設計品質確保のための機能性評価とパラメータ設計の実践ポイントおよび機能改善への応用 ~演習付~ <オンラインセミナー>
~ フロントローディングと品質工学、機能性評価の考え方と進め方、パラメータ設計による機能改善、機能改善の成功事例 ~
・機能性評価とパラメータ設計手法を実践的に修得し、製品の性能に影響を与える要因に対して安定して機能するロバストな製品設計に応用するための講座
・開発の初期段階から品質を作りこみ、手戻りを激減させる機能性評価、パラメータ設計法を演習や事例を通して修得し、品質問題の未然防止や不良品の削減に活かそう!
・機能性評価とは、製品や部品の基本的な特性が環境下でどれだけ安定して発揮できるかを測定し、技術レベルを評価する手法。これにより、製品が市場に出た際に期待される性能を事前に予測することが可能となり、早期問題の検出とコスト削減を可能とします。
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講師の言葉
品質工学は、製品が市場で不具合を起こさないように、製品や技術の安定性をモノづくりの上流で確保しようとする手法です。中でも、機能性評価とパラメータ設計は新製品や新技術の開発はもとより、生産技術の分野でも活用されており、製造時の工程条件の変動や、製品の経年変化、製品を使用する条件や環境の違いなど、製品の性能に影響を与える様々な要因(ノイズと呼ぶ)があっても安定して機能する、耐ノイズ性に優れたロバストな技術・製品を設計することに有効な手法です。
従来の一般的な開発では、ノイズの無い理想状態で開発を進めるため、最終段階になってノイズの影響による様々な品質問題が発生し、結局は手戻りが発生することになります。品質工学では、ノイズの存在を前提に開発を進め、ノイズがある状態で性能を満たすだけではなく、ノイズの影響を受けにくい製品の開発を行います。つまり開発の初期段階から品質を作りこみ、手戻りを激減させる手法が品質工学なのです。
本セミナーでは、品質工学の概要と品質を改善する手法としての機能性評価、パラメータ設計について、演習や実施事例を交え、初心者にもわかり易く説明します。
本講座の申し込み受付は終了しました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年04月09日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・設計、生産、研究開発、品質保証、品質管理部門の技術者の方 |
予備知識 |
・設計の基礎知識や経験があると理解しやすい |
修得知識 |
・機能性評価やパラメータ設計の進め方と適用のポイント
・機能改善の事例
・開発の初期段階から品質を作りこみ、手戻りを激減させる品質工学の手法 |
プログラム |
1.品質工学とは
(1).品質工学の概要
(2).品質工学の全体像
(3).品質工学の狙いと目的
(4).フロントローディングと品質工学
2.設計品質確保のための機能性評価の考え方と進め方
(1).機能と品質
(2).機能性評価とは
(3).電球の基本機能
(4).演習1:基本機能の定義
(5).誤差因子について
(6).電球の誤差因子
(7).誤差因子のポイントと複合化
(8).直交表について
(9).演習2:誤差因子の抽出と複合化
(10).ばらつきを数値化する方法
(11).演習3:SN比の計算
3.パラメータ設計による機能改善への応用とそのポイント
(1).パラメータ設計の進め方
(2).評価特性の決定
(3).因子の抽出と水準値の決定
(4).直交表への割り付け
(5).要因効果図の作成
(6).最適条件の決定と推定値の計算
(7).確認実験と結果の考察
(8).再現性を確保する意味
(9).演習4:パラメータ設計実験計画の立案
(10).演習5:最適条件の決定と推定値の計算
(11).覚えておくと便利なテクニック
4.製品開発への応用と事例
(1).機能展開(分解)による定着装置の開発
(2).CAE活用による熱処理装置の機能改善
(3).ギア用樹脂材料の開発
5.まとめ、質疑応答
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キーワード |
品質工学 フロントローディング機能性評価 誤差因子 直交表 ばらつき パラメータ設計 最適条件 推定値 確認実験
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タグ |
精密機器・情報機器、品質工学、機械、機械要素、自動車・輸送機、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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