回路設計者に必要なアナログLSI回路設計の基礎と実践およびノイズ対策のポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ アナログ回路設計の基礎と設計者の心得、CMOS-IC回路設計の基礎と回路性能・動作の安定化およびノイズ対策の実践ノウハウ、回路設計の流れとシミューションツール活用のポイント ~
・アナログ回路の基礎から基本回路を組み合わせた集積回路の安定動作や回路設計の実践ノウハウまでを修得し、設計実務に活かすための講座
・周波数特性やノイズ特性などの回路性能を左右する設計の勘所から回路シミュレーションの実践活用のポイントまでを修得し、設計するアナログチップの性能を最大限に引き出すためのセミナー!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
半導体業界ではデジタル技術が主流ですが、その入り口と出口ではアナログ技術が不可欠です。半導体の用途が広がる中で、アナログ信号処理のクオリティ向上がますます重要視されています。アナログ回路設計は複雑で難しいと言われますが、その分非常に面白く、挑戦しがいのある分野です。設計は料理に例えられ、良い材料を上手に使うことで、優れた成果が得られます。材料としてはCMOSトランジスタ、抵抗、容量、インダクタなどがあり、これらを活かして最も基本的なソース接地アンプから、基本回路を組み合わせたオペアンプ内部回路の動作と設計の要点までを解説します。
本講座では「回路は物語で語れ」をコンセプトに、回路設計をストーリーとしてわかりやすく説明し、深い理解と応用力を身につけていただけるようにしています。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年03月19日(木) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 |
・アナログチップ設計に携わる初学者の方
・IC設計やLSI設計の実務経験をお持ちで基礎から学び直したい方
・FPGAなどのデジタル設計の経験はあるがアナログ設計についても学びたい方
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| 予備知識 |
・オームの法則、キルヒホッフの法則等の電子回路の基礎は前提知識とさせていただきます |
| 修得知識 |
・オペアンプの内部回路を通じて、アナログ回路の基礎を深く理解し、回路設計の考え方を身につけることができます
・周波数特性やノイズ特性といった回路性能を左右する重要な要素についても学び、性能を最大限に引き出す方法を修得できます
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| プログラム |
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1.アナログ回路設計の基礎
(1).アナログ信号処理のポイント
(2).アナログ回路設計の心得
(3).回路の基本技術
a.オームの法則
b.構成素子
c.トランジスタ(Tr)の役割
(3).オペアンプの考え方
a.利得Aを追従する力に変える負帰還技術
b.利得Aと誤差
2.CMOS-IC回路設計の基礎と実践のポイント
(1).基本回路の役割と動作原理および設計のポイント
a.カレントミラー
b.差動対回路
c.カスコード
d.アクティブロード
e.ソースフォロワー
f.帰還抵抗
(2).高い利得Aを実現する回路構成
a.差動対回路+カスコード
b.差動対回路+アクティブロード+カスコード
c.差動対回路+アクティブロード+ソース接地アンプ (2段アンプ)
(3).回路性能を左右する周波数特性
a.なぜ周波数特性を使うか
b.LPF特性
c.HPF特性
(4).位相補償と安定動作のポイント
a.発振とは
b.ボード線図
c.位相余裕
d.ゲイン余裕
e.位相補償
(5).ノイズの発生メカニズムと対策ノウハウ
a.アナログとデジタルに対するS/Nの考え方
b.ノイズの種類
c.ノイズ算出方法
d.ノイズ削減方法
3.回路設計の流れとシミュレーションツール活用のポイント ~デモ~
(1).実際の回路設計の流れ
a.仕様検討
b.回路構成検討
c.回路設計
d.検証
(2).LTspiceを用いたシミュレーション デモ
a.RC回路のAC解析、Tran解析の実践
b.オペアンプ回路のAC解析、Tran解析の実践
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| キーワード |
アナログLSI設計 アナログチップ設計 アナログIC設計 アナログ集積回路 CMOSイメージセンサ 信号処理回路 オペアンプ 低ノイズ ノイズ低減 |
| タグ |
ノイズ対策・EMC・静電気、回路設計、基板・LSI設計、電子部品、LSI・半導体 |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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