システムコンサルティングの推進とその実際

価格 ¥ 38,500

■特徴

 コンサルティングサービスを提供する企業がクライアントの課題解決に対して用いている、各社の強みや特徴を生かした独自のコンサルティング手法を18社23名の事例を基に執筆した実践的マニュアル。

■価格

特価:38,500円(本体:35,000円) 通常価格:65,100円

■体裁

B5判上製本 453頁

■発刊

2003年1月

■ご案内

 日本の企業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあり、市場のグルーバル化、インターネットをはじめとする情報技術の進歩により、企業を取り巻く環境は大きく変化してきました。このような変化に対応して企業が生き残っていくためには、新たな競争力を生み出すことができるような企業経営の変革が求められます。経営変革を推進するための道具として情報技術(IT)の活用が強く求められるようになってきており、多くの企業がITを活用して企業変革や市場競争力の強化に努めてきました。経営の視点からITの活用を企画し、さらに設計、構築、運用するといった取り組みが求められており、これを実際に行なうシステムコンサルタントのニーズが年々高まってきています。
 最近では、企業において経営戦略とIT戦略は車の両輪のような位置づけで考えられるようになってきており、戦略系のコンサルタントとIT系のコンサルタントの境目があいまいになりつつあります。システムコンサルタントは、役割の面から考えると両者の中間的なところに位置するコンサルタントと言えます。ひとくちにシステムコンサルタントと言ってもその活動範囲に決まった定義があるわけではなく戦略コンサルタントに近い活動もあれば、ITコンサルタントに近いものもありきわめて多岐にわたっています。また、コンサルティングの進め方や手法(メソドロジー)に関してもコンサルティングのテーマによってかなり異なります。このため、システムコンサルタントに必要となる業界や企業経営の知識とドックイヤーで変化するITの専門知識をどのようにバランスをとって習得していくか、コンサルティングサービスを提供する企業が取り組むべき課題の1つと言えます。
 本書では、このように多岐にわたるシステムコンサルテーションにおいて、各社が実際にどの分野でコンサルティングサービスを提供しているかを紹介しているだけでなく、それぞれの分野で、クライアントの課題解決に対して具体的にどのような手法でコンサルティングに取り組んでいるかについて、事例を交えて解説しています。特に、各社の強みや特徴を生かした独自のコンサルティング手法については、現在第一線で活躍しているコンサルタントだけでなく、企業の経営企画やIT企画に係わる担当者にとっても実践的なマニュアルになりうる内容と確信しております。

■執筆者

田中 正仁 日本アイ・ビー・エム(株)
保科 浩子 日本アイ・ビー・エム(株)
武藤  猛 ECアーキテクト(株)
桑原  守 (有)インフィニットシステムコンサルティング
小熊 利章 (株)CRCソリューションズ
宮本  聡 TISコンサルティング(株)
赤尾  隆 エー・アンド・アイ システム(株)
歌代  豊 (株)三菱総合研究所
中村 健寛 日本電気(株)
宗平 順已 (株)オージス総研
桐山 俊也 (株)シーエーシー
加野 隆司 同
寺池 光弘 同
三谷 敏之 同
佐塚 孝行(株)ヘッドストロング・ジャパン シニアコンサルタント
福富 恵也 同 シニアコンサルタント
山本 裕一 前ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(株)
打矢 隆司 (株)三井情報開発
佐藤 慶浩 日本ヒューレット・パッカード(株)
石田 厚子 (株)日立製作所
猪尾 大作 NTTソフトウェア(株)
岩本 知行 (株)アクセンチュア
高梨 智弘 (株)日本総合研究所 

