自動化のための生産ラインレイアウト設計と生産性向上のための設計ノウハウ【弊社研修室】

~ 生産方式の基本、自動化実施前の工場の改善、自動化設備の構想設計ノウハウ、ロボット活用による自動化と活用、 自動化設備の設計ノウハウ ~

・生産ライン自動化のためのレイアウト改善から自動化レイアウトの設計ノウハウまでを修得し、生産性向上に応用するための講座
・ロボットの能力を最大限に発揮するための自動化生産ラインの設計方法を修得し、費用対効果を最大限に引き出し、実務に応用しよう!

講師の言葉

 21世紀の初めから国内の労働生産性が低下傾向にあり、歯止めがかかりません。労働生産性は、先進主要国の中で最も低く、ロボットやIoTを活用した自動化が遅れていることが主な要因であると言われています。しかし、ロボットやIoTを導入すれば即、生産性が上がるわけではありません。工場のムダな作業を放置してロボットを導入してもムダな投資を行うことになります。また、無理に自動化しても、品質不良や設備トラブルで稼働率を低下させ、生産を遅延させることにもなりかねません。
 自動化の成功の秘訣は、作業、段取り、設備、レイアウトなどに存在しているムダを徹底的に改善し作業をスリム化した上で、ロボットによる最適な自動化レイアウト設計を行うことです。さらに、自動化レイアウトの良否を事前に評価することで、費用対効果を最大限に引き出すことです。
 本講座では、生産性を上げるための工場の改善の考え方や進め方を学び、加工工程、組立工程、試験工程の自動化例から生産性を革新的に向上させるためのロボットを活用した自動化レイアウト設計のノウハウを学んでいただきます。さらに、DXを用いたロボット動作シミュレーションからロボット作業を見直し、自動化レイアウトの対策案を考えていただきます。
 実践的なロボットを活用した自動化の検討手法を学び、投資効果を最大限にさせるための効果的なロボットによる自動化レイアウト設計の実践力を身に付けます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年12月23日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・生産性向上の役割を担っている生産技術者、製造技術者の方
・生産現場の自動化を計画し実践している技術者及び管理者の方
・設備計画や設備投資を実務としている技術者及び管理者の方
・工場のレイアウトの改善、設備改善、作業改善などの生産方式の改善を進めている方
・自動車、家電、航空、船舶、電気、電子、製造その他関連企業の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・生産性向上を目的とした工場レイアウトの改善や設計に応用出来る
・ロボットの能力を最大限に発揮出来る自動化生産ラインを設計できる
プログラム

1.生産方式の基本
  (1).2本の柱
  (2).ジャストインタイム
  (3).自働化
    a.自動化と自働化の違い
    b.品質を工程で作り込む仕掛け

2.工場の改善
  (1).作業標準と作業改善
    a.人と機械の作業改善
    b.可動率向上の着眼ポイント
  (2).段取り改善
     a.外段取り化
     b.シングル段取り化
     c.順次段取り化
     d.段取り替えレス化
  (3).設備改善
    a.JIT生産対応設備
    b.自動化に向けた着々化の考え方
  (4).レイアウト改善
    a.IO一致の原則とU字配置
    b.一個流し生産
    c.少人化のレイアウト
  (5).ムダの気づきと職場改善

3.IoTを活用した革新的生産性向上
  (1).生産性向上の取り組み事例
  (2).IoTを活用した先進的モノづくり
  (3).工場の生産性向上に向けて

4.自動化設備の構想設計ノウハウ
  (1).加工工程自動化の設計
    ・セットアップエンジニアリング・コスト削減
  (2).組立工程自動化の設計
    ・品質・保守の遠隔監視で安定生産
  (3).試験工程自動化の設計

5.ロボットによる自動化の検討から導入まで
  (1).AL鋳造品の鋳造後の自動化実施例
    ・自動化の検討からロボット導入まで
  (2).ロボット導入による自動化の事例
    ・改善ポイントを検討する

6.ロボットの活用
  (1).ロボットの活用の実態
  (2).どんなところでロボットを活用するか
  (3).ロボットを導入する課題と対策

7.ロボットによる自動化の秘訣
  (1).ロボットの種類と選定
  (2).ロボットの役割と自動化のポイント
  (3).ロボットの導入台数削減のポイント
    a.動作から適正台数を見極める

8.ロボットによる自動化設備の設計ノウハウ
  (1).自動化に不可欠な自己完結型設備とは
    ・品質を作り込み、品質を管理する設備設計
  (2).不良品を作らない流さない設備づくりの例
  (3).止まらず故障しない設備にするために
    ・稼働率と可動率・可動率の改善方法

9.ロボットを活用した自動化レイアウト設計
  (1).ロボットの動作シミュレーションから生産性の改善検討を行う
  (2).最適な自動化レイアウト設計
    ・自動化レイアウト設計で効果を出すために必要な事前検討のポイント

キーワード 生産ライン 自動化 工場 改善 段取り 設備 レイアウト 機械 設計 品質向上 稼働率 グローバル モニタリング 監視 標準化 生産技術
タグ ロボット機械
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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