ものづくりデジタルツインの基礎と最新技術および生産性向上への応用とそのポイント ~デモ付~ 【弊社研修室】

~ ものづくりデジタルツインの基礎、キー技術、生産活動への応用、3Dシミュレーション・産業メタバース適用例、人財育成モデル、将来展望 ~

・生産活動の効率化と課題解決を実現するデジタルツインの基礎から最新応用技術までを体系的に修得し、生産の高度化と最適化に応用するための講座
・生産現場の実測値を仮想空間に活用するデジタルツインのキー技術から応用のポイントまでを修得し、ものづくりにおける自動化、最適化と生産性向上に活かそう!

*本講座は、弊社研修室で行う対面講座です

講師の言葉

 製造業における生産高度化への要求に対し、物理空間の生産プロセスを仮想空間に再現し、物理空間から収集した実測値を活用して仮想空間で自動化・最適化・生産性向上、未来予測や技術継承といった課題解決に繋げる「デジタルツイン」のものづくり産業への利用の期待が高まっています。一方、その構築や人材育成には多種多様な技術やドメイン知識が要求され、環境導入や理解においても多くの課題があることが報告されています。
 ものづくりデジタルツイン研究会では、製造業に係わる幅広い関連分野の研究者・技術者が集い、デジタルツインに関する情報収集、情報共有、意見交換、情報発信や標準仕様・ガイドライン・施策などの提言を行っています。本セミナーでは、これら活動の中から見えてきた、『ものづくりデジタルツイン』の基礎、生産活動への利活用方法、応用モデル、知識処理による分析技術等の応用事例、更に、それら先進技術を統合的に使いこなせるデジタルツイン人財の育成など、デモ等を交えて、より具体的な実用例や将来像を紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年10月21日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ものづくりデジタルツインとは何か、技術動向を知りたい方
・現行の生産活動にデジタルツインを導入したいと考えている方
・生産活動全般に関わる研究者、設計者、IT技術者、製造、生技の方
・デジタルツインをリードできる人財育成にお困りの方
・生産装置・ライン・工場を仮想空間で可視化したい設計者、IT技術者、製造、生技の方
・実機ではテストが困難な状況を仮想空間でシミュレーションし、実機確認の効率を上げたい研究者、設計者、IT技術者、製造、生技の方、現行お困りの方
・デジタルツインの構成要素が多岐に渡り、コーディネートにお悩みの方
予備知識 ・機械工学、情報工学等の基礎知識や生産活動、IoTに関する一般知識があれば理解しやすい
修得知識 ・ものづくりデジタルツインに関する基礎知識、技術動向、応用事例
・ものづくりデジタルツイン実現のキーとなる技術
・3Dシミュレーション、生産シミュレーション、産業メタバースの最新事情
・ものづくりデジタルツイン導入によるスマートモノづくりの実現に係る知識、方法
・ものづくりデジタルツインの生産活動への適用による生産プロセスの変化
プログラム

1.デジタルツインの基礎
  (1).デジタルツインの定義・概念
  (2).デジタルツインの発展経緯
    a.始まりはアポロ宇宙船まで遡る、発展と普及
    b.デジタルツイン発展の背景と要因、スマート工場
  (3).デジタルツインのモデル
    a.いろいろなデジタルツインの姿がありえる
    b.東京理科大学が示すデジタルツインモデル
    c.シミュレーション・IoT・CPSとの違い
  (4).デジタルツインの可能性
    a.デジタルツインが有効な場面・状況
    b.バーチャルコミッショニング(デジタルツインによる仮想試運転)
    c.デジタルツインによる予知保全
    d.デジタルツインによる保守
  (5).人財育成・概要
    a.スモールスタート題材の模索
    b.IT/OT融合教育の重要性
    c.バーチャルファクトリとSTEAM教育
  (6).関連組織の紹介
    a.東京理科大学 デジタルツインラボラトリ
    b.ものづくりデジタルツイン研究会

2.デジタルツインのキー技術
  (1).IT、IoT技術
    a.エッジ処理、ラズパイ(Raspberry Pi)活用、PLC
  (2).センサー技術
  (3).3D計測・点群計測技術
    a.レーザスキャナ、フォトグラメトリ、点群処理
  (4).シミュレーション技術
    a.3Dシミュレータ・生産シミュレータ
    b.VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)
  (5).産業メタバース
  (6).物理モデルの適用
  (7).知識処理、アナリティクス、機械学習、深層学習

3.ものづくりデジタルツインを支えるシミュレーション技術と生産活動への利活用方法
  (1).CAD、CAEとの関係
  (2).サロゲートAIとの関係
  (3).生産活動への利活用方法
    a.生産設備への適応
    b.生産ラインへの適応
    c.工場搬送への適用
    d.作業者管理への適用
    e.工場全体への適用
  (4).シミュレーション技術の現状と将来像
    a.3Dシミュレータ・生産シミュレータの簡易比較

4.シミュレーション技術の適用例  【具体的な3Dシミュレーション・デモを活用】 
  (1).製品ライフサイクルにおける応用
    a.設計のデジタルツイン
    b.製造・生産のデジタルツイン
    c.保守のデジタルツイン
  (2).あらゆる業界のシミュレーション需要に適応可能な例
    a.連続制御、ディスクリート制御、ハイブリッド
  (3).シミュレーションとエミュレーションの違い
    a.違いと応用事例
  (4).ものづくりデジタルツインでのケーススタディ
    a.ダイナミック3Dモデリングソフトウェア環境
    b.ファクトリースケーリング
    c.複雑なマルチドメイン・デジタルツイン
    d.ロボットエミュレーション
    e.バーチャルコミッショニング、テストランナー
    f.工場搬送の最新情報
  (5).VRモデル 
  (6).物理モデルの応用
  (7).予知保全のためのデータ処理

5.ものづくりデジタルツインを支える産業メタバース技術の適用例  【具体的な産業メタバース・デモを活用】 
  (1).産業メタバース技術の生産活動への適用方法
  (2).仮想空間で情報を統合管理する環境構築例
    a.仮想空間での統合環境とは
    b.設計・製造・品証 各々の情報・環境を一元管理する技術
    c.レガシー開発環境、新しい開発環境を統合管理できる技術
    d.仮想空間で使用するアセット開発の効率を上げる技術
  (3).産業メタバース技術の生産活動への応用例
  (4).産業メタバース技術の現状と将来像
 
6.ものづくりデジタルツイン人財育成  【具体的な人財育成モデル・デモを活用】
  (1).人財育成の課題
  (2).産学連携プロジェクトでの試み
  (3).IT/OT融合教育教材の考え方
  (4).人財育成の将来像
 
7.ものづくりデジタルツインの将来展望
  (1).諸課題
  (2).将来展望

キーワード デジタルツイン 仮想試運転 バーチャルファクトリ STEAM教育 3D計測 点群計測技術 レーザスキャナ フォトグラメトリ 産業メタバース 物理モデル サロゲートAI 3Dシミュレータ 生産シミュレータ 製品ライフサイクル ダイナミック3Dモデリング ファクトリースケーリング ロボットエミュレーション バーチャルコミッショニング VRモデル 予知保全 仮想空間 人財育成モデル
タグ AI・機械学習シミュレーション・解析生産管理データ解析ネットワーク画像ロボット機械機械要素自動車・輸送機設計・製図・CAD設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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