リチウムイオン電池の安全性と対策のポイントおよび注意点 <オンラインセミナー>

~ 正極材、負極材、電解液、セパレータ、セル材料と安全性、電極設計における注意点と組立時の安全性、温度による安全性への影響と対策のポイント ~

・発火事故が増加しているリチウムイオン電池の安全性を材料面から学び、製品の安全性確保に活かすための講座

・材料の切り口からリチウムイオン電池の安全性に影響を与える因子について詳しく修得し、対策に活かし、火災事故の未然防止に活かそう!

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講師の言葉

 リチウムイオン電池が原因の火災や、飛行機、列車、自動車での発火事故が増加している。多くは製造業者もはっきりとトレース出来ないサードパーティーの製品による事故だが、車載電池のようにしっかりしたメーカーが製造したリチウムイオン電池でも火災を起こし、ニュースになる事がある。以前より、リチウムイオン電池の危険性については至る所で言われているがなかなかゼロにはならない。
 生産量の急激な増加に比べると事故率はかなり少なくなって来ているが、まだまだゼロと言えるレベルからはほど遠い。材料の切り口から見ると発火、暴走リスクを減らすための努力が絶え間なく続けられているが、その内情は余り知られていない。
 本講座では、主に材料の切り口からリチウムイオン電池の安全性に影響を与える因子について詳しく説明したい。なぜリチウムイオン電池が燃えるのか、なぜ使用温度上限が65℃なのか、など安全性と密接に関係した事象についても解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年01月13日(火) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・リチウムイオン電池業界に携わっている方
・リチウムイオン電池の安全性に興味のある他業界の方
・リチウムイオン電池材料の安全性との関わりを知りたい方
・安全性についての考え方を知りたい方
予備知識 ・リチウムイオン電池についての最小限の知識があった方が理解しやすい
(技術系の専門的な知識が無くても理解出来るように説明いたします)
修得知識 ・材料切り口でのリチウムイオン電池の安全性について広範に知識が得られる
・業界で仕事をしている技術系の方の頭の中の情報整理に役立つ
・非技術系の方(営業、企画、広報など)がニュースなどで耳にする「リチウムイオン電池の安全性」についての基礎知識が得られる
プログラム

1.リチウムイオン電池を構成する材料と安全性
  (1).正極材
    a.正極材における安全性とは
    b.正極の評価技術
  (2).負極材
    a.負極材における安全性とは
    b.負極の評価技術
  (3).電解液
    a.電解液における安全性とは
  (4).セパレータ
    a.セパレータにおける安全性とは
  (5).その他セル材料
    a.導電助剤
    b.バインダー
    c.集電箔

2.安全性のための電極設計と注意点
  (1).スラリー組成(正極、負極)
  (2).電極設計における注意点
  (3).組立時の安全性
  (4).異物の影響

3.温度による安全性への影響と対策のポイント
  (1).熱暴走
  (2).電極反応における電池セルの吸熱、発熱
  (3).抵抗上昇問題
  (4).異物による不良

4.安全性試験とそのポイント
  (1).安全性試験技術の実施のポイント

キーワード 正極材 負極材 電解液 セパレータ セル材料 導電助剤 バインダー 集電箔 電極設計 異物 熱暴走 電極反応 電池セル 吸熱 発熱 抵抗上昇問題
タグ リスク管理安全検査リチウムイオン電池
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日