複合材料(CFRP)の基礎と耐熱・耐衝撃・再融着性向上への応用

〜 CFRPの特性、金属材料との比較、非破壊検査法と評価、低コスト成型と検査技術 〜

  • CFRPの成型法や評価法を学び、製品開発に活かす講座
  • CFRPの基本特性、構造適用分野、非破壊検査法、リサイクルまでを学び、金属部材の代替や成形時間短縮に役立てよう!

講師の言葉

 複合材料の歴史をふまえて、CFRPが航空機構造部材に何故?多く適用されるようになったか、本当に「軽くて強い」のか?などの疑問も含めて、成型法や各種特性評価試験方法、非破壊検査方法の適用例と結果、その評価法も解説する。
 また、強化材の炭素繊維なども含めた特性と母材(マトリクス)との組み合わせによる耐熱性、耐衝撃性、再融着性の向上実績を解説する。CFRP各種非破壊検査法の現状と比較、今後の発展方向も紹介してリサイクル技術や処理技術に関しての方向性を示したいと考える。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・複合材料に興味を持っている技術者 ・非破壊検査に興味を持っている技術者 ・金属部材代替としてCFRP部材適用を考えている部門の方 ・軽量構造による省エネを考えている部門の方 ・CFRP非破壊検査技術の向上を考えている部門の方 ・低コスト成型CFRP部材の適用を考えている部門の方 ・CFRPのリサイクル、処理に興味を持つ部門の方
予備知識 ・特に必要としない。基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・複合材料の基礎知識 ・FRPの基本特性 ・CFRPの強度特性を理解したうえでの構造分野適用 ・各種非破壊検査法の基礎知識 ・CFRP部材への非破壊検査適用 ・低コスト検査技術の必要性と開発方向
プログラム

1.複合材料(Composite)の概要
 
(1).歴史
 (2).CompositeとHybrid
 (3).航空機・宇宙機構造部材への適用
 (4).レジャー用品・自動車・船舶・車両への適用
 (5).金属部材と複合材部材の比較

2.繊維強化複合材料(Fiber Reinforced Plastics )
 
(1).GFRP
 (2).CFRP
 (2).ArFRP
 (4).SiCFRP
 (5).BFRP

3.CFRPの特性(金属材料との比較)

4.CFRPの耐熱・耐衝撃・再融着性向上
 
(1).熱硬化樹脂と熱可塑樹脂
 (2).高温環境に適応する樹脂特性
 (3).せん断剛性による耐衝撃向上
 (4).CFクロス積層とステッチング加工によるはく離進展抑制
 (5).熱可塑樹脂の再融着特性評価

5.CFRPの損傷形態
 
(1).静的特性
 (2).動的特性
 (3).温度特性

6.CFRPの非破壊検査法と評価
 
(1).超音波探傷
 (2).X線CT検査
 (3).軟X線透過探傷
 (4).サーモグラフィ検査
 (5).渦流探傷
 (6).AE、光ファイバ計測

7.低コスト成型CFRPと低コスト検査技術
 
(1).VaRTM成型CFRP
  (2).簡便で安価な非破壊検査法

8.まとめ

キーワード 複合材料 GFRP CFRP ArFRP SiCFRP BFRP 非破壊検査法 超音波探傷      X線CT検査 サーモグラフィ検査 渦流探傷
タグ 化学工学化学物質高分子非破壊検査材料樹脂・フィルム成形加工複合素材
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日