熱エネルギー工学の基礎とマルチスケール熱伝導評価技術および熱機能性材料開発への応用 <オンラインセミナー>
~ 熱エネルギー工学・熱輸送の基礎、マルチスケール熱伝導評価技術と測定のポイント、省エネルギー社会に有用な熱機能性材料の研究開発と最新動向 ~
・電子デバイスの熱管理において重要な計測技術と熱問題を解決する機能性材料を開発するための実践ポイントを修得し、実際の製品に応用するための講座
・熱エネルギー工学の基礎から熱拡散材料、断熱材料、高熱伝導材料などの最新の研究開発動向までを学び、電子デバイスの低消費電力化・省エネルギー化に活かそう!
・熱伝導評価技術について日本語で体系的に学べる書籍や講義等はないため、非常に有用な知識を提供いたします
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
電子デバイスの熱マネージメント問題を効率良く解決するための高熱伝導材料や建材・冷暖房機器のエネルギー散逸を効果的に抑制する断熱材など、低消費電力化を目指す現在の省エネルギー社会において熱機能性材料の更なる性能向上が嘱望されている。熱エネルギー工学は、これらの課題を解決する役割を担った学問領域であり、産業界では現在、柔軟性に優れた熱拡散材料や光透過性を有する断熱材など、熱伝導率ばかりでなく機械特性や光学特性など異なる物性を併せ持った次世代材料の開発を基礎研究に求めている。
本講義では、熱エネルギー工学と電子・フォノン熱輸送の基礎知識の他、講師の専門である“マルチスケール熱伝導評価技術“を紹介する。そして主に高熱伝導材料や断熱技術の現状と省エネルギー社会における技術的課題を中心として、ナノ構造材料を利用した次世代材料の開発の現状と今後の展望について解説を行う。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年09月26日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・熱マネージメントに関連したデバイス設計や材料開発に従事しているエンジニアの方
・ナノ構造材料を利用した新規熱デバイスの開拓に興味のある方
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予備知識 |
・基本的な数学や物理学、化学の知識
・熱エネルギー工学や機械工学に関する高度な専門的知識は必要ありません
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修得知識 |
・熱エネルギー工学の基礎と様々な材料形態における熱伝導評価技術
・高熱伝導材料から断熱材まで省エネルギー技術に関連する応用技術
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プログラム |
1.熱エネルギー工学の基礎
(1).熱エネルギーの基本原理
(2).熱エネルギーの生成と変換技術
(3).熱エネルギーの応用と管理
2.電子・フォノン熱輸送の基礎
(1).電子熱輸送のメカニズム
(2).フォノン熱輸送のメカニズム
(3).電子・フォノン相互作用
3.マルチスケール熱伝導評価技術の実践ポイント
(1).マクロスケール熱伝導測定手法
a.バルク材料の定常/非定常熱伝導測定
b. マイクロファイバーの熱伝導率測定
(2).ナノスケール熱伝導測定手法
a.薄膜の熱伝導率測定
b.単一ナノ構造材料の熱伝導率測定
4.省エネルギー社会に有用な熱機能性材料の最新開発動向と今後の展望
(1).熱マネージメント問題を解決する高熱伝導材料の開発
a.熱拡散材料の基礎
b.界面熱輸送の促進と制御技術の開発
c.ナノ構造材料を用いた次世代型フレキシブル熱拡散材料の開発
(2).断熱技術の現状と将来展望
a.断熱材の熱伝導の基礎
b.真空断熱・透明断熱技術の性能向上のポイント
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キーワード |
サーマルマネジメント 熱管理 熱輸送 熱伝導 熱対流 熱放射 電子デバイス エネルギー機器 高熱伝導率材料 熱伝導率測定 熱分析 |
タグ |
イノベーション、研究開発、材料、プリント基板、薄膜、データ分析、計測器、材料力学・有限要素法、自動車・輸送機、省エネ、設計・製図・CAD、電源・インバータ・コンバータ、電子機器、伝熱、熱設計 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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