混相流
   c.気液混相流
   d.三相流

2.数値シミュレーションの基礎
 (1).支配方程式の離散化手法
 (2).計算アルゴリズム
 (3).混相流における物理モデル
 (4).混相流シミュレーションのノウハウ

3.CFDの利用方法と注意点
 (1).フローパターン設計
 (2).性能予測
 (3).最適化
 (4).特許支援
 (5).現象解明
 (6).最先端のCFD活用事例

4.活用事例
 
(1).圧縮機翼の電気化学加工プロセス
 (2).サンドエロ―ジョン現象
 (3).溶融液滴の付着現象
 (4).ターボ機械における着氷現象

キーワード  CFD 流体力学 単相流 混相流 フローパターン設計  数値シミュレーション  サンドエロ―ジョン現象 
タグ 最適化・応力解析流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日