生分解性プラスチックの基礎と性能向上のポイントおよび製品開発への活かし方 <オンラインセミナー>
~ 生分解性プラスチックの基礎とISO国際標準化、生分解の仕組みと国内外の事業化事例、バイオものづくり技術を駆使した物性と生分解性を有するプラスチック材料の開発ノウハウ ~
・バイオプラスチックや生分解性プラスチックの基礎から事業化・製品化に向けた実用的な知識と高性能化のための最新技術までを学び、製品開発に活かすための講座
・水中で速やかに分解される生分解性プラスチックの生合成技術から、講師が産学官連携により開発した強靭性と生分解性を両立した次世代型「ポリ乳酸LAHB」とその応用までを修得し、高性能で信頼性の高い材料・製品を開発しよう!
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講師の言葉
本講義では、バイオプラスチックおよび生分解性プラスチックの基礎理解から、製品開発に役立つ実用的な知識の習得を目指します。
最初に、バイオプラスチックおよび生分解性プラスチックの課題や国内外の規制動向を解説します。特に、海洋生分解性を有するとして注目される微生物産生ポリエステルPHA(ポリヒドロキシアルカン酸)に焦点を当て、PHAの生合成に関する基礎知識から、代謝経路や重合酵素のデザインを通じた高性能PHAの開発戦略を紹介します。
さらに、講師らの実際の開発事例として、物性と生分解性を両立した次世代型ポリ乳酸LAHBの技術内容と応用展開について、プロセスイノベーションおよびプロダクトイノベーションの視点から解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年06月20日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 |
・微生物産生バイオプラスチックの基礎から応用方法まで修得したい方
・微生物産生バイオプラスチック (PHA) を活用する製品の企画、または開発業務に携わる方
・高分子材料、化学、その他関連企業で興味のある方
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予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・バイオプラスチックや生分解性プラスチックの基本特性、現状の課題と国内外の規制動向
・製品開発に向けた実用的な知識やポイントと事業化事例
・海洋生分解性プラスチックの基礎と高性能材料の開発戦略
・次世代型ポリ乳酸「LAHB」の技術内容と応用展開
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プログラム |
1.生分解性プラスチックの基礎と背景
(1).「バイオプラスチック」と「生分解性プラスチック」
(2).2つのC:「Cool earth」 と 「Clean earth」
(3).海洋に流出するプラスチックと生態系への影響
(4).生分解性プラスチックに関わるISO国際標準化動向
2.近年注目される微生物産生ポリエステル「PHA」の性能と応用展開
(1).ポリヒドロキシアルカン酸PHAとは
(2).自然環境中でどのようにして分解されるか?
(3).国内外での事業化事例
3.PHAの 「つくられかた」「つくりかた」と性能向上のポイント
(1).PHAを合成する微生物
(2).PHA合成に関わる代謝経路と人工経路デザイン
(3).PHA合成の鍵となる 「重合酵素」
(4).分子進化工学アプローチによる進化型重合酵素の開発
4.強靭性と生分解性を両立する次世代型乳酸ポリマー「LAHB」の開発と製品応用
(1).生分解性と耐久性(強靭性)のトレードオフ解消
(2).LAHBの開発に必要なバイオものづくり技術
(3).材料創出における最新の研究開発動向
(4).LAHBを大量生産するための技術とそのポイント
(5).LAHBの製品応用に向けた展望
5.総括&質疑応答
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キーワード |
生分解性 バイオプラスチック PHA 次世代型ポリ乳酸 バイオプロダクション バイオマス 植物由来 持続可能な社会 CO2削減 二酸化炭素 カーボンニュートラル 循環経済 |
タグ |
エコマテリアル、バイオ・遺伝子、バイオマス・バイオマテリアル、ポリマー、リサイクル、プラスチック、化学工学、環境、高分子、材料、射出成形、樹脂・フィルム |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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