ムダを徹底的に省いた自動化手法「Lean Automation」の基礎と実践ポイントおよび生産性向上 <オンラインセミナー>

~ リーン生産方式の要点、作業改善と部分自動化の進め方、自動化に適した作り易い製品設計、自動化システムの構想と設備仕様書の作成、生産活動の維持・改善 ~

・導入コストを抑えつつ生産性を最大化する「Lean Automation」の実践的な方法を修得し、効果を最大化した生産システム自動化を実現するための講座
・生産システム革新に向け長年挑戦を続けてきたデンソーの自動化手法である「Lean Automation」の実践ポイントを修得し、生産システムの改善に活かし、生産性向上を実現しよう!
・Lean Automation(リーンオートメーション)とは、「無駄を徹底的に省いた自動化」を意味する製造業での効率的な自動化手法です。無駄な工程や作業を排除して自動化することで、導入コストを抑えつつ生産性を最大化することが目的です。日本の製造業、特にトヨタグループやデンソーなどが長年培ってきたリーン生産方式の考え方を生かしたものです。

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講師の言葉

 構造的な人材不足が深刻化する中、生産システムの自動化は、製造業の生命線である生産性向上に不可欠な課題となっています。
 しかし、自動化機器を導入すれば即座に生産性が向上するわけではありません。現場では、手探りの試行錯誤や手戻り、慢性的な稼働ロスが発生し、結果として様々な混乱を招くケースも少なくありません。
 こうした「自動化の罠」を回避し、事業に貢献する生産システムを導入するためには、体系化された羅針盤と実践の勘所をあらかじめ共有しておくことが不可欠です。
 本講座では、生産システム革新に向け長年挑戦を続けてきた株式会社デンソーのアプローチ、“Lean Automation”の考え方と実践ステップを紹介します。具体的な内容は以下の通りです。
  1.自動化前のムダ取り(工程内のムダ排除と、上流に遡った「作りやすい製品設計」)
  2.シンプルかつコンパクトな設備構想設計と、漏れのない仕様書作成
  3.ラインオフ後の安定稼働を支える設備づくり ― 稼働維持・向上が容易な「生まれの良い設備」とTPM活動
 さらに、将来を見据えたIoTなどのデジタル技術の活用事例と、その展望についても取り上げます。
 本講義を通じて一貫して強調するのは、最新技術を導入する前に、あらゆるムダを徹底的に排除する「リーン生産」へのこだわりです。その実践を通じて、失敗するプロジェクトをゼロにすることを狙いとしています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年01月26日(月) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製造業における生産技術者および設備設計者(若手、中堅、ベテラン問わず)
・生産技術部門や製造部門などで、作業改善や生産性向上に携わる方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・Lean Automationの考え方と実践ステップの具体的方法
・自動化を実現するためのプロジェクトの全体像と自部署を含む各部署の果たすべき役割を正しく理解できる
・プロジェクト推進の勘所と生産活動の維持・改善のポイント
プログラム

1.Lean Automation概要
  (1).Lean Automation とは
    a.製造業が抱える様々な課題
    b.Lean Automationが目指す姿
    c.自動化に潜む3つの罠
    d.Lean Automationの3ステップ
  (2).生産システムとは
    a.日本競争力の現状と将来
    b.生産システムとは
    c.生産システムの変遷
    d.リーン生産方式の要点

2.自動化前の合理化技術(前さばき)
  (1).自動化戦略
    a.生産システムの進化と自動化戦略
    b.自動化投資の基本的考え方
  (2).作業改善
    a.リーン生産に基づく作業改善の具体的進め方
    b.リーン生産方式の本質
    c.手作業改善ビデオ
  (3).部分自動化の進め方
    a.部分自動化事例
    b.部分自動化の進め方
    c.組立性指標による自動化難易度
    d.ユニット自動化マップの活用例
  (4).自動化に適した作り易い製品設計
    a.作り易い製品設計の背景と狙い
    b.作り易い製品設計の3分野

3.自動化構想設計とそのポイント
  (1).自動化システムの構想
    a.ライン構想の立案
    b.ライン構想の検証
  (2).設備仕様書の作成
    a.自動化ラインの構想ステップ
    b.設備仕様書の作成要領
    c.早期立ち上げのポイント
  (3).自動化技術
    a.自動機の基本構成
    b.自動化要素技術
    c.ロボット技術

4.生産活動の維持・改善とそのポイント
  (1).ライン稼働とTPM
    a.TPMとは
    b.稼働ロスの可視化
    c.IoTシステムの活用

キーワード Lean Automation 生産システム 自動化戦略 作業改善 リーン生産 部品自動化 自動化構想設計 設備仕様書 ライン稼働 TPM
タグ 業務改善生産管理ロボット設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日