プラスチック溶着技術の基礎と自動車溶着技術への活用法 ~デモ付~ 【弊社研修室】

~ レーザ溶着・超音波溶着・高周波溶着・電磁誘導加熱・インパルス溶着・振動溶着のポイント、自動車の応用例、超音波溶着と製品設計の注意点 ~

・プラスチック製品の溶着工程を体系的に修得し、コストや生産性を考慮した加工技術の選定や加工品質向上に活かすための講座!

・各種溶着工法や応用技術を、実際の加工デモを見ながら実践的に修得し、溶着工程を含むプラスチック製品の設計、加工や品質保証に活かそう!

講師の言葉

 プラスチック成形品の設計・組立てはプラスチックの熱をかけると溶け出す、冷やすとまた固まるといった特性を生かしレーザ溶着、超音波溶着、高周波溶着、誘電加熱溶着、インパルス溶着、熱板溶着等色々な工法が考え出されてきました。

 これらプラスチック素材の二次加工において各種波動応用技術を利用した溶着全般の中で超音波溶着を中心に説明を行い、自動車部品、電子機器、民生品その他プラスチック製品に携わる企業の技術者の方のプラスチック溶着に対しての理解を深めて頂きたいと思います。プラスチック溶着に関して多くの溶着工法も合わせて解説させていただきますが、なるべく簡単にプラスチック溶着を理解して頂けるようなお話が出来ればと考えております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年11月10日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車、電子機器、機械、医療機器、家具、包装、玩具、他
(自動車を例に紹介しますが、他の業界の方にも適応可能)
・プラスチック溶着の加工、生産技術に携わる方
・溶着について体系的に修得したい設計、品質保証、調達、技術営業の担当者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・プラスチックの波動応用技術を利用した溶着全般
・超音波溶着を中心に自動車溶着技術の活用法
プログラム

1.レーザ加工技術の基礎と加工技術

  (1).レーザの基礎知識

  (2).レーザ溶着(半導体レーザ)

  (3).レーザカット(CO2レーザ)

  (4).レーザ溶着のシステム、製品事例、装置

 

2.超音波溶着技術

  (1).超音波の振動原理

  (2).振動子

  (3).工具ホーン

  (4).超音波ウェルダーとは

  (5).法的規制

  (6).周波数の選択

  (7).製品使用例(カシメ溶着)

  (8).カシメ溶着デモ

  (9).製品使用例

    a.直接溶着

    b.スポット

    c.ゲートカット

    d.インサート

    e.包装

    f.伝達溶着

 

3.高周波溶着技術

  (1).高周波誘電加熱の原理

  (2).高周波ウェルダー

  (3).高周波溶着の種類

  (4).溶着可能な材質

  (5).法的規制

 

4.電磁誘導加熱技術

  (1).高周波誘導加熱の原理

  (2).溶着可能な材質

  (3).加熱コイル

  (4).電磁誘導ウェルダー

  (5).電磁波誘導加熱

 

5.インパルス溶着技術

  (1).インパルス溶着の原理

  (2).インパルスウェルダー

  (3).装置の概要

  (4).ヒーターチップの設計

  (5).インパルス溶着の種類

  (6).インパルス溶着使用例

 

6.振動溶着技術

  (1).振動溶着の原理

  (2).振動溶着の構造

  (3).振動溶着

  (4).ワーク設計

  (5).振動溶着治具

 

7.自動車の応用例

  (1).自動車溶着技術

  (2).自動車内装溶着

    a.超音波多軸溶着

    b.超音波表皮巻込み

    c.ロボット超音波溶着

    d.レーザーカット

    f.高周波溶着

  (3).レンズ・外装溶着

    a.レンズ溶着

    b.インパルス溶着

    c.レーザ樹脂溶着

  (4).機能部品溶着

    a.ワイヤー接合断面

    b.二次電池用積層箔

    c.超音波金属接合

  (5).エンジンルーム

    a.電磁誘導加熱

    b.非接触式熱板装置

    c.熱板溶着例

    d.電磁誘導加熱

  (6).タイヤ

    a.超音波カッター

 

8.超音波溶着の応用

  (1).縦振動と横振動の違い

  (2).超音波金属接合

  (3).トーションウェルダー

  (4).超音波フードカッター

  (5).その他超音波応用例

  (6).溶着トラブル

 

9.超音波溶着と製品設計の注意点

  (1).リブ形状の具体例

  (2).プラスチック適合表

  (3).周波数と出力

  (4).出力計算

  (5).溶着最大長さ

  (6).ホーンの製作限界

  (7).ラムダホーン溶着例

  (8).周波数の適合性

キーワード レーザ樹脂溶着 超音波溶着 振動子 工具ホーン 高周波溶着 電磁誘導加熱 インパルス溶着 振動溶着 溶着トラブル ラムダホーン溶着 リブ形状 プラスチック適合表
タグ プラスチック接着・溶着
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
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