■目次

第1章 システム・コンサルティングの推進とその実際
 1.1 なぜ今システム・コンサルタントが求められるのか
 1.2 システム・コンサルタントの定義
 1.2.1 システム・コンサルタントの位置付け
 1.2.2 システム・コンサルタントの種類と活動
 1.2.3 ネットワーク・コンサルタントの活動
 1.3 コンサルティング・プロセス
 1.3.1 コンサルティングの進め方
 1.3.2 プロジェクト型コンサルティング・プロセス
第2章 システム・コンサルタントの育成
 2.1 システム・コンサルタントが目指すべきもの
 2.1.1 システム・コンサルタントの役割
 2.1.2 システム・アーキテクチャーとは何か
 2.1.3 コンテンツ・コンサルティングとプロセス・コンサルティング
 2.2 コンサルタント育成の基本的な考え方
 2.2.1 システム・コンサルタントのスキル構造
 2.2.2 システム・コンサルタント育成の基本的な考え方
 2.2.3 コンサルタントの資格認定とナレッジ・マネジメント
 2.3 プロセス・コンサルティングの基本スキル育成
 2.3.1 プロセス・コンサルティングのスキル育成について
 2.3.2 ワークショップとプロセス・コンサルティング
 2.3.3 コンサルティング・サイクル
 2.4 システム・コンサルタントとして成功するために
 2.4.1 成功するコンサルタントのキー・ポイント
 2.4.2 物事を単純化できること
 2.4.3 クライアントに選択権を与えられること
 2.4.4 「N+1」戦略が使えること
 2.4.5 説得力があること
 2.4.6 「変革」が扱えること
 2.4.7 インパクトのあるシステム・コンサルタントを目指して
第3章 ERP導入におけるシステム・コンサルティングの進め方とその実際
 3.1 企業環境の変化と情報システムの役割
 3.1.1 企業環境の変化
 3.1.2 情報システムの役割
 3.2 情報システム構築プロセス
 3.2.1 経営課題の把握と情報戦略の立案
 3.2.2 情報戦略とシステム化構想
 3.2.3 全社ビジネス・モデルと全社情報システム・モデル
 3.2.4 情報システム開発課題分析
 3.3 情報システム構築プロセスとシステム・コンサルタントの役割
 3.3.1 情報戦略/システム化構想の立案
 3.3.2 全社ビジネス・モデル/全社情報システム・モデルの策定
 3.4 システム・コンサルティング・ビジネスの実際
 3.4.1 ERP適用によるシステム再構築事例
 3.4.2 ERPと情報システム構築プロセス
 3.4.3 ERP導入プロセス
 3.5 システム・コンサルティング・ビジネスまとめ
第4章 CRCソリューションズにおけるITコンサルティングの推進と今後の課題
 4.1 ITコンサルティングへの取り組み
 4.1.1 ITベンダのビジネス
 4.1.2 ITソリューションの変化
 4.1.3 顧客ニーズの変化
 4.1.4 コンサルティング分野の状況
 4.1.5 ITコンサルティング事業室の設置
 4.1.6 要員の育成と業務課題
 4.2 ITコンサルティング業務の実際
 4.2.1 主な実績の一覧
 4.2.2 個別情報化分野の実例
 4.2.3 情報戦略分野の実例
 4.2.4 システム診断・評価分野の実例
 4.3 新たな方向性
 4.3.1 顧客企業をとりまく環境の変化
 4.3.2 SIビジネスの変化
 4.3.3 社内における変化への対応
 4.4 今後の課題
 4.4.1 活動目的の再認識
 4.4.2 新たな流れ
 4.4.3 ITコンサルタントの育成
第5章 TIS(株)におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 5.1 現状におけるSI業界の使命
 5.2 システム・コンサルティング部の使命(ミッション)
 5.3 事業領域(ドメイン)の定義
 5.4 ソリューション
 5.4.1 ソリューションとは
 5.4.2 「提案」と「思い付き」
 5.5 目標とする(ターゲット)業種及び顧客
 5.6 ビジネス・パートナとの提携
 5.6.1 提携先及び社内連携部門
 5.6.2 ビジネス・パートナとの役割分担
 5.7 業務活動の内容
 5.8 方法論(メソドロジー)
 5.8.1 プロジェクト・アプローチ
 5.8.2 プロジェクト・タスク/成果物
 5.9 プロジェクト体制
 5.9.1 標準的プロジェクト体制
 5.9.2 プロジェクト体制編成上の重要考慮事項
