多機能な光・電磁波センサ技術と非破壊撮像検査技術への応用
~ 非破壊検査の概要、曲げ・伸びが可能な撮像素子と活用例、複合検査物に対する材質同定、多層検査物に対する構造復元 ~
・薄くて柔らかくて扱いやすいカーボンナノチューブ型多機能センサを先取りし、高精度な検査技術へ応用するための講座
・非破壊で検査物の内部構造と内部材質を確実に推定する画期的な新技術を修得し、高い精度による品質保証に応用しよう!
・ヒトの眼では見えない光による高精度で新たな解析技術は品質評価分野にブレークスルーをもたらすと話題になっています
*本講座は、弊社研修室で行う対面講座です。
講師の言葉
本講義ではカーボンナノチューブセンサという一例を中心に、非破壊検査応用を見据えた材料・デバイス研究の最新動向に触れてまいります。モノの製造・流通における全自動化が世界規模で進む中、それらを支える品質保証として光・電磁波撮像技術が重要な役割を担います。ヒトの眼では見えない検体の内部を壊すことなく、触れることなく詳細に把握することができます。
講師はこれまでに、日本発の先端材料:カーボンナノチューブを用いることでミリ波、テラヘルツ、赤外線といった未踏領域の光・電磁波帯での多機能な非破壊検査デバイス・システムの開拓に取り組んでまいりました。食品ラップの様に装着感を伴わない薄く柔らかい構造のカメラシートを基軸とし、あらゆる環境へ実装可能な材質同定・構造復元型の非破壊画像計測を得意としております。皆様方とのディスカッションを通じて、検査技術分野の現状と展望に対するビジョンを深めていければと思います。
本講座の申し込み受付は終了しました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年04月22日(月) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・材料/デバイス関連の研究者様・企業技術者の方
・検査技術分野の関係者の方 |
予備知識 |
・大学理工系の基礎知識
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修得知識 |
・多機能な光・電磁波センサ技術と非破壊検査撮像検査への応用
・検査デバイス化に向けたカーボンナノチューブの基礎・応用研究の最前線と社会実装への課題と取り組み
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プログラム |
1.非破壊検査の概要
(1).社会的需要
a.製造・流通現場からの声
b.学術研究分野からの声
(2).検査技術
a.代表例
b.画像計測の特徴
2.カーボンナノチューブについて
(1).基本情報
a.様々な活用例
b.光学特性
(2).光熱起電力効果
a.光・電磁波検出のメカニズム
b.センサ構造と作製工程
3.曲げ・伸びが可能な撮像素子と活用例
(1).シート構造
a.曲げ耐性のメカニズム
b.伸び耐性のメカニズム
(2).活用例
a.検体膨張のモニタリング
b.死角の無い全方位画像計測
4.複合検査物に対する材質同定
(1).分光計測の基礎
a.テラヘルツ、赤外、可視域での代表的手法
b.検査現場における活用例
(2).オンサイト計測に向けて
a.広帯域・多波長な測定系
b.ミリ波・テラヘルツ・赤外計測による非破壊材質同定
5.多層検査物に対する構造復元
(1).構造復元のメカニズム
a.湾曲計測
b.コンピュータビジョン
(2).ミリ波–赤外線へのコンピュータビジョンの拡張
a.視体積交差法
b.原理実証
6.ラベルフリーなパッチ式の液質計測
(1).アクティブ計測とパッシブ計測
a.両者の違い
b.パッシブ計測の活用例
(2).液体試料への拡張
a.液温、流速、液流位置の計測
b.水溶液濃度の計測
7.まとめ・今後の展望
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キーワード |
非破壊検査 カーボンナノチューブ 光熱起電力効果 撮像素子 全方位画像計測 材質同定 分光計測 オンサイト計測 構造復元 コンピュータビジョン 液質計測
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タグ |
検査、センサ、非破壊検査、画像処理、計測器、電磁波 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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