トヨタ流「なぜなぜ分析」による真因追及とトラブル未然防止への応用 ~演習付~ 【弊社研修室】
~「なぜなぜ分析」の本質と基本手順、根本的原因の特定と有効な再発防止策、特性要因図手法と「なぜなぜ分析」との違い、不具合への未然防止への応用 ~
・トヨタを躍進させた「なぜなぜ分析」の基本手順とそのポイントを修得し、トラブル未然防止へ活かすための講座
・トヨタで実際に行われている「5回のなぜなぜ分析」をマスターし、不具合事象に即対応できる原因解析・分析力と対策を身に付け、実務で活かそう!
・論理的、科学的な見方で物事を考える力が身につき、問題解決を迅速にかつ正確に行うスキルが修得できる特別セミナー!
講師の言葉
私は「トヨタ生産方式」の社員教育資格を取得し、社内研修会の講師を10年間勤めてきました。また、試作車の生産ラインを担当し、「ジャストインタイム生産」「徹底的ムダ排除」を実戦してきました。定年後、ふと立ち寄った図書館で「トヨタ生産方式」の書籍を見たところ、「なぜなぜ分析」の記述がトヨタ流とは全く異なっている事に衝撃をうけました。他の書籍を見ても、ネットでの分析例を見ても大きく異なることが分ったのです。「トヨタ生産方式」の生みの親である大野耐一元副社長は書籍で以下の様に述べています。『トヨタ生産方式も実をいうと、トヨタマンの「なぜ」を繰り返す、科学的接近の態度の累積と展開によってつくりあげられたといってよい』とまで言い切っています
「なぜなぜ分析」はトヨタを躍進させた重要なツール。私は、数少ない指導者として、より多くの方にトヨタ流を広めたいという気持ちからセミナーを実施することに致しました。是非、トヨタ社員に展開している「なぜなぜ分析」に耳を傾けて頂きたいと思います。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年10月23日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・品質管理業務に携わる方
・人材開発に携わる方
・監督者や管理者
・若手の設計技術者
・生産技術スタッフ (作動不良等の解析に活かす)
・小集団活動のリーダーの方
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予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・トヨタで実際に行われている「5回のなぜなぜ分析」をマスターできる
・論理的、科学的な見方で物事を考える力が身につき、説得力のあるプレゼン能力が高まる。
・事業に関わるあらゆる事柄において、問題解決を迅速に、かつ正確に行うスキルが身につく
・説明力や分析力が身につくため、筋道立った部下育成力を得られる
・上司の意見や意向の真意を酌む力を養うことができる |
プログラム |
1.「トヨタ生産方式」をつくり上げた大野耐一元副社長が提唱した「なぜなぜ分析」の本質
(1).主観的な分析ではなく科学的、論理的分析を柱とする手法
a.原因のそのまた原因を深堀する手法とは?
b.根本的原因の特定と有効な再発防止策
2.原因と要因とを明確に区別しているトヨタ流
(1).なぜ要因が混ざるといけないのか
a.要因が混ざった分析例と不味い対策例
b.原因の深堀の中に要因が入り込んでしまう理由
3.「なぜなぜ分析」の基本手順
(1).原理原則からのアプローチと主観的視点からのアプローチ
a.不具合事象の発生には科学的、論理的、物理的、生理学的、科学的等、
原理に基づいた原因がある
b.人間関係等、社会的通念や常識といった普遍的な事柄も一つの判断基準として
捉えることも出来る
4.特性要因図手法と「なぜなぜ分析」との違い
(1).特性要因図手法は要因から原因をさぐる手法:「なぜなぜ分析」は直接原因の特定から始まる
a.「なぜなぜ分析」はなぜ最初から原因をあげることが出来るのか?
b.特性要因図手法の中で「なぜなぜ分析」が混ざってしまう原因とは?
5.トヨタ生産方式で定義する「真因」とは
(1).トヨタでの「真因」の定義は、手を打たないと再発する全ての事柄
a.多くの文献で定義されている真因と、トヨタでの真因とが異なる理由
b.「なぜなぜ分析」はロジックツリー形式で枝分かれし、それぞれで原因が特定される
6.「なぜなぜ分析」の演習
(1).受講者から自分自身が分析してみたいテーマを募り、グループで分析検討を行う
a.異分野のテーマであっても、原理原則からのアプローチであればなぜ分析が出来る
b.不文律等のテーマであっても、あるべき姿を明確に打ち出すことによって
乖離点(原因)を見出せる。
c.実地ゲームを通じて原因解析と有効な対策を実証する演習
7.不具合への未然防止への応用
(1).再発防止への心構え
a.分析後の対策を適正に評価できる能力を身に付けること
b.不具合原因の構成要件は多くある。広い視点での分析が大切
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キーワード |
トヨタ生産方式 根本的原因 再発防止策 不具合事象 特性要因図手法 真因 原因解析 |
タグ |
なぜなぜ分析、業務改善、品質管理、未然防止 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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