 5.10 組織体制と要員計画
 5.10.1 部門の組織体制と役割
 5.10.2 要員計画
 5.11 能力(スキル)開発計画
 5.12 収益計画
 5.13 年度別重点課題
 5.14 システム・コンサルティング事業成功のためのポイント
第6章 日本アイ・ビー・エム(株)におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 6.1 コンサルティング全体の取り組み
 6.1.1 これまでの経緯
 6.1.2 具体的な取り組み
 6.1.3 主な特長
 6.2 ITコンサルティングの取り組み
 6.2.1 ITコンサルティングの位置付け
 6.2.2 ITコンサルティングの具体的取り組み
 6.2.3 ITコンサルティングの事例
 6.3 コンサルタントについて
 6.3.1 コンサルタントに求められるスキル
 6.3.2 コンサルタントに対する支援
第7章 (株)三菱総合研究所におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 7.1 三菱総合研究所の概要とシステム・コンサルティング部門の位置付け
 7.2 ビジネスソリューション事業の狙いと領域
 7.2.1 ソリューション・ストラテジ/デザインが企業の浮沈を左右する時代への対応
 7.2.2 ビジネスソリューション事業は,何を,どのように提供するか
 7.2.3 ビジネスソリューション事業が対象とする領域
 7.3 システム・コンサルティング方法論−Breakthrough 2000
 7.4 IT戦略計画策定プログラム
 7.5 ビジネス・プロセス設計プログラム
 7.6 システム仕様設計プログラム
 7.6.1 システム仕様設計プログラムの作業フロー
 7.6.2 パッケージベース設計プログラム
 7.7 システムコンサルティング事例
第8章 NECにおけるコンサルティング・ビジネス
 8.1 NECのコンサルティング・ビジネスの概要
 8.1.1 NECの考える企業革新のフレームワーク
 8.1.2 NECにおけるコンサルティング・ビジネスの特徴
 8.2 NECのコンサルティング・サービスの体系
 8.2.1 コンサルティング・サービス体系
 8.2.2 コンサルティング・サービスの進め方
 8.3 戦略革新領域のコンサルティング・サービスと適用事例
 8.3.1 顧客価値経営のためのマネジメント革新支援サービスRAPID/ME
 8.3.2 ビジネス・モデリング・サービス RAPID/BM
 8.4 プロセス革新領域のコンサルティング・サービスと適用事例
 8.4.1 SCMコンサルティング・サービス RAPID/SCM
 8.4.2 CRM企画サービス RAPID/CRM
 8.4.3 ECM企画サービス RAPID/ECM
 8.5 ワーク・スタイル革新領域のコンサルティン・グサービスと適用事例
 8.5.1 ワーク・スタイル革新とは
 8.5.2 ワーク・スタイル革新サービス「RAPID/S」
 8.5.3 実施方法
 8.5.4 適用事例
 8.6 IT革新領域のコンサルティング・サービスと適用事例
 8.6.1 企業情報システム診断サービス RAPID/I
 8.6.2 RAPID/I 適用事例
 8.7 コンサルティング人材育成と組織
 8.7.1 コンサルティング人材育成のステップ
 8.7.2 人材像の規定(コンサルタント・タイプ)
 8.7.3 スキル・セットの規定
 8.7.4 スキルの獲得/共有/継承
 8.7.5 業績評価方式の規定
 8.7.6 組織編成と運営
第9章 (株)オージス総研におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 9.1 システム・コンサルティングとは
 9.1.1 これまでのシステム・コンサルティング
 9.1.2 変革の時代におけるシステム・コンサルティング
 9.2 業務革新システム・コンサルティングの進め方
 9.2.1 業務革新システム・コンサルティングの基本フレーム
 9.2.2 業務革新システム・コンサルティングのプロセス
 9.2.3 第1ステップ:情報化計画の策定
 9.2.4 第2ステップ:要求仕様の策定
 9.3 おわりに
第10章 (株)シーエーシーにおけるESTコンサルティングの推進とその実際
 10.1 ESTコンサルティングとは
 10.1.1 企業の変革を実現するトランスフォーム戦略
 10.2 ESTコンサルティングの方法論
