精密押出成形技術の基礎とCAEを用いた流動解析および成形不良対策のポイント ~実習付~
~ プラスチック材料の基礎と押出機の原理、押出成形による成形品の不良原因と対策のポイント ~
・プラスチック材料や押出機の基礎から押出成形における成形不良の原因とその解決策までを修得し、製品のトラブル解決に活かすための講座
・製品の押出、成形技術を解説(単軸押出機の使いこなし、ノウハウ集)
・単軸押出機や金型、スクリュの基本知識からプラスチック材料の取り扱いのポイントまでを修得し、材料や用途に応じた押出機の選定、スクリュ設計、金型設計に応用しよう!
・学べる機会の少ない押出成形技術を熟練の講師が基本原理から詳しく解説しますので、ご自身の実務はもちろん、技術者教育にもお役立ていただけます
講師の言葉
押出成形との出会いは、入社後すぐでした。大学を出たばかりの小生、プラスチック(高分子)は専門外であり、とても困惑したのを覚えています。当時の先輩社員は「見て覚えろ」方式で、技術的な説明はなかったです。まるで職人芸の伝授でした。
また、押出成形(単軸押出)に関する書籍は少なく、長年押出技術教育を牽引されてきた先輩技術士の方々が次々と引退されています。本講座は、押出成形に携わる技術者向けに技術常識を伝えたいです。暗黙知として誰も語らなかった基本原理から解説します。
「精密押出成形技術入門」と題して、高分子材料や単軸押出機の概要、成形不良と原因、CAEによる流動解析等について解説します。
単に押出成形を知るにとどまらず、押出技術、また、成形加工学の入り口となり、若手技術者の疑問に少しでも役に立てれば幸いです。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年06月18日(火) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・プラスチックの成形加工に携わる研究者や生産技術者の方
・社内で押出成形の技術者教育を行いたいと考えている上級者(ベテラン)においては、ご自身なら押出成形をどの様に教えるかを考える機会となれば幸いです
・実務経験に基づくわかり易い技術解説で経験のない初心者も歓迎します
|
予備知識 |
・予備知識は特に必要ありません。初学者にもわかり易く解説します |
修得知識 |
・プラスチック材料の取り扱い(樹脂乾燥)や押出機の原理などの基礎知識
・成形トラブルの内容を専門用語で正しく伝えられるようになり、メンテナンスやトラブル対応に活かせます
・押出成形や単軸スクリュ、金型の必須知識が身に付き、押出機選定、単軸スクリュ設計、チューブダイ選定(金型材質)等が行えるようになります
|
プログラム |
1.プラスチック材料の基礎
(1).各種プラスチックの特徴
(2).粘度と成形加工
(3).ハンズオン実習:粘土を用いてせん断応力や粘度を実感していただきます
2.押出成形の原理(単軸押出機)
(1).押出機各部の名称と機能
(2).プラスチックの可塑化
(3).押出成形の基礎
3.金型とスクリュ
(1).金型設計の基礎
(2).シングルスクリュの概要
(3).樹脂別対応例
4.押出成形による成形品の不良原因と対策のポイント
(1).代表的押出成形不良の種類と用語解説
a.外観不良(フィッシュアイ他)
b.ダイライン(筋)
c.ウェルドライン
d.シャークスキン
e.フローマーク
f. ブツ、コブ、ゲル
(2).成形不良の要因と対策例(経験例)
a.温度管理
b.乾燥不足
c.押出時の圧力
d.CAEによる流動解析
5.特殊押出成形技術
(1).小口径押出機(メディカル用押出機)
(2).異形押出や多層チューブ成形の経験例紹介
|
キーワード |
プラスチック成形加工 押出成形 樹脂 可塑化 金型設計 スクリュ 成形不良 メカニズム CAE 流動解析 不良対策 単軸押出 チューブ シート成形 フィルム成形 化学 医療機器 |
タグ |
プラスチック、シミュレーション・解析、レオロジー、延伸・ウェブハンドリング、金型、データ解析、高分子、材料、射出成形、樹脂・フィルム、成形加工、複合素材、車載機器・部品、電子部品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。