MBD (モデルベース開発) の基礎と効果的な導入・推進のための実践ポイント 【弊社研修室】

~ MBDの基礎と進行フェーズ、機能中心設計、機能性評価、機能モジュール化とルールベース設計、導入事例とその効果 ~

・MBD(モデルベース開発)の基礎と進め方のポイントを実践的に修得し、高品質で効率的な製品開発に活かすための講座

・MBD(モデルベース開発)の実践的手法を修得し、開発期間の短縮および高機能なシステム開発に活かそう!

講師の言葉

 自動車業界を先駆けとしてMBD(モデルベース開発)が導入/推進されており、言葉自体は広く認知されつつありますが、MBDの基本的な理解や推進上の要諦を体系的に整理できている企業/エンジニアはまだまだ少ないと考えております。その大きな要因として、「MBDは何のために行うのか?」という根本的な指針が各企業で整理できていない、あるいは立てた指針と現場施策が十分に紐づいていないと推察します。シミュレーションのツールを導入するだけでは経営効果の創出は困難です。
 本講座では、MBDの定義にいったん立ち戻り、「MBDとは?MBDをやると何が嬉しいのか?」を今一度考えたいと思います。そのうえで、経営~管理職~現場の各レイヤーで検討すべきポイントを分かりやすくお伝えします。
 またエンジニアが現場で実際にMBDを導入/推進するためのフレームワークを簡単な事例ベースで実践いただくことで、MBDの基本的知識から実践的手法まで一通り触れていただくことができます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年10月15日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・設計、実験、CAE解析部門あるいはMBDに関係する部門の方
・MBDを正しく推進し、経営効果につなげたい管理職クラス
・MBDを現場で活用し、開発を効率化したい現場エンジニア
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・MBD、CAEの基本的な考え方
・MBDを効果的に推進する実践的手法
・モデリングに必要な開発環境の構築手法
プログラム

1. MBD(モデルベース開発)の概要
  (1).「MBD」の定義
  (2).よくある「MBDの誤解」とその理由
  (3).MBDのメリット / 注意点
  (4).MBDを推進する上でよくある課題

2. MBDの進め方
  (1).活動の全体像
  (2).全体構想フェーズ
    a.展望定義
    b.戦略立案
    c.戦術立案
    d.実行計画
  (3).機能中心設計
    a.顧客要求可視化
    b.技術ばらし
    c.二元表作成(QFD)
    d.機能展開(機能ブロック図、P‐diagram、要素ブロック図)
    e.検討環境構築
  (4).機能性評価
    a.パラメータ水準検討
    b.パラメータ設計
  (5).機能モジュール化、ルールベース設計

3. MBDの導入 / 支援事例
  (1).某自動車会社:経営危機から一発逆転した開発手法 / プロセス改革と技術者の意識変革
  (2).某家電メーカー : CAEを設計に活用できなかった状態からMBD実践に至るまでの意識改革
  (3).某自動車部品メーカー : CAEモデリング手法および計測環境構築を通じたフロントローディングの基盤づくり
  (4).某科学系メーカー : 解析主導型開発を目指した部門横断の取り組み

4. MBDの実践的手法とそのポイント
  (1).技術ばらし
  (2).二元表作成(QFD)
  (3).機能ブロック図 + P‐diagram
  (4).要素ブロック図

キーワード MBD 展望定義 戦略立案 戦術立案 実行計画 機能中心設計 顧客要求可視化 技術ばらし  二元表作成(QFD)  機能展開 検討環境構築 パラメータ水準検討 パラメータ設計 機能モジュール化 ルールベース設計
タグ 機械機械要素自動車・輸送機車載機器・部品設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日