 10.2.1 方法論体系
 10.2.2 ステージ
 10.2.3 ステージ1:ビジネス目標の確認とプロジェクト・スコープの決定
 10.2.4 ステージ2:企業ビジネス分析
 10.2.5 ステージ3:新ビジネス・プロセスの設計
 10.2.6 トランスフォーム計画策定および実施
 10.3 社内体制とコンサルタントの育成
 10.3.1 コンサルタントの育成法
 10.3.2 シーエーシーのコンサルティング・サービス・メニュー
第11章 (株)ヘッドストロング・ジャパンにおけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 11.1 ヘッドストロング社のコンサルティング・サービス
 11.1.1 コンサルティング領域
 11.2 プロセス管理とプロセス管理統合方法論「プロセス2000」
 11.2.1 プロセス管理の機能
 11.2.2 「プロセス2000」の概要
 11.2.3 「プロセス2000」とエンタープライズ・エンジニアリング
 11.2.4 「プロセス2000」の内部構造と構成
 11.2.5 「プロセス2000」の開発パス
 11.3 ビジネス・リエンジニアリング(BRE)
 11.3.1 ビジネス・リエンジニアリング(BRE)の概要
 11.3.2 組織の最大効率化
 11.3.3 エンタープライズ・エンジニアリングと変革実現
 11.3.4 BRE要素―選択的な使用
 11.3.5 BREの独自性
 11.4 バリュー・ストリーム評価(VSA)
 11.4.1 バリュー・ストリーム評価の位置づけ
 11.4.2 バリュー・ストリーム評価の意義
 11.4.3 バリュー・ストリームの理解
 11.4.4 バリュー・ストリーム評価の焦点
 11.4.5 バリュー・ストリーム評価の前提
 11.4.6 MOST計画
 11.5 インフォメーション・エンジニアリングとRAD
 11.5.1 インフォメーション・エンジニアリングとRAD概要
 11.5.2 開発投資効果の最大化
 11.5.3 開発チームの強化
 11.5.4 インフォメーション・エンジニアリング適用の効果
 11.5.5 情報戦略計画の重要性
 11.6 分散アプリケーション開発
 11.6.1 分散アプリケーション開発の概要
 11.6.2 分散型アプリケーション開発と従来型開発の違い
 11.6.3 成功の為の手段
 11.6.4 エンタープライズ分散の構築
 11.6.5 DADが提供するもの
 11.7 アプリケーション・ソリューション
 11.7.1 アプリケーション・ソリューションの概要
 11.7.2 リスクの管理と機会の最大化
 11.7.3 適切な意思決定
 11.7.4 意思決定の改善
 11.7.5 新しいアイデアとテクニック
 11.7.6 明白で,効果的なプロセス
 11.8 Web WAVE(インターネット/イントラネット)
 11.8.1 Web WAVE(インターネット/イントラネット)の概要
 11.8.2 最終形を構想して開始する
 11.8.3 新規開発プロセスと稼働中開発プロセス
 11.8.4 インターネットに対する側面
 11.8.5 イントラネットに対する側面
 11.9 データ・ウェアハウス
 11.9.1 DWの概要
 11.9.2 業務系データベースとの違い
 11.9.3 データ・ウェアハウスの特性
 11.9.4 典型的な構成
 11.10 システム再構築方法論
 11.10.1 システム再構築方法論の概要
 11.10.2 システム再構築方法論の特徴
 11.10.3 TSRMの構造
 11.11 プロジェクト管理
 11.11.1 プロジェクト管理「PACE」の概要
 11.11.2 「PACE」の適応範囲
 11.11.3 「PACE」の主な技法
 11.12 今後の展開
第12章 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(株)におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 はじめに
 12.1 ケンブリッジの短期導入手法
 12.1.1 ビジネス・サイクルよりも速い開発サイクルの実現
 12.1.2 なぜ,ITプロジェクトは失敗するのか
 12.1.3 基本に忠実であること
 12.1.4 スピード開発には顧客の「覚悟」が必要
 12.1.5 スピード開発のために生まれたITコンサルティング企業,米国ケンブリッジ社
