アナログ回路設計技術の基礎と回路トラブル回避のポイント <オンラインセミナー>					
~ アナログ回路部品の基礎と注意点、実際のアナログ回路設計、最大定格とディレーティング、デジタル主体のシステムでのアナログ回路設計上の注意点、回路トラブル未然防止とノイズ対策 ~
・講師の実務経験に基づく講義を通して、回路設計の基礎から回路トラブル回避のポイントまでを修得する講座!
・回路部品の選定や回路設計技術、発熱・破壊・ノイズの回路トラブル回避のポイントを修得し、アナログ回路設計とその安全性確保に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
 FPGAなどデジタル回路設計が発達した中でのアナログ技術は従来よりも広い範囲の知識と対応が求められています。音や光の入力やモーターの駆動、電源回路などはデジタルシステムであってもアナログ回路設計技術が必要になります。しかも、実際にデジタルが主体のハードウェアであっても作る際に起きるトラブルの多くは、アナログとしての回路のふるまいを理解することで対処できることが多くあります。
 アナログ回路設計に携わる皆さんに「解らないからちょっと・・・」から「原因はこれかこれだと思うので確認しよう」に変わっていって頂きたいと考えています。
 アナログの見方や意識を持つことで、より確実な設計が出来るようになっていただけると嬉しいです。
				
					 セミナー詳細 
					
						
							
							
								| 開催日時 | 
								
                                - 2022年04月06日(水) 10:30 ~ 17:30
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								| 開催場所 | 
								
									オンラインセミナー								 | 
							
							
								| カテゴリー | 
								
                                オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備								 | 
							
							
								| 受講対象者 | 
								
									・自動車部品、電子機器、機械製品等でアナログ回路に携わる方、これから携わる方 
・回路設計のトラブルや対策について学びたい方								 | 
							
							
								| 予備知識 | 
								
									・理系高卒から大学初年度の電気、回路知識								 | 
							
							
								| 修得知識 | 
								
									・デジタル主体のシステムでのアナログ回路設計技術 
  アナログ回路素子を使う上での設計手法 
  トラブルを事前に回避する設計手法 
・ソフトウェアを考慮したハードウェア設計(アナログ設計)手法 
  ADC、DAC、Software Controlled SW 
・知っていれば防げる回路トラブル防止方法								 | 
							
							
								| プログラム | 
								
									 1.アナログ回路部品の基礎と注意点 
  (1).受講部品 抵抗、コンデンサ、コイル/トランス 
  (2).トランジスタ/FETの基本動作、実際の使用例、注意点 
    a.コレクタ接地 =エミッタフォロアー(ソースフォロアー) 
    b.エミッタ接地 
    c.ベース接地 
    d.差動回路 
    e.オペアンプ 
  (3).配線 
    a.抵抗、インピーダンス、配線遅延 
    b.ループと帰路 
  (4).熱問題を考慮した設計について 
  (5).回路部品の破壊と回避のポイント 
  
2.実際のアナログ回路設計 
  (1).差動増幅回路:基本構成をブロック図で説明 
全体の動作に対し、各素子(各ブロック内)の動作と「それぞれのブロックを繋ぐ際の注意」(直流レベルを考慮する話など)を説明します 
  (2).シリーズ電源:基本構成をブロック図で説明(代表的な数種類) 
差動増幅(アンプ)と同じ構成であることを説明します。回路図の書き方(見せ方)を「あえて変えてみる(書き直してみる)」ことで回路の動作を理解できます 
  
3.信頼性設計 
  (1).最大定格とディレーティング 
    a.(絶対最大)定格と電気的特性 
    b.部品の劣化と故障モード 
    c.ディレーティング 
    d.半導体の熱設計 
  (2).アナログ回路とデジタル回路での定格の違い 
     a.絶対最大定格と推奨動作条件、電気的特性 
  
4.デジタルシステムでのアナログ回路設計上の注意点、知っていれば防げる回路トラブルとノイズ対策 
  (1).A/D コンバータ (ADC) 
    a.A/Dコンバータの概要 
     ・A/Dコンバータの概要を説明します、形式やサンプリング定理など 
    b.実際のA/Dコンバータでの注意 
     ・マイコン内蔵型などカジュアルに使われるA/Dコンバータを使う上での注意を説明します 
    c.サンプリング周期はソフトウェア依存になる点 
     ・実際の電圧値とソフトウェアが取り込む値の関係性はアナログ設計で決まる、などの注意点を説明します。 
  (2).D/A コンバータ (DAC) 
    a.D/Aコンバータの概要 
    b.実際のA/Dコンバータでの注意 
    ・マイコン内蔵型などカジュアルに使われるD/Aコンバータを使う上での注意を説明します。出力にオペアンプを繋ぐ際の注意点など 
  (3).駆動回路の設計 
    ・ON/OFF制御を行うFET(Tr)の駆動を主体に説明しようと考えています。第1章で説明するソース接地回路の動作について、線形動作(純アナログ動作)とON/OFF動作の違い、駆動回路(抵抗値)の違いによる動作速度(応答)の違い、(小型3相モーター直接駆動回路を例に)負荷や配置要件からくる要求などに応じて駆動回路を見直す必要性などが説明できれば、と考えています。また、駆動回路(に流れる電流)によるノイズの問題なども話題に入れたいと考えています。 
  (4).Bus Interface(I2C、SPI、他) 
    a.バス型(1:1,1:n)、スター型などのトポロジーと「スタブ」、終端やノイズについて 
  (5).ノイズ問題と対策 
    a.輻射、電源妨害、誤動作、GND電位差によるIC破壊、など 
    ・部品の配置やパターン、電源配線の引き回しのちょっとした違いによるノイズの発生などの経験を元に話が出来ればと考えています。 
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								| キーワード | 
								
									回路設計 コレクタ接地 エミッタ接地 ベース接地 差動回路 オペアンプ 差動増幅回路 ディレーティング A/D コンバータ D/A コンバータ								 | 
							
							
								| タグ | 
								
                                ノイズ対策・EMC・静電気、回路設計								 | 
							
							
								| 受講料 | 
								
                                    									                                        一般 (1名):49,500円(税込)
                                                                                                                 同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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								| 会場 | 
								
									                                    オンラインセミナー                                    
                                    本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。									
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