アルミニウム合金の溶解・鋳造・凝固技術と鋳造欠陥対策のポイント <オンラインセミナー>

~ 溶解プロセス、連続鋳造技術に伴う課題と対策、偏析現象と防止対策、アルミニウム合金ダイカスト法と製品欠陥対策、セミソリッド鋳造法と課題対策 ~

・製品の軽量化、高機能化に優れたアルミニウム鋳造技術の広範なプロセス技術と課題対策を修得し、高品質な製品開発に応用するための講座
・アルミニウムの溶解や凝固の生成メカニズムが映像を通して理解でき、鋳造欠陥対策およびトラブル対策、高品質化に活かすための特別セミナー!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 「水は方円の器に従う」と言う中国の故事がある。これは、「水が四角い器には四角に、丸い器に入れば丸くなるように、器の形状に従って流れ込んでゆく」ことから、「人は周囲の環境や交友関係により影響を受ける」との意味に解されている。この故事は鋳造の面から言えば、溶けた金属(溶湯)が方円の器すなわち鋳型の隅々まで流れ込んで完全に充填されて目的の形を作ることができる理想的なことを表している。しかしながら、現実の鋳造では完全な形状の製品を作るには多くの課題が存在する。すなわち、水と異なって、溶けた金属(溶湯)は鋳型内を流れる際に温度の低下による“凝固”が起こるからである。また、鋳型は複雑な形状であるため、溶湯の流動が妨げられ、さらに異なった材質からできている鋳型との反応も起こる。
 この講義では軽金属材料のうち、製品の軽量化、機能性に優れ、かつ資源のリサイクルの観点からも有用なアルミニウム合金について、溶解・鋳造・凝固に関する事項を以下に示したような各方面から取り上げ、平易に解説するとともに問題点についても言及する。
とくに同講師が溶解から凝固までを顕微鏡を通して動的に観察した結果をDVDにて示すとともに、アルミニウムの鋳造に応用した結果に注目されたい。
 受講された皆さんが本講座を仕事へのフィードバックに活用されますことを期待致します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年04月06日(月) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・アルミニウムの製造に携わる技術者、設計・開発担当者
・アルミニウムの溶解・鋳造・凝固に関心のある方
・自動車、航空機、車両、建築・土木、船舶、電気機器など関連企業の方
予備知識 ・平易な講義を行いますので、アルミニウムの特性および製造について学ぶことに興味のある方であれば、予備知識は不要です
修得知識 ・アルミニウムの溶湯特性、鋳造・凝固プロセス、用途などの基礎知識
・応用として広範な製造プロセスの知識
・鋳造欠陥のメカニズムと対策
プログラム

1.アルミニウムの性質と特徴
  (1).アルミニウムの長所・短所
    a.板、ビレット、異形型材、パイプなどの塑性加工に使用されるアルミニウム合金の持つべき性質と添加される元素の特徴
    b.鋳物製造のための鋳造用アルミニウム合金の持つべき性質と添加される元素の特徴
    c.高圧、高速で金型に鋳造して製品にするためのダイカスト用アルミニウム合金の特徴と性質

2.アルミニウム合金の溶解プロセスと発生する問題点と対策
  (1).溶湯の酸化はなぜ起こるのか
    a.それらは介在物として溶湯中に存在
      ・酸化防止策と介在物除去法
  (2).アルミニウムは水素ガスを吸収する
    a.ガス吸収対策と脱ガス技術
  (3).アルミニウム溶湯の溶解炉内壁耐火物との反応による、耐火物損現象
  (4).溶解に伴う課題と対策

3.アルミニウム合金の連続鋳造技術と課題対策
  (1).板やビレットなどの連続鋳造法の種類
  (2).DC鋳造の特徴
  (3).ホットトップ鋳造法の特徴
  (4).連続鋳造技術の課題と対策

4.鋳塊や鋳物の凝固組織の生成メカニズム
  (1).マクロ的に観察される凝固組織:チル晶、柱状晶、等軸晶(粒状晶とも)の形成
    a.等軸晶の生成メカニズム(直接動的に観察する(DVD映像))
  (2).ミクロ的に観察される初晶と共晶組織の例
    a.Al-Si合金の凝固現象(DVD映像)

5.宇宙の無重力空間での凝固
  (1).熱対流のない凝固
  (2).地上では混ざらない合金成分が無重力では混ざる
  (3).無重力下でも対流が起こる

6.アルミニウム合金の鋳造における特別な結晶組織微細化剤
  (1).鋳造組織の微細化はなぜ必要か
  (2).微細化剤の目的と種類
  (3).微細化メカニズム
  (4).微細化剤使用の問題点と対策
  (5).Al-Si合金鋳物は特別に初晶Siおよび共晶Siの微細化剤が使用される
  (6).各種微細化剤の問題点と対策

7.アルミニウム合金鋳塊に現れる成分の偏析現象と防止対策
  (1).巨視的に発生するマクロ偏析
  (2).微視的に発生するミクロ偏析
  (3).偏析防止対策

8.アルミニウム合金鋳物の鋳造法の種類と特徴および欠陥対策
  (1).砂型鋳造
  (2).金型鋳造
  (3).シェルモールド鋳造
  (4).精密鋳造(ろう型・石膏型)
  (5).低圧鋳造
  (6).スクイズキャスト
  (7).鋳造技術の課題と対策

9.アルミニウム合金ダイカスト法(DVD)および製品欠陥対策
  (1).ダイカストの特徴
  (2).ダイカストマシン
  (3).製品欠陥の種類と発生原因と対策

10.セミソリッド(半凝固)鋳造法と課題対策
  (1).セミソリッド鋳造法の特徴と種類
  (2).粒状結晶遊離現象を応用したセミソリッド鋳造(DVD映像)
  (3).セミソリッド鋳造法の課題と対策

キーワード 鋳造用アルミニウム合金 溶解プロセス 溶湯 介在物除去法 連続鋳造 DC鋳造 ホットトップ鋳造法 凝固組織 初晶 凝固 結晶組織微細化剤 微細化メカニズム 偏析現象 マクロ偏析 ミクロ偏析 砂型鋳造 金型鋳造 シェルモールド鋳造 精密鋳造(ろう型・石膏型) 低圧鋳造 スクイズキャスト アルミニウム合金ダイカスト法 セミソリッド(半凝固)鋳造法
タグ 金属金属加工金属材料鋳造
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日