流体力学の基礎と流体関連機器の損失予測および低減制御技術への応用 <オンラインセミナー>
~ 支配方程式から見た損失の発生要因、管路系における損失の評価法とポイント、要因別にみる損失(単相流、混相流)と制御方法、損失予測と低減への応用 ~
・流体関連機器で発生する流体損失とその低減技術を修得し、より高性能・省エネな機器設計に応用するための講座
・流体の流動特性と流体損失の発生原因を知り、損失を低減するための方法を原理的に理解し、数値シミュレーションによる損失予測と低減技術へ応用しよう!
・流体の支配方程式から摩擦、はく離、二次流れなどの要因別の損失と制御方法を学び、流体機器の効率化とコストダウンに活かそう!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
流体が関係する機械では、さまざまな要因によって損失が発生する。したがって、より高性能・省エネな機械を開発するためには、流体損失の理解とその低減が欠かせないと言える。
本セミナーでは、流体の流動特性と流体損失の発生原因を知り、損失を低減するための方法を原理的に理解することを目的とする。まず、流体の支配方程式を紹介し、その物理的な意味と損失の発生要因について説明する。次に、理論的な損失評価技術として確立されている管路系の損失評価方法に関して、単相流・混相流それぞれの場合について解説するとともに、境界層の振る舞いと損失原因およびその制御方法について説明する。最後に、現在の汎用的な損失評価技術となっている数値シミュレーション(CFD)について説明し、数値シミュレーションによる損失評価の実例を紹介する。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年11月26日(水) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・流体が関係した各種機械を開発する企業の技術者の方
・流体数値解析に従事されている方、今後従事する予定の方
(自動車、電子部品、電子機器、流体機械、航空機、船舶、エンジン、ターボ機械、構造物等) |
予備知識 |
・初歩的な流体力学の知識があれば理解が深まります
|
修得知識 |
・流体現象と損失の発生原因を関連付けて理解でき、さまざまな要因によって生じる損失の低減方法を具体的に提案できるようになる
・数値シミュレーションの原理と損失評価の現状についての知識を修得できる
|
プログラム |
1.流体力学の基礎
(1).流体の支配方程式
a.質量保存(連続の式)
b.運動量保存(ナビエ・ストークス方程式)
c.エネルギー保存(エネルギー式)
d.圧縮性流体と非圧縮性流体の支配方程式
(2).支配方程式の物理的意味
(3).支配方程式から見た損失の発生要因
2.管路系における損失の評価法とそのポイント
(1).管路設計の基礎
(2).単相流を扱う管路系の損失
a.摩擦による損失
b.はく離による損失
c.二次流れによる損失
d.各種機械要素による損失
(3).混相流を扱う管路系の損失
a.固気混相流
b.固液混相流
c.気液混相流
3.要因別にみる損失と方法
(1).境界層の振る舞い制御
(2).摩擦による損失と制御方法
(3).はく離による損失と制御方法
(4).二次流れによる損失と制御方法
4.数値シミュレーションによる損失予測と低減への応用
(1).数値シミュレーションの基礎
(2).数値シミュレーションによる損失予測の実例
(3).流体関連機器における損失の低減法への応用
|
キーワード |
流体力学 質量保存 ナビエ・ストークス方程式 圧縮性流体 非圧縮性流体 管路設計 単相流 混相流 境界層 摩擦 はく離 損失予測
|
タグ |
シール・ガスケット、バルプ・ポンプ、プラント、機械、設備、配管、油・空圧、流体解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|