１．蓄熱蓄冷の活用と環境対策および熱エネルギー活用に対する蓄熱蓄冷技術の社会的動向

　　（１）．脱炭素化による地球環境保全および熱エネルギー需給緩和に対する蓄熱技術の現状と展望

　　（２）．建築物や自動車そして各種産業における蓄熱技術の現状と展望

２．蓄熱蓄冷技術の基礎

　　（１）．熱マネジメント技術としての蓄熱蓄冷技術の新展開

　　（２）．蓄熱材料として具備しなければならない特性

　　（３）．蓄熱技術開発の計画フローと蓄熱技術に要求される機能特性

　　（４）．蓄熱蓄冷システムのコストと経済性

３．蓄熱材料の分類と蓄熱システム技術・具体例

　　（１）．蓄熱材料の種類と分類および伝熱機構

　　（２）．顕熱蓄熱材と顕熱蓄熱システムの具体例

　　（３）．潜熱蓄熱材と潜熱蓄熱システムの具体例

　　（４）．化学蓄熱材と化学蓄熱システムの具体例

　　（５）．自動車（内燃機関自動車・電気電気自動車）関連の蓄熱システムの具体例

　　（６）．熱量効果を利用した新たな蓄熱・蓄冷システムの展開

４．熱搬送媒体としての機能性熱流体および熱エネルギー搬送技術

　　（１）．二次熱媒体としての機能性熱流体の基礎

　　（２）．熱エネルギー搬送エネルギーの低減技術

　　（３）．製氷法と氷スラリーの蓄冷と冷熱エネルギー搬送技術

　　（４）．潜熱マイクロカプセルとマイクロエマルショなどの熱エネルギー搬送技術

　　（５）．オフラインによる温熱冷熱エネルギー搬送技術

５．今後の蓄熱・蓄冷システム展開と方向性

　　（１）．顕熱潜熱分離型空調システムへの蓄熱蓄冷技術の展開

　　（２）．最近の先駆的蓄熱材料とシステム化技術への展開

　　　　ａ．体積蓄熱量が大きい固相転移熱利用蓄熱

　　　　ｂ．固体冷媒を用いた新しい冷却技術（柔粘性結晶）

　　　　ｃ．蓄熱セラミックの多様化

　　　　ｄ．光熱変換蓄熱材と活用技術

　　　　ｅ．シート状形状安定化潜熱蓄熱材と展開　　　など