 12.1.6 さまざまなプロジェクトに対応するケンブリッジRADとそのフェーズ
 12.1.7 SCOPE(業務分析フェーズ)
 12.1.8 Rapid Solution Workshop(プロトタイピング・フェーズ)
 12.1.9 Design/Development/Rollout(設計,開発,稼働のフェーズ)
 12.1.10 Application Assimilation(アプリケーション浸透のフェーズ)
 12.1.11 パッケージ導入に失敗しないための「パッケージ導入向けRAD」
 12.1.12 成功するためのERPパッケージの導入プロセスとは
 12.2 ケンブリッジのプロジェクト管理手法
 12.2.1 納期を守るためのプロジェクト管理手法
 12.3 ケンブリッジのITコンサルタント育成・評価法
 12.3.1 スピード開発のための人材育成とは
 12.3.2 ケンブリッジの人材採用方法
 12.3.3 スキルやキャリア・アップは個人がオーナ
 12.4 ケンブリッジの企業文化
 12.4.1 次世代ITコンサルティング企業の企業文化とは
 12.4.2 ITコンサルティング企業のための企業文化とは
 12.4.3 いかにカルチャーを浸透させるか
第13章 三井情報開発(株)におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 13.1 コンサルティング・サービスのメニュー,体制
 13.1.1 サービス・メニュー
 13.1.3 重点志向分野
 13.1.4 コンサルティング・サービスの実績分布
 13.1.5 システムコンサルティングセンター以外でのシステム・コンサルティング業務
 13.2 コンサルティング方法論(メソトロジー)
 13.2.1 業務とシステムの総合診断
 13.2.2 ビジネス・プロセス分析
 13.2.3 情報戦略の策定
 13.2.4 システムの評価
 13.2.5 システム化計画作成
 13.2.6 要件定義
 13.3 プロジェクトの進め方・管理方法
 13.3.1 時間を基準にする形態の場合
 13.3.2 成果物を基準にする形態の場合
 13.4 コンサルタントの育成方法
 13.4.1 初期のコンサルタントが陥り易い問題点
 13.4.2 育成策
 13.5 コンサルティング事例
 13.5.1 システム診断・評価
 13.5.2 全体計画
 13.5.3 個別計画
第14章 日本ヒューレット・パッカード(株)におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 14.1 システム・コンサルティングとは?
 14.1.1 コンサルタティブな振る舞い
 14.1.2 期待と対価
 14.1.3 課題と手段
 14.1.4 WHATとHOWの連鎖
 14.1.5 コンサルティング体制
 14.2 コンサルティングの知識共有
 14.2.1 K‐Net
 14.2.2 K‐Link
 14.2.3 K‐Desk
 14.2.4 組織的支援
 14.2.5 SHOCK
 14.3 コンサルティングの実施
 14.3.1 HP FocusPM
 14.3.2 トラストの3要素
 14.3.3 PPT(ピープル,プロセス,テクノロジ)
 14.4 コンサルティングの品質管理
 14.4.1 BPQ(ビジネス・プロセス・クオリティ)
 14.4.2 品質管理教育
 14.4.3 SRP(ソリューション・レビュー・プロセス)
 14.5 コンサルティング・メニューの紹介
 14.5.1 ITSM(ITサービス・マネジメント)
 14.6 ま と め
 14.6.1 コンサルティングの理解を得るために(コンサルティングの対価の考え方)
 14.6.2 最後に
第15章 (株)日立製作所におけるプロフェッショナル・コンサルティングの推進とその実際
 15.1 ベスト・ソリューション・パートナー目指して
 15.2 ソリューションとは何か
 15.3 ソリューションにおけるコンサルティングの位置づけ
 15.4 コンサルティングを分類する視点
 15.4.1 ビジネス・コンサルティングと情報技術コンサルティング
 15.4.2 業種固有コンサルティングと業種横断コンサルティング
 15.4.3 プロセス・コンサルティングとコンテンツ・コンサルティング
 15.5 コンサルティング商品の開発
 15.5.1 コンサルティング商品の開発から実施まで
 15.5.2 コンサルティング商品体系
