絶縁材料における絶縁破壊・劣化機構の基礎と正しい計測・評価技術および劣化対策のポイント ~個別相談付~
~ 絶縁(誘電)現象および絶縁破壊機構の基礎、劣化のメカニズムと対策・抑制手法および実践のポイント、絶縁性能の評価(測定・データ解釈)ノウハウ ~
・絶縁材料の劣化・破壊の機構やメカニズムからその抑制手法や材料の評価手法までを修得し、製品の耐久性向上や長寿命化に応用するための講座
・絶縁性能の評価に必要な絶縁破壊試験、伝導電流測定などの正しい測定技術とデータ解釈のポイントを修得し、絶縁破壊や劣化を抑制した信頼性の高い製品開発に活かそう!
※個別(技術)相談はお一人様10分まで、先着3名の事前予約制とします(当日は17:30まで)。
希望者多数の場合はWebもしくは対面にて後日対応いたします。
講師の言葉
電気システムにおいて絶縁物を扱う機会は頻繁にありますが、絶縁物は支持物としても用いられ、機械的強度を確保すると、普通電気的には十分な余裕をもたせることができます。しかし電界の集中や絶縁物の劣化などにより、思わぬところで絶縁破壊が生じることもあるため、システムの信頼性の要となる絶縁系の電気特性の劣化や電気的破壊現象についての知識が必要とされます。
本講座では、大学の高電圧工学の一環として行われている絶縁の基礎を中心とした誘電・絶縁現象の基礎理論、計測法、現状における問題点等、電気絶縁材料の劣化に関する解説を行います。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年07月29日(月) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・絶縁破壊や劣化のメカニズムやその対策・抑制方法を学びたい方
・製品に付帯する絶縁材料の劣化に悩まされている担当者の方
・初級から中級までの電気技術者の方
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予備知識 |
・電気工学の基礎知識
・絶縁材料の取り扱い経験があると理解が深まる
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修得知識 |
・誘電/絶縁材料の電気現象の基本的な考え方
・絶縁破壊や劣化が起こる要因とその抑制・対策のポイント
・絶縁材料の各種試験法と計測時のポイントや測定データの解釈方法
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プログラム |
1.絶縁物はなぜ壊れるか(絶縁破壊の基礎過程)
(1).誘電・絶縁現象の基礎
(2).気体の絶縁破壊機構
a.電子雪崩
b.タウンゼント放電
c.パッシェンの法則
(3).固体の絶縁破壊機構
a.真性破壊
b.電子熱破壊
c.電子なだれ
d.電子熱破壊
e.熱破壊
f.電気機械破壊
g.空間電荷、部分放電、電気トリーの影響
(4).複合絶縁系における絶縁破壊機構
2.劣化が進んで破壊する過程 (基本的劣化メカニズムとその定量的取扱い)
(1).熱劣化
(2).部分放電
(3).電気トリー
(4).水トリー
(5).トラッキング
3.絶縁破壊の対策や抑制手法と実践する際の注意点
(1).絶縁破壊対策と抑制手法(比誘電率、形状)
(2).劣化の定量的取り扱いの基礎【例題】
(3).劣化抑制法
a.部分放電対策【例題】
b.ナノコンポジット材料
4.絶縁材料の正しい測定技術とデータ解釈のポイント
(1).何を測定しているのか?
a.絶縁破壊試験
b.伝導電流測定
c.部分放電計測
d.空間電荷測定
(2).ノイズ対策
(3).各測定データ解釈の良くある間違い
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キーワード |
絶縁材料 誘電材料 絶縁破壊 絶縁劣化 部分放電 劣化メカニズム 熱劣化 劣化抑制 ナノコンポジット材料 破壊試験 伝導電流 ノイズ対策 高電圧工学 |
タグ |
プラズマ、高分子、ノイズ対策・EMC・静電気、材料、プリント基板、回路設計、複合素材、機械、基板・LSI設計、系統連系、精密機器、絶縁、電気、電気化学 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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