設計者のためのOpenModelicaを用いたモデリングおよび設計・解析技術の実践講座 ~ 1人1台PC実習付 ~ 【弊社研修室】

~ 設計者に求められる解析技術、OpenModelicaによる簡易モデルを用いた解析の基礎演習、代表的な数値解析手法とそのポイント、製造業に関連した応用解析事例とその実践演習 ~

・設計者に必要なCAEを用いたモデル化手法や設計の性能検証のポイントをOpenModelicaを用いた実習を通して修得し、システムのダイナミクスを考慮した設計とその検証に活かすための講座

・CAEによる機械、電気、熱の簡易モデルの解析やそれらの複合領域の連成解析について、講師の豊富な経験に基づく知見と実践ノウハウを修得し、設計実務に活かすためのセミナー!

※PC環境は弊社でご用意いたします

講師の言葉

 この講座では、OpenModelicaのモデリング機能を活用し、シミュレーションと解析の基礎を学びます。物理的な挙動をモデル化し、設計の初期段階から性能を検証する能力を身につけます。従来のCADツールでは難しい、システムのダイナミクスを考慮した設計手法を習得したい方におすすめです。

 講座終了後、継続した復習が可能なように配慮して基礎的な事項の解説を行います。また、後半の応用例は講師自身が取り組んでいる事例を解説いたします。総じて、参加者皆様にとっての新しい気づきが得られるように構成しています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年03月23日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー PC実習付きセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・設計業務および関連する分野に従事する若手技術者や学び直しを希望する方
・設計者自身で解析などの業務を兼任担当し、課題を抱えている方
・解析業務でより効率よく設計するための指針を学びたい方
・解析業務などで必要とされる運動方程式における数値解析の基礎事項を理解したい方
・設計部門および解析部門間の橋渡し役として、さらなる応用について身につけたい方
予備知識 ・適宜、フォローを行いますので予備知識は不要です
修得知識 ・設計および解析の役割と重要性、製品の市場価値を高めるために必要な知見が得られます
・機械系、電気系など複合物理領域分野の設計解析について必要な知見が得られます
・数値積分手法の特徴理解、導入および解析結果の検討など必要な知見が得られます
・1DCAEに関連するトレンド技術や最新の応用技術の導入事例が学べます
プログラム

1.これからの設計者に必要な解析技術とそのポイント

  (1).現状での問題点;設計者、解析者間との情報連携

  (2).3DCADを主体としたモデリングおよび解析における課題

  (3).1DCAEについて;概要

 

2. OpenModelicaによる簡易モデルを用いた解析の実践(基礎演習)

  (1).ソフトウエアの起動方法

  (2). 簡易モデルを用いたモデリング演習

    a.機械力学分野:1自由度系力学モデル(非線形系モデルを含む)

    b.電気工学分野:電気回路モデル

    c.熱力学分野:熱回路モデル

  (3). 解析結果の検証

    a.よくやる失敗例:物理量の確認ミス

    b.ポイント1:時間刻みおよび初期設定の設定

    c.ポイント2:数値積分手法の選定

 

3.代表的な数値解析手法とそのポイント

  (1). 運動方程式の基礎事項

  (2). 運動方程式の導出方法について

  (3). 代表的な数値積分手法の解説および長所・短所、注意事項について

  (4). ミックス・オイラー法、シンプレクティック積分について

  (5). 各手法における数値シミュレーションを用いた比較検討

 

4.製造業に関連した具体的な解析事例と実践のポイントおよび注意点

  ※(2)(3)についてはデモを見せながら、皆さんが実際に解析する際のポイントを解説します

  (1).複合物理領域 機械/電気連成系として;DCモータのモデリングおよび解析事例

    a.ポイント:連成時の物理量の確認

    b.失敗しないための注意点:初期条件について

  (2).  複合物理領域 小型動力付き自動車模型(ミニ四駆)のモデリングおよび解析事例

    a.ポイント:各種支配方程式の確認

    b.失敗しないための注意点:相互作用の強さ、初期条件について

  (3). 応用事例として;人工筋アクチュエータによるモデリングおよび解析事例

    a.ポイント:各種支配方程式の確認

    b.失敗しないための注意点:非線形特性の扱い、近似特性について

 

 5.まとめ

  (1).今後の学習ポイント

  (2).その他のソフトウエアツールの応用事例

  (3).参考文献など

 

※各章の終わりに質疑応答、5章の終わりに全体を通じた質疑応答を行います

 

キーワード 設計者による解析 OpenModelica 1DCAE モデルベースデザイン MBD 複合物理領域 数値積分法 ダイナミクス 経時変化 構造解析 動解析 回路解析 熱解析 連成解析
タグ 回路設計機械要素設計・製図・CAD熱設計
受講料 一般 (1名):59,400円(税込)
同時複数申込の場合(1名):53,900円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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