光電融合技術の基礎と実用化の最新動向:高速光変調器技術の基礎と光電融合システムへの応用 <オンラインセミナー>
~ シリコンフォトニクス、CPO(Co-Packaged Optics)、光I/O、フォトニックコンピューティング、光電変換デバイスと電気光学変調器、光無線融合システムの実例 ~
・データ伝送速度100倍、消費電力1/100を実現することで注目されている光電融合技術の最新技術をつかみ、システムの実用化に応用するための講座
・光電融合システムを支える光変調器の動作原理から光電変換デバイスの基礎、光無線融合システムの実例までを修得し、システム設計に活かそう!
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講師の言葉
(第1部)
デジタル社会の進展とともに、データセンターや通信ネットワークの電力消費は急増し、カーボンニュートラル実現への大きな課題となっています。
本講演では、これらの課題を抜本的に解決する鍵として注目される「光電融合」技術に焦点を当てます。光と電子の特性を融合させることで、情報処理・通信のエネルギー効率を飛躍的に高め、データ伝送速度を100倍、消費電力を1/100に抑える可能性を秘めています。NTTのIOWN構想をはじめ、世界各国の研究開発が加速するなかで、光電融合はポスト・ムーア時代の中核技術として位置づけられています。
本講演では、デバイス・実装技術の最新動向から、国際開発競争、脱炭素社会への貢献までを俯瞰し、次世代ICTアーキテクチャの姿を展望します。
(第2部)
光電融合システムを支える光変調器の動作原理から最新研究の動向まで解説します。
本セミナーでは直感的に理解していただくことを目標とします。本セミナーを通して、光電変換デバイスの基礎、光電融合システムの研究動向を理解し、システム設計するために必要な知識を身につけていただくことをゴールと設定します。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年01月30日(金) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
| 受講対象者 |
・光電融合技術に携わる電子デバイス、通信、ネットワーク、データセンターほか関連企業の技術者の方
・光通信に関わるハードウエア、材料研究をはじめたい方
・光変調の基礎や伝送の物理限界を理解したい方
・ICT関連企業の経営企画、事業戦略策定を行う事業者の方 |
| 予備知識 |
・基本的なICTインフラの構造理解やエネルギー効率・消費電力に関する基礎概念に関する知識を持つことが望ましい
・理工系学部で学ぶレベルの物理や電気工学の知識があると、よりよく理解ができる |
| 修得知識 |
・光電融合に関する利用シーンと国内外の研究開発・事業者動向
・光電融合技術を理解するために必要な基礎的な事柄から最新の研究成果まで
・光電変換デバイスの基本的な役割
・光変調器の動作原理
・デジタル変調への応用
・光電融合技術の最新技術とシステム設計に必要な知識 |
| プログラム |
(第1部)世界が注目する光電融合技術:研究開発と実用化の最前線
1.光電融合が注目されている背景
(1).カーボンニュートラルとICT産業
(2).デジタル社会の進化と通信トラヒックの増加
(3).データセンター・通信ネットワークの電力問題
(4).グローバル市場における日本の情報通信産業の変遷と立ち位置
2.光電融合とは
(1).光電融合の定義
(2).光通信技術と電子回路技術の融合領域
(3).注目される技術:シリコンフォトニクス/CPO(Co-Packaged Optics)/光I/O
3.想定される利用シーン
(1).データセンター/スーパーコンピュータへの応用
(2).通信キャリア・IOWN実証の事例(APN、DTC)
(3).AI・ロボティクス分野への展開
(4).スマートシティ・自動運転など社会インフラ応用
4.国内外の研究開発・事業者動向
(1).欧米のR&D動向:
a.DARPA(米国家主導プロジェクト)、STARLight(欧州事業者主導プロジェクト)
b.Intel・IBM・Nvidiaなど半導体・ICT事業者のアプローチ
(2).アジアの動向:中国・韓国・台湾の光電融合戦略
(3).日本の取り組み:NTT IOWN構想
(4).国際標準化とエコシステム形成
(5).世界開発競争の構図
5.光電融合の課題と今後の展望
(1).課題
(2).今後の展望
(第2部)高速光変調器技術の基礎と光電融合システムへの応用
1.通信システム・デバイスの現状と研究動向
(1).通信システムの概要
(2).国内外の研究動向
(3).光電融合の必要性と技術課題
2.光通信システムの基本構成
(1).光伝送システムの基本構成
(2).変調信号と帯域幅
(3).波長多重
3.フォトニックコンピューティング研究の動向
・フォトニックコンピューティングの最新技術
4.光電変換デバイスの概要
(1).直接変調
(2).電界吸収型変調器
(3).電気光学変調器
(4).高速光検出器
5.電気光学変調器の原理
(1).光位相変調器
(2).振幅・強度変調器
(3).最新の変調器構造
(4).ベクトル変調
(5).変調器の安定性
6.デジタル変調への応用
(1).強度変調
(2).位相変調
(3).周波数変調
(4).多値変調
7.光変調器の数理モデル
8.光電変換デバイスの評価技術
9.光無線融合システムの実例
(1).システム実装例
(2).センシングへの応用
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| キーワード |
光電融合 シリコンフォトニクス CPO(Co-Packaged Optics) 光I/O IOWN DARPA STARLight 高速光変調器 フォトニックコンピューティング 光電変換デバイス デジタル変調 光無線融合システム
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| タグ |
信号処理、通信、光通信、センサ、回路設計、基板・LSI設計、光学、電子部品 |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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