焼結技術、粉末冶金の基礎と評価方法および金属材料の強度・耐久性向上への応用 <オンラインセミナー>

~ 拡散機構、材料欠陥の熱力学、各種の焼結方法、3Dプリンタ、ナノコンポジットへの応用 ~

・熱力学や拡散の焼結のメカニズムから応用技術までを修得し、製品開発に応用するための講座
・現象が複雑で理論とあわないことが多い焼結技術を基礎から修得し、高品質な製品開発に活かそう!

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講師の言葉

(第1部)
 焼結は、理屈がわかってもなかなかうまくいかない製造プロセスかもしれません。しかしながら、その理屈がわかっていれば工夫もしやすくなるのも事実だと思います。とはいえ、学生時代に講義として受けるようなものでもないかもしれません。そして、熱力学と拡散という取っ付きにくい分野がその中心になる上、粉末を扱うために現象が複雑で理論とあわないことが多々あるため、基礎の勉強がおろそかになりやすいのではないかと思います。
 今回のセミナーでは、焼結を基礎から理解することにより、応用に活かせる知識が修得できます。講演者が行っている研究事例も紹介させて頂きます。

(第2部)
 「粉末冶金(ふんまつやきん)」という用語はあまり馴染ではないですが、粉末冶金技術を用いて製造された部品は、自動車などの輸送機械、事務機械やOA機器などの産業機械および家電やAV機器などの電気機械といった身近な製品の一部として非常に多く用いられています。
 このセミナーでは、まず「金属材料の基礎」についてお話します。金属材料の基礎知識を得ておくことで、「粉末冶金の基礎」についての理解度も上がることが期待できます。その後に解説する「粉末冶金法を用いた金属材料の強度・耐久性向上への応用」についての内容を理解してもらうためにも必要です。また、現在非常に注目されている「金属用3Dプリンタを用いた材料開発」についてもお話しします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年04月23日(木) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械部品、金属部品、磁気部品、摩耗部品、熱電変換材料ほか関連製品分野の技術者、研究者の方
・粉末冶金関連企業にお勤めで、粉末冶金技術を用いた部品生産および開発に携わる若手技術者の方
・粉末冶金技術を用いて、新材料開発を行いたいと考えている方
・自動車、輸送機械、事務機械、OA機器などの産業機械および家電やAV機器などの電気機械関連企業の技術者の方
予備知識 ・基本的な物理や化学の知識
・材料熱力学や拡散の知識があればさらに分かりやすいです
・粉末冶金や材料工学についての初歩的な知識があればより理解が深まります
修得知識 ・熱力学や速度論(拡散)から焼結の基礎理論や知識を習得し、実際の焼結現象の理解に役立てることができます
・焼結の現象論ではなく、基礎的知見からの理解ができ、応用へ活かせるようになります
・粉末冶金に関する基礎知識
・粉末冶金法を用いた新材料開発の最新知識
プログラム

(第1部)焼結技術の基礎と評価方法および応用への活かし方

1.焼結の基礎
  (1). 初期焼結
  (2). 中・終期焼結
  (3). 液相焼結

2.拡散現象の基礎
  (1). 拡散機構
  (2). フィックの法則

3.セラミックスの欠陥化学
  (1). 材料欠陥の熱力学
  (2). 欠陥の酸素分圧依存性:Kroger-Vink図

4.焼結の前工程
  (1). 粉末の準備
      a.粉砕
      b.混合
      c.造粒
  (2). 成形技術
      a.乾式成形
      b.湿式成形

5.各種の焼結方法
  (1). 大気焼結
  (2). 真空焼結、雰囲気焼結
  (3). 加圧焼結
      a.ホットプレス
      b.熱間等方加圧焼結
      c.パルス通電焼結

6.焼結体の評価方法
  (1). 密度測定
  (2). 粒径測定
  (3). 組織観察

7.焼結技術の応用・事例
  (1). 雰囲気調整法
  (2). パルス通電焼結
  (3). 金属3Dプリンタ
  (4).ナノコンポジット、MAX相セラミックスなど

8.まとめ

(第2部)粉末冶金および焼結技術の基礎と金属材料の強度・耐久性向上への応用

1.粉末冶金 緒論
  (1).粉末冶金の定義
  (2).粉末冶金の歴史
  (3).我が国の粉末冶金の現状

2.金属材料の基礎
  (1).金属の結晶と塑性変形
  (2).金属材料の強化機構

3.金属粉末の製造法とその特性
  (1).金属粉末の製造法
    a.水素または炭素を用いた酸化物の還元
    b.噴霧法 アトマイジング
    c.その他
  (2).粉末の特性とその測定
    a.顕微鏡観察
    b.ふるいわけ法
    c.光の回折による粒度分布測定および粒度分布の表し方

4.粉末の成形および焼結
  (1).粉末の圧縮成形の機構
  (2).各種粉末成形法
    a.金型成形
    b.CIPおよびHIP
    c.射出成形
    d.高速成形
    e.3Dプリンタ
  (3).焼結機構
  (4).焼結法
    a.普通焼結法
    b.特殊焼結法
  (5).焼結における諸性質の変化および焼結材の一般的性質の測定
  
5.焼結材の主な用途
  (1).自動車などの機械部品
  (2).自動車などの焼結含油軸受
  (3).その他

6.粉末冶金法を用いた金属材料の強度・耐久性向上への応用
  (1).メカニカルアロイング法およびメカニカルミリング法を用いた複合粉末の作製
  (2).複合粉末焼結材の作製
  (3).複合粉末焼結材の機械的性質評価
 
7.今後の展望
・3Dプリンターによる金属積層造形(Metal Additive Manufacturing)技術の進展

キーワード 焼結 拡散 セラミックス 欠陥化学 粉砕 混合 造粒 ホットプレス パルス通電焼結 ナノコンポジット アトマイジング 3Dプリンタ 普通焼結法 特殊焼結法 複合粉末焼結材
タグ 金型金属金属加工金属材料機械粉末治金自動車・輸送機車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日