• 2025年11月11日(火) 10:30 ~ 17:30

１．プラスチックの基礎・環境対策
　　（１）．プラスチックの基礎と重要ポイント
　　　　ａ．概史、分類、生産量の動向　
　　　　ｂ．分子構造と重要物性（力学特性、耐熱性、溶融粘度）の関係
　　　　ｃ．製法と代表的な添加剤　
　　（２）．プラスチックの環境問題と対策の動向
　　　　ａ．廃プラスチックの発生と海洋汚染の状況
　　　　ｂ．対策と規制
　
２．バイオプラスチックの基礎と生分解性
　　（１）．バイオプラスチックの概説
　　　　ａ．定義・分類、特徴と課題
　　　　ｂ．利用可能なバイオマスの生産動向
　　　　ｃ．生分解性のメカニズム、分解制御技術、評価方法
　　（２）．市場動向と課題
　　　・世界と日本での生産・利用の現状と違い、成長見通し
　　（３）．主要な生分解性プラスチック（構造・製法、生産規模、課題）
　　　　バイオポリオレフィン、バイオPET、ポリ乳酸、PBS、バイオポリアミド、PHA、
デンプン変性樹脂、セルロース変性樹脂、PBATなど

３．バイオプラスチックの開発事例
　　（１）．高機能なポリ乳酸複合材の開発
　　　　ａ．実用性と耐久性の改良
　　　　ｂ．高機能化（高耐熱化、難燃化、高伝熱化など）
　　　　ｃ．電子機器への適用と展開
　　（２）．高機能なセルロース系樹脂複合材の開発
　　　　ａ．非可食成分のセルロースへの長鎖成分付加の樹脂構造の開発
　　　　ｂ．低CO2排出量の製造プロセス（半不均一合成）の開発
　　　　ｃ．添加剤による高機能化・高耐久化（高強度、難燃化、高装飾化）
　　　　ｄ．海洋分解性の実証
　　　　ｅ．高付加価値な用途への利用
　　（３）．藻類由来の多糖類系樹脂の開発
　　　　a. 藻類バイオマスの生産利用動向
　　　　b．藻類由来の多糖類と長鎖脂肪酸からなる樹脂構造の開発
　　　　c.　藻類培養から樹脂合成までの一環生産プロセスの開発

４．まとめと今後の展望
　　（１）．バイオプスチックの開発と製品適用のポイント
　　（２）．バイオプラスチックの利用推進の展望
　　　　ａ．プラスチック全体の環境対策の中での利用の展望
　　　　ｂ．サーキュラーエコノミーに対応するバイオプラスチックのリサイクル

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