摩擦・摩耗のメカニズムと低摩耗技術およびAEセンシングの応用 <オンラインセミナー>
~ 摩耗の種類と摩耗粉の生成機構、摩擦・摩耗過程の動画観察、凝着摩耗の摩耗低減対策、AEセンシングを用いたトライボロジー診断・評価 ~
・複雑な摩擦・摩耗現象のもっとも基となる基礎的なメカニズムを視覚的に理解して、長寿命で高性能な製品開発へ応用するための講座
・摩擦・摩耗の基礎からトライボロジーの高精度計測に有効なアコースティックエミッション(AE)センシングの基礎と応用まで修得し、機械損傷の未然防止や製品開発に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
(第1部)
機械の運転において、トライボロジーの問題、とくに摩擦・摩耗の問題はいろいろな所に存在します。摩擦を制御し、摩耗を抑制したい、焼けつきを防ぎたい、潤滑を効率よくしたい、機械の寿命を延ばしたいなど、問題の領域も実に広くその対応は大変難しいものです。しかしながら,摩擦・摩耗に関わる現象を理解するためには、多くの事実の認識が必要になります。摩擦や摩耗はそれを取り巻く雰囲気物質や運転条件によって同じ材料でもまったく異なる特性を示します。
本セミナーでは、こうした複雑な摩擦・摩耗現象のもっとも基となる基礎的なメカニズムを理解し、実際の摩擦面を“in-situ”観察によって、動画で摩擦・摩耗現象を直接見ることができます。また、摩耗低減技術は摩擦材料と摩擦条件の選択からをどうするのか、あるいは摩擦・摩耗試験はどのようにするのかなどについて解説します。
(第2部)
動的機械の不具合の多くは,機械摺動面・軸受で起こるトライボロジー現象(摩擦・摩耗・潤滑)が関わっています.その機械摺動面・軸受の摩擦界面で何が起こっているかを理解することはとても重要であり,適切な診断・評価と対策を行うことで機械システムの致命的な損傷を避けることができます。
本講座では、トライボロジーの基礎事項から摩擦界面で起こるトライボロジー現象をひも解き、摩擦界面の状態を高精度に計測および診断・評価するための基礎知識および診断・評価事例などについて視覚的にできる限り解りやすく解説します。
特に、トライボロジーの高精度計測に有効なアコースティックエミッション(AE)センシングの基礎と応用についてもAE計測の多数の事例を交えながら解説します。
本講座を通じて、トライボロジー分野における問題解決と改善、商品開発などに役立つ情報を提供できればと考えております。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年05月12日(火) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料 |
| 受講対象者 |
・摩擦・摩耗などのトライボロジーの基礎知識を得たい、基礎現象を知りたい、あるいは、トライボロジーの問題で困っている摩擦・摩耗試験を予定している技術者・研究者の方
・トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑に関わる科学技術)初学者の方
・AE技術に関心のある方
・設備診断や機械診断、加工状態監視などに関わっている方
・これからAE技術の応用を検討している技術者・開発者の方 |
| 予備知識 |
・難解な数式などは用いませんので、特別な知識は必要ありません
・材料表面の物理化学的な性質を含めたトライボロジー現象の把握を中心にセミナーを進めます |
| 修得知識 |
・摩擦・摩耗に関する基礎知識、さらに機械の運転において起こるトライボロジー現象の理解
・また、この知識をもとに、機械の寿命の改善やメンテナンスに役立つ知識
・トライボロジーに関する基礎知識
・AEの原理や特性などの基礎知識
・評価対象に合わせたAEセンサの選定とAE計測系の構築ができる
・取得したAE信号の分析と解釈ができる |
| プログラム |
(第1部)摩擦・摩耗のメカニズムと低摩耗技術および応用
1.トライボロジーの基礎
(1).工業技術でトライボロジーはなぜ必要か
(2).材料表面の性質、表面物性とトライボロジー現象
2.摩擦の基礎
(1).摩擦の法則とメカニズムの基礎
(2).摩擦の制御(雰囲気物質の作用および潤滑)
3.摩耗の種類と摩耗粉の生成機構(摩耗のメカニズム)
(1).摩耗の発生原因と摩耗の種類
(2).アブレシブ摩耗
a.アブレシブ摩耗の摩耗機構
b.アブレシブ摩耗の対策
(3).凝着摩耗(シビア摩耗とマイルド摩耗の違い)
4.摩耗発生の起源と摩擦・摩耗過程の動画観察(目で見る摩耗過程)
:摩耗はどこから始まるのか
(1).摩擦による材料表面の変化と表面直下の結晶組織の動的観察
(2).摩耗粉が発生する過程の動画による “In-situ” 直接観察
(3).摩耗発生の起源とナノ粒子の生成(摩耗の素過程)
5.凝着摩耗の摩耗理論と摩耗を決める因子および摩耗低減対策
(1).摩耗を決める因子(雰囲気物質の作用、摩擦条件の影響)
(2).凝着摩耗のメカニズムから導かれる摩耗式
(3).摩擦面間凝着力と摩耗量との関係
(4).摩耗に起因する現象:摩擦面の焼けつきなど
(5).凝着摩耗の摩耗低減対策
a.金属材料における低摩耗の組み合わせ条件
b.摩擦条件による摩耗の増減変化からみる低摩耗の条件
c.摩擦材料による摩耗の対策
6.その他の摩耗
(1).表面疲労
(2).フレッチング など
7.摩擦摩耗の試験法、解析法と摩耗の検知・評価
(第2部)トライボロジーのメカニズムとAEセンシングによる高精度計測技術とその応用
1.トライボロジーの計測および診断・評価技術
(1).トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)の基礎
(2).機械の摩耗・損傷形態
(3).試験・計測技術と診断・評価事例
2.アコースティックエミッション(AE)センシングによる計測および診断・評価
(1).AE計測の歴史と現状
(2).AEセンシングの特徴と応用分野
(3).AEセンシングの基礎
a.AEセンサの選定と取付け
b.AE評価パラメータと解析手法
(4).AE評価パラメータと変形・破壊現象の関係
(5).AEセンシングを用いたトライボロジー診断・評価
a.転がり軸受の寿命診断
b.すべり軸受の焼け付き予知
c.切削加工における刃具損傷予知と状態監視
d.実機搭載のための計測システム
(6).その他の実機診断・評価へのAE技術適用事例
3.まとめ
4.質疑応答・総合討論
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| キーワード |
摩擦・摩耗 トライボロジー アブレシブ摩耗 凝着摩耗 In-situ直接観察 摩耗の素過程 凝着摩耗摩耗低減対策 焼けつき 表面疲労 フレッチング AEセンシング 転がり軸受 すべり軸受 |
| タグ |
AI・機械学習、センサ、金属加工、トライボロジー、金属材料、表面処理・めっき、機械、軸受け |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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