機械の動力学解析と設計への応用:動的なジョイント荷重の算出から制御系連携・最適化まで <オンラインセミナー>
~ マルチボディダイナミクス解析の基礎と実践応用機械の運動学と力学系のモデル化、機構の動的設計と制御系連携、構造強度評価、疲労寿命予測への応用 ~
・機械システムの設計や解析において不可欠な多体動力学解析法(MBD)を体系的に修得し、より最適で効率的なシステム設計に応用するための講座
・複雑な機械システムの動的挙動の定量的予測を可能とする動力学解析(マルチボディダイナミクス解析)を修得し、合理的な構造強度設計へ応用しよう!
・多体動力学解析法(マルチボディダイナミクス解析)は、多数の部品が相互に作用し合う機械システムの全体挙動を精密に評価し、最適な設計や制御を実現します
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講師の言葉
試作品主体の従来型開発手法が抱える課題の克服を目指し、本講座ではマルチボディダイナミクス(MBD)の理論的基礎と実践的応用手法を体系的に講述します。
MBD解析は、複雑な機械システムの動的挙動の定量的予測を可能とし、作動時に各部品に生じる荷重の精密な算出を可能にします。これにより合理的な構造強度設計やアクチュエータ選定の根拠を提示すると共に、発展的応用として制御系との連成解析(モデルベース開発)や設計パラメータの最適化についても詳説します。
MBD解析の導入・学習のための具体的な指針を提示することで、受講者が実務で活用できる専門知識と実践力の涵養を目指します。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年02月05日(木) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 |
・機械システムの動特性評価、性能向上を担う設計・開発技術者の方
・機械システムの強度、耐久性評価に携わる解析技術者の方
・メカトロニクスシステムの制御系設計に携わる技術者、研究者の方
・機械、ロボティクス、自動車、航空宇宙ほか関連企業の技術者の方
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| 予備知識 |
・大学学部レベルの力学:「機械力学」で扱われる、位置、速度、加速度、力、質量、慣性モーメントといった基本的な物理概念の理解
・基礎的な数学:「微分積分学」および「線形代数学」(ベクトル、行列)の基礎知識は、理論背景の理解に役立ちます
・CAD/CAEの利用経験:「3次元CAD」や何らかの「CAEシミュレーションソフトウェア」の使用経験があれば、モデル化や解析プロセスの文脈をより容易に理解できます |
| 修得知識 |
・機械の動力学解析(MBD)の基本原理の理解
(1)MBD解析の目的と、運動学(Kinematics)と動力学(Dynamics)の明確な差異の理解
(2)運動方程式の主要な定式化と、MBDソフトウェアが採用する主要な数値解法アプローチの概念の理解
・実務設計への応用能力
(1)MBDを用いて動的荷重を算出し、その結果を構造強度評価(FEA連携)や疲労寿命予測に応用する手法の修得
(2)逆動力学解析に基づき、モーター等のアクチュエータを合理的に選定する考え方の理解 |
| プログラム |
1.機械の運動学と力学系のモデル化
(1).マルチボディダイナミクス解析の重要性と必要性
(2).力学系のモデル化
(3).運動学の基礎
(4).運動学的拘束
(5).マルチボディシステムの運動学解析
2.機械の動力学と運動方程式の定式化
(1).動力学の基礎
(2).マルチボディシステムの運動方程式
(3).マルチボディシステムの動力学解析
3.マルチボディダイナミクスの実践的応用
(1).応用例(1):動的解析に基づく構造強度評価
・疲労寿命予測への応用
(2).応用例(2):産業分野における代表的な適用事例
・トレーラの横転防止、鉄道の故障検知、パーソナルモビリティビークルほか
4.設計への応用と導入のポイント
(1).発展的応用技術
a.制御システムとの連成解析
b.設計パラメータの最適化
(2).導入・学習のための指針
a.解析ツールの段階的導入
b.基礎モデルを用いた段階的学習
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| キーワード |
マルチボディダイナミクス解析 モデル化 運動学解析 運動方程式 構造強度評価 連成解析 設計パラメータ
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| タグ |
シミュレーション・解析、ロボット、疲労、機械、機械要素、工作機、自動車・輸送機、制御 |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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