最新センサ技術の基礎と製品開発への応用:物理センサ、味覚、嗅覚センサと開発例 <オンラインセミナー>

~ 温度・光・赤外線・機械量・電磁気・磁気・味覚・嗅覚センサ技術とその応用 ~

・IoT、AI社会で最も重要なデバイスである最新センサ技術を先取りし、製品開発へ応用するための講座

・最新センサ技術の原理、特性、作製法、応用技術を修得し、高精度で付加価値の高い製品開発に活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

【第1部】
 IoT、AI社会では、センサは周囲の状況・環境情報の入力として最も重要な装置の一つで、我々のすぐ身近に多く使われるようになるトリリオンセンサの言葉が飛び交っています。また、市場規模も大きく伸びおり、特に物理センサはセンサ生産額全体の大半を占めその重要性はますます増加しています。物理センサは温度、光、位置、速度、加速度、電場、磁場等の物理量を検知するセンサで、これらを利用したセンシング技術は宇宙、工業、農林水産業、建設、通信、輸送、自動車、商業、家庭、教育等いたるところに利用され役に立っています。このような物理センサの基礎、原理、作製、特性、応用等をわかりやすく説明したいと考えております。

【第2部】
 五感の中で味覚と嗅覚に関するセンサ開発は遅れていた。味覚センサは30年前に産声を上げ、今や600台以上が世界で活躍している。他方、匂いセンサは開発が遅れていたが、最近、ヒトの嗅覚を超える超高感度センサが実用化され、さらに汎用型マルチアレイ型の人工嗅覚システムも研究開発、実用化されようとしている。当グループ発の味覚センサは世界オンリーワンかつNo.1を誇り、匂いセンサもその位置に差し掛かろうとしている。講演では、当グループの最新の研究成果を中心に紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年05月13日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・工業、通信、輸送、自動車、ロボット、家電、情報機器、健康・医療、航空宇宙、農林水産、建設関連の技術者の方
・味と匂いに関係した現場の方や研究者の方
予備知識 ・物理の基礎知識、半導体の知識があれば望ましいが、不明な点は質問により講義中に説明可能です
修得知識 ・物理センサの概要と応用の知識を得ることができる
・味覚と嗅覚のセンサに係る最新技術と応用
プログラム

1.物理センサ技術とその応用
  (1).物理センサの重要性と性能
    a.IoT社会におけるセンサの重要性と研究開発の進展
    b.物理センサの基礎原理と要件
      ・センサとは
      ・物理センサにおける重要な場の法則と効果
      ・センサ性能の要件
  (2).物理センサ作製技術としてのマイクロマシーニング
    a.異方性エッチング、犠牲層エッチング
    b.深堀エッチング:d-RIE(Deep Reactive Ion Etching)、LIGA
    c.ウェハー接合:シリコン直接接合、陽極接合、SOI
    d.光CVD、3Dプリンティング
  (3).各種物理センサと応用
    a.温度センサ
      ・接触式:サーミスタ、熱電対(サーモパイル)、ダイオード・IC温度センサ、表面弾性波(SAW)
      ・非接触式:赤外線センサ→後述
    b.光センサ
      ・可視光・紫外光センサ
      ・内部光電効果:光導電素子、フォトダイオード、フォトトランジスタ、CCD・MOSイメージセンサ、LiDAR
      ・外部光電効果:光電管、光電子増倍管、撮像管、マイクロチャネルプレート
      ・赤外線センサ
      ・量子型(冷却式):Narrow gap semiconductor(HgCdTe、PbS、PbSe)、不純物遷移、超格子構造、フォトンドラッグ、イメージセンサ
      ・熱型(非冷却式):サーミスタボロメータ、焦電センサ、誘電ボロメータ、ダイオード、イメージセンサ
    c.機械量センサ:位置、変位、歪、触覚、速度、角速度、加速度、圧力、音波・超音波、流速、流量
    d.電磁気センサ
      ・電流・電圧センサ:光ファイバによる計測
      ・磁気センサ:ホールセンサ、磁気抵抗、GMR、磁気インピーダンス、フラックスゲート、SQUID、ウィーガントワイア、ダイアモンド窒素―空孔中心量子センサ、光ファイバ
    e.物理センサの応用事例
      ・自動車関連分野
      ・社会インフラ関連分野
      ・ロボット関連分野
      ・家電、情報機器関連分野
      ・健康・医療関連分野
    f.まとめ

2.化学センサ技術とその応用
  (1).味覚とは
  (2).コロナ禍と味覚障害,嗅覚障害
  (3).人工知能(AI)
  (4).味覚センサ
    a.味覚センサ研究開発の歴史
    b.味覚センサの基本原理
    c.応用事例
  (5).嗅覚と味覚
  (6).単一分子を超高感度で受容する匂いセンサ
    a.抗原抗体反応
    b.表面プラズモン(SPR)免疫センサ
    c.Electronic dog nose
  (7).汎用型匂いセンサ
    a.人工嗅覚システムの原理
    b.応用事例
  (8).味と匂いの新世界

キーワード 物理センサ IoT マイクロマシーニング 温度センサ 光センサ 赤外線センサ 機械 位置 変位 触覚 速度 角速度 加速度 圧力 超音波 流速 流量 電磁気センサ 光ファイバ 磁気センサ
タグ 精密機器・情報機器ガス化学物質センサ電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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