リチウムイオン電池の性能評価と検査技術・劣化診断のポイント <オンラインセミナー>
~ リチウムイオン電池の基礎、LIBの劣化とそのパラメータ、直流充放電に基づく電池評価、交流インピーダンスとその解析、過渡応答に基づく電池の安全性評価、LIBの検査技術と短時間劣化診断の技術 ~
・電池内部で起きている現象を理解し、電池からの情報取得と活用方法を修得し、電池のポテンシャルを最大限に発揮させるための講座!
・交流インピーダンス法を中心に、LIBの基礎から電気特性の計測技術と検査手法を修得し、効果的な劣化診断技術に活かそう!
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講師の言葉
リチウムイオン電池(LIB)は様々な物理的・化学的・機械的現象が複合的に発生している複雑なシステムです。そのポテンシャルを最大限に発揮させるには、電池内部でどのような現象が起きているか理解し、電池からどのような情報を引き出せば何に活用できるのか理解することが重要です。
本講演では、LIBの基礎、電気特性の計測技術と検査手法について包括的に解説いたします。その中でも特にEIS (交流インピーダンス法) について特に重点的に取り上げます。製造、運用、劣化診断といった各段階での検査技術とその考え方について説明します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年12月04日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・これからリチウムイオン電池を使って機器への組み込みを検討もしくは購入を検討している方
・ システム設計、開発を担当している技術者の方
・ リチウムイオン電池材料に関わる研究開発者、電池を利用されるユーザの方
(自動車、電子機器、産業用機器、ロボット、通信機器、IT関係の技術者の方) |
予備知識 |
・高校程度の化学、電気の知識。特に専門的な予備知識は必要ありません |
修得知識 |
・リチウムイオン電池の動作メカニズムおよびその特性
・劣化メカニズムとその評価方法の理解
・最適な評価手法の選択方法
※後半に数式の説明も出てきますが、式の理解を目的としたセミナーではありません |
プログラム |
1.リチウムイオン電池 (LIB) の基礎
(1).電池反応の基礎
(2).LIBの種類と特徴
(3).LIBの劣化診断のための情報
2.基本的なパラメータと直流充放電に基づく電池評価
(1).電池容量、充電率 (SOC)、OCV
(2).LIBの劣化とそのパラメータ
a.LIBの劣化とは
b.LIBの特性パラメータ(「劣化度」)
(3).直流充放電に基づく電池評価
a.dQ/dV曲線から得られる情報
b.劣化に伴う充放電曲線の変化
3.交流インピーダンスとその解析
(1).交流インピーダンス計測の基礎
a.交流インピーダンス、電気化学インピーダンス(EIS)
b.Nyquistプロット/Cole-Coleプロット
(2).モデリングとデータ解析 (等価回路解析、活性化エネルギー、緩和時間解析など)
(3).正確な計測のためのポイント
a.計測システムの設計
b.電池状態の安定性
4.過渡応答に基づく電池の安全性評価(交流インピーダンス以外)
(1).パルスほか各種波形
(2).実働負荷の模擬
(3).大電流特性
(4).規格表現がある過渡応答評価手法
a.AC-IR
b.DC-IR
5.LIBの検査技術:電池の性能、規格適合
(1).新品とリユース品向けの検査手法設計の違い
(2).LIB新品製造時の検査技術
(3).運用中やリユース向けLIBの検査技術
6.LIBの短時間劣化診断の技術
(1).LIBの劣化メカニズム
(2).LIBの劣化と特性パラメータの関係
(3).LIBの劣化診断技術の概観
(4).交流インピーダンスに基づく劣化診断の実例
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キーワード |
劣化診断 SOC OCV 直流充放電 交流インピーダンス 過渡応答 安全性評価 検査手法設計 劣化メカニズム 特性パラメータ |
タグ |
電気化学、電池 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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