プラスチック射出成形品におけるトラブル原因と未然防止のための設計ポイント 【弊社研修室】
~ 射出成形金型のポイント、ゲート位置と成形品品質、樹脂材料の特性と選ぶポイントおよび実際の使い方における注意点 ~
・プラスチック設計仕様が成形品品質に与える影響を理解し、設計する上でのポイントと注意点を修得し、成形品品質の確保に活かすための講座
・金型と成形品品質との関係を理解・把握した上で、設計仕様に落とし込む(図面化)技術を修得し、高品質なプラスチック製品の開発に活かそう!
・代表的な成形不良サンプルも多く展示いたしますので、手に取り見て触って理解を深めていただけます
*本講座は、弊社研修室で行う対面講座です
講師の言葉
プラスチック製品や成形品設計に携わっている方、あるいはプラスチックものづくりの品質保証/管理、生産技術、製造等の部門に携わっている方へ向けて本講座を企画いたしました。
プラスチックは、現在の我々の生活と切り離して考えることができないくらい密接な存在となっています。しかし、プラスチックのものづくりとなると、何を拠りどころに設計すれば良いのか迷うことになります。製品設計はものづくり工程のトップバッターですので、そのトップバッターがプラスチックの勘所や後工程への配慮を欠いた設計をしたらどうなるでしょうか。後工程で問題が発覚し、対策しようにも上手くいかず、前工程に戻って作業をやり直さざるを得なくなります。このような「手戻り」が頻発すると、目標の品質やコストはもちろん、約束の納期も守れなくなってしまいます。
手戻りをなくすには、プラスチック設計仕様が成形品品質に与える影響を良く知ることが重要です。成形品形状は金型により作られます。よって、金型と成形品品質との関係を理解・把握した上で設計仕様に落とし込む(図面化)ことが重要となるのです。
本講座は、長年プラスチック製品設計に携わってきた講師の実例を通して、設計の勘所を解説します。
また、プラスチック国際博覧会等で入手した成形品、および代表的な成形不良サンプルも多く持参いたします。手に取り見て触って理解を深めていただければと思います。
皆さまの多くのご参加をお待ちしております。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年09月14日(月) 10:30 ~ 17:30
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| 開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー |
加工・接着接合・材料 |
| 受講対象者 |
・プラスチックにおける製品/成形品設計者、研究/開発設計者の方
・品質管理、生産/製造技術、製造等の部門の方
・射出成形に関する理解を広げて業務にあたりたい方 |
| 予備知識 |
・基礎部分から説明いたしますので、特に必要ありません |
| 修得知識 |
・プラスチックものづくりの各工程ポイントと前工程/後工程の関係
・射出成形金型の構造と機能
・PL/ゲート/樹脂選択と成形品品質との関係
・プラスチック技術のトレンド |
| プログラム |
1.射出成形金型のポイント
(1).射出成形法とは?
a.射出装置、型締装置、金型温調器、成形加工の一連の流れ
(2).金型の構造
a.2プレート金型/3プレート金型/ホットランナー金型
・金型知識:入れ子金型にする5つの理由(よく知って金型打合せに臨む!)
(3).金型の機能
a.5大機能(知らないで設計すると致命不良となる!)
・地頭問題:側面に貫通する横穴がある成形品形状を作る金型構造を考える!
2.手戻りをなくすプラスチック射出成形品設計とそのポイント
(1).PLの決め方と寸法精度、形状精度
a.PL指示と成形品外観品質
・PL指示は設計仕様、人まかせでは良い品質は得られない、金型の作り方へも大きく影響
b.PL指示と離型抵抗
・「キャビ取られ=致命不良」を起こさないPL指示をすること
c.PL指示と抜き勾配
・PL指示を境に変わる抜き勾配
d.PL指示と寸法精度
・成形品の寸法精度を出しやすいPL指示とは?
e.PL指示と幾何公差
・同軸度(幾何公差)を出しやすいPL指示とは?
(2).ゲート位置と成形品品質
a.ゲート位置とウェルドライン
・流動解析事例:穴がなくてもウェルドラインができる形状
b.ゲート位置と収縮差によるそり
c.偏肉成形品の適切なゲート位置
d.成形品形状と適切なサイドゲート位置
・不良事例1:成形条件とジェッティング不良回避
e.金型強度上不適切なゲート位置
f.ゲート位置とエアー排出性
(3).樹脂材料の特性と選ぶポイント
a.樹脂の主な特性
・熱可塑性樹脂/熱硬化性樹脂
・結晶性/非結晶性
・特性改質
b.特性と実際の使い方における注意点
・難接着/塗装/印刷
・移行
・2次切削
・成形加工/製造/評価/輸送の各シーン
・不良事例2:移行による成形品クラック(発生のメカニズム→設計の対処法は?)
c.特性と製品評価
・各特性
・樹脂材料の選択
d.サーキュラーエコノミー(資源循環型経済)とプラスチック設計
3.設計における注意点と講師の設計事例
(1).組立工程で成形品がポキッと折れて問題!(脆性破壊)
a.何が原因だったか→設計の対処法は?
(2).成形品の穴と軸とのクリアランスばらつきが大きい
a.穴に軸を入れるとガタの大きいものが発生して問題!
→ばらつきを小さくした設計の対処法は?
(3).スナップフックの嵌合強度が弱く、嵌めても容易に外れて問題!
a.なぜ弱くなったか→嵌合強度をアップさせた設計の対処法は?
(4).バリ発生で製品の操作感触不良(全数不良となった!)
a.何が原因だったか→設計の対処法は?
4.技術トレンド&成形不良サンプル
(1).技術トレンド
・3年に1度開催されるK(ドイツデュッセルドルフ2025)を視察した話をいたします
・入手した成形サンプルも展示しますので、手に取って触れてご覧ください
(2).成形不良サンプル
・成形不良サンプルを展示します
・不良現象を直接見て触れて理解する良い機会となります
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| キーワード |
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| タグ |
プラスチック、金型、射出成形、成形加工 |
| 受講料 |
一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
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| 会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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