熱流体解析の基礎と製品設計への活用とそのポイント<オンラインセミナー>

~ 流体力学と伝熱工学の基礎、流体解析における注意点と流体現象のモデル化、熱流体解析結果の妥当性と製品設計への活用 ~

・流体解析の基礎から解析結果の活用方法までを修得し、製品設計に応用するための講座
・経験豊富な講師から実務に必要な流体解析の注意点および活用のポイントを実践的に修得し、実務に応用しよう!

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講師の言葉

 本セミナーでは、流体解析に必要な、流体力学の基礎、ならびに伝熱工学の基礎を学びます。
 また、流体や伝熱の現象を支配する方程式がどの様に、PCに組み込まれて、計算でき、結果が算出されるのかといった点をお話ししたいと思います。PCで計算する際、流体の空間にメッシュという数値を保存できる格子を張り、連結している格子間で質量、運動量、エネルギーの交換が行われて、全体の流れ場を解くことができます。流体解析をする場合、メッシュの生成が大変重要ですが、そのメッシュを生成する際に気を付けなければならないことも合わせて、お伝えしたいと思います。
 セミナーの中で、流体解析のデモンストレーションを行います。そこでは、配管内部の流動解析、室内の気流解析、ノズル内部を通過する粒子の挙動解析を行う予定です。また、流体解析の活用事例を、私の経験を含めて説明し、その後、熱流体解析の実務を行うに当たって、注意する点ならびに活用ポイントをご紹介したいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年12月06日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・流体力学と伝熱工学について基礎から修得されたい技術者の方
・流体解析を実施している技術者の方
・解析で使用するメッシュ生成のポイントを修得されたい技術者の方
・自動車、家電、船舶、航空、電気電子その他関連企業の方
予備知識 ・微分積分の基礎
修得知識 ・流体力学の基本的な部分が把握できる
・流体力学と流体解析がどの様に連携しているか、またどの様に計算で結果が導き出せるかといった部分が把握できる
・メッシュの生成する際の注意点を業務に生かすことができる
プログラム

1.流体力学の基礎
 (1).流体とは何か
 (2).流体力学の歴史
 (3).ベルヌーイの定理
 (4).ナビエ・ストークス方程式
 (5).各項の意味
 (6).流体力学で使う無次元数 Re数
 (7).流れの様態
 (8).Re数の活用方法
 (9).その他 無次元数
 (10).渦の性質
 (11).渦の種類
 (12).圧縮性
 (13).境界層

2.伝熱工学の基礎
 (1).伝熱とは
 (2).熱伝導、対流熱伝達
 (3).熱輻射
 (4).伝熱と流体の関係
 (5).周囲の熱的条件
 (6).熱貫流率、熱通過率、熱抵抗

3.流体解析の基礎
 (1).流体力学と流体解析の繋がり
 (2).流体解析での領域とセルの種類
 (3).セル作成時の注意点
 (4).離散化の手法と収束計算
 (5).流体解析の分類
 (6).流体現象のモデル化
 (7).流体解析の並列処理
 (8).計算負荷の考え方
 (9).解析誤差について
 (10).ポスト処理
 (11).ASME V&V
 (12).流体解析のデモンストレーション

4.活用事例
 (1).自動車
 (2).発電
 (3).航空・船舶
 (4).空気調和
 (5).医療

5.熱流体解析の活用のポイント
 (1).解析対象と解析の重要性
 (2).解析結果の妥当性判断について
 (3).熱流体解析結果を製品設計に活用するポイント
 (4).熱流体解析の有償ツールと無償ツールの違い
 (5).計算負荷の高い流体解析
 (6).流体の計測方法

キーワード 流体 熱流体 解析 渦 圧縮 境界層 伝熱 輻射 熱伝導 熱抵抗 離散化 流体解析 妥当性 信頼性 製品開発 メッシュ エネルギー
タグ 流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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