 15.6 質の高いコンサルティングを行うための要件
 15.6.1 コンサルティングの品質とは
 15.6.2 コンサルティングを構成する要素
 15.6.3 コンサルティング商品自体の品質を高める
 15.6.4 コンサルティング・プロセスの質を高める
 15.7 コンサルタント育成の方法
 15.7.1 コンサルティングに必要なスキル
 15.7.2 コンサルタントのカテゴリ
 15.7.3 新人はいかにしてコンサルタントに育つか
 15.8 付加価値の高いコンサルティングのためのナレッジ・マネジメント
 15.8.1 ナレッジ・マネジメントの4つのタイプ
 15.8.2 コンサルティングを支援する知識ベース・システム
 15.9 コンサルティングの事例:企業革新への情報技術の適用に向けて
 15.9.1 アプリケーション・アーキテクチャ設計コンサルティング:システムの分散化,集中化の共存
 15.9.2 情報化戦略策定コンサルティング:企業革新情報技術コンサルティングに向けて
 15.10 日立製作所のプロフェッショナル・コンサルティング推進に向けて
第16章 NTTソフトウェア(株)におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
 16.1 システム・コンサルティングの概要
 16.1.1 システム・コンサルティングのメニュー
 16.1.2 ビジネス・コーディネーション・コンサルティングの概要
 16.1.3 コンサルティングの役割と効果
 16.2 コンサルティング方法論と運用
 16.2.1 コンサルティング方法論の概要
 16.2.2 タスクの記述内容
 16.2.3 コンサルティング方法論を持つメリット
 16.2.4 コンサルティング方法論とナレッジ・マネジメント
 16.2.5 コンサルティング方法論の運用と実際
 16.3 インターネット・ビジネス実現におけるコンサルティング事例
 16.3.1 通信販売会社X社が行ったインターネット・ビジネス
 16.3.2 問題点とコンサルティング・ポイント
 16.4 製造業のIT化検討におけるコンサルティング事例
 16.4.1 菓子メーカY社が行ったIT化検討
 16.4.2 問題点とコンサルティング・ポイント
 16.5 コンサルティングを成功させるポイント
 16.5.1 クライアントのねらいを明確にする
 16.5.2 全体最適化のための高い付加価値を出す
 16.5.3 高いプレゼンテーション性をつけた情報を提供する
 16.6 コンサルティングに必要なスキル
 16.6.1 コンサルティングのスキル体系
 16.6.2 ヒューマン・スキル体系の内容
 16.6.3 ナレッジ体系の内容
 16.6.4 ヒューマン・スキルとナレッジの関係
 16.7 コンサルタントの育成
 16.7.1 コンサルタント育成プランの概要
 16.7.2 SEがシステム・コンサルタントになるための課題
 16.7.3 コンサルティング経験から始める育成方法
 16.7.4 コンサルタントになるための心がけ
第17章 アクセンチュア(株)におけるシステム・コンサルティングの推進とその実際
(システム開発見積り手法の導入コンサルティング事例紹介)
 17.1 はじめに
 17.2 システム規模見積り指針の策定
 17.2.1 各種見積り手法について
 17.2.2 導入する見積り手法の条件
 17.3 システム開発手法の策定
 17.3.1 システム開発手法の標準化について
 17.3.2 システム開発手順の導入
 17.3.3 適用上の留意点
 17.4 システム開発における評価指標の利用
 17.4.1 評価指標の利用方法
 17.4.2 評価指標利用にあたっての留意点
 17.4.3 指標毎の特性
 17.4.4 あるべき評価指標のメリット
 17.4.5 あるべき評価指標
 17.4.6 継続的改善のための今後の課題
 17.5 まとめ
第18章 ITコーディネータ
 18.1 はじめに
 18.2 ITコーディネータの求める人材像
 18.2.1 経営と情報システムの架け橋
 18.2.2 望まれる人材像
 18.3 ITコーディネータに求められる能力
 18.3.1 ホーム・ドクタとコンサルタント
 18.3.2 経営コンサル・アドバイス能力
 18.3.3 情報システム監理能力
 18.4 企業にとってのITコーディネータの役割
 18.4.1 企業生き残り策
 18.4.2 ITコーディネータの役割
 18.5 ITコーディネータの具体的な活動は?