設計品質向上のための技術伝承・暗黙知の見える化と設計標準化のポイント ~演習付~<オンラインセミナー>
~ 設計品質向上のための振り返り分析、技術伝承と暗黙知の見える化手法、過去トラの効果的な活用法とそのポイント ~
・設計品質の振り返り分析と暗黙知の「見える化手法」を修得し、若手技術者へ確実に技術伝承を実践するための講座
・振り返り分析による暗黙知の見える化や社内資料を最大限に活用するためのポイントを修得し、設計品質の向上に応用しよう!
・技術伝承の環境を作り込み、正しく理にかなった設計が行える人材を育てるためのポイントを解説します!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
日本の製造業における開発設計の現場では、効率化・スピード・コストが最優先で求められてきました。その結果、発生した不具合の根本原因の追究と対策や、技術の深掘り、人材育成等にあまり時間がかけられず、似たような問題の再発により顧客の信頼が失墜し、技術力や知的生産性が退化してしまっているように感じます。
また、DXの進化により、技術資料や基準類の参照が容易になってきていますが、本質理解をしないまま安易な流用をするだけのコピー設計者をいくら増やしても新価値創出にはつながらないと思います。
本講座では、設計現場の現状の問題点やあるべき姿の基本的な考え方から始まり、実際に設計品質の振返り分析を演習で習得してもらいます。そして、設計品質を低下させないために若い方への技術伝承を始め、暗黙知の見える化の手法を講義し、設計品質向上のポイントを捉えていきます。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年03月16日(月) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、品質・生産管理・ コスト・安全 |
| 受講対象者 |
・開発設計部門の中堅、リーダー、課長クラスの方
・設計起因の不具合削減に取り組んでいる方
・人材育成や技術伝承に興味のある方
・設計標準化に悩んでいる方
・ベテラン技術者が他部署への異動が確定し、引き継ぎに不安を持っている方 |
| 予備知識 |
・特に必要ありません |
| 修得知識 |
・技術課題解決に向けた検討方法を修得できる
・暗黙知の見える化のポイントを修得し、標準化の筋道を立てることができる
・社内資料(過去トラ、設計標準など)の効果的な活用方法を修得し、再発防止に応用できる
・技術伝承を行うための環境を築く事で、引き継ぎがスムーズに行える |
| プログラム |
1.設計品質向上概要
(1).設計品質に関する現状の問題点
a.プロジェクト後半での負荷増大
b.設計完了時点での完成度が低水準
c.再発防止になっていない、設計FMEAを実施しても気が付かない
(2).設計品質向上の基本的な考え方と基本手法
a.未然防止への3ステップ
b.効率化から充実化へ
c.設計品質を作り込む5原則と基本手法体系
(3).設計品質の振返り分析
a.設計品質問題解析~改善活動の流れ
b.設計品質問題を実際に分析する(個人演習~グループ演習)
・設計能力上の弱点工程を把握する
・評価能力上の弱点工程を把握する
・設計能力、評価能力が高まらない要因検討
2.設計現場における技術伝承と暗黙知の見える化のポイントおよび過去トラ情報活用法
(1).若手・中堅エンジニアのモチベーションの源泉
(2).技術伝承を行うための「場」
a.DR、審査会などの公式の場
・DR運営上の問題点と高度化のポイント
・計画レビューと結果レビュー
・レビュアーに求められる能力と5つのコアツール
・コーチング/技術伝承
b.定例ミーティング、打合せ、相談などの日常コミュニケーションの場
・チームミーティングを陳腐化させないためのポイント
・ワイガヤの重要性と現実を直視する
(3).暗黙知の見える化手法
a.設計手順の標準化手法:IPDO標準化の解説
・設計標準化の意義
・IDPOの目的と実施手順、他社事例紹介
b.暗黙知の見える化における生成AI活用の留意点と限界
(4).技術資産としての過去トラ情報活用方法
a.過去トラ情報で参照すべきポイント
・過去トラの活用法(AI活用事例含む)
・不具合の再発防止のために必要なもの
b.活きた設計情報とは?
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| キーワード |
設計品質 人材育成 問題解決 再発防止 不具合流出 技術伝承 暗黙知 設計手順 IPDO 設計標準 過去トラ 見える化 モチベーション |
| タグ |
技術伝承、FMEA・FTA・DRBFM |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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