包装設計の基礎と環境対応技術のポイント

~ 包装設計技術の基礎、紙包材による包装の改題解決、3Rの取り組み事例と協業事例 ~

・プラスチック代替素材となる「紙」の環境特性、新技術・新素材、包装設計技術を修得し、環境対応の実務に活かすための講座!

・包装の「紙化」のへの対応技術を、具体的な企業の取り組み事例を通して修得し、サーキュラーエコノミー時代に向けた包装設計に活かそう!

講師の言葉

 SDGsが広く浸透してきた社会において、私達の生活を豊かにしてきた包装は大きな転換期を迎えており、世界各国の政府そして企業は「サーキュラーエコノミー」の考え方に基づいた法整備や取組みが進められています。

 本講座では、包装形態や内容物への要求性能を満たすために設計された様々な包装について解説することで包装の役割や包装設計の基礎を学ぶとともに、昨今の環境問題に対する包装業界の国内外最新動向、プラスチック代替素材として注目されている「紙」の環境特性や注目する新技術・新素材、そしてサーキュラーエコノミーに時代に向けたこれからの包装設計について、具体的な企業の取り組みを紹介しながら解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年06月03日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・ 包装技術(設計)の基礎から修得したい方
・ 包装の環境対応に関心のある方
・ 環境対応として「紙化」に関心のある方
※梱包や緩衝包装の詳細は扱いません
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・ 包装の役割および包装設計の基礎
・ 包装における国内外の最新動向
・ 「紙化」への期待、課題、関連技術
プログラム

1.包装材料の設計

  (1).包装材料に要求される諸機能

  (2).包装の役割

  (3).包装設計の考え方

  (4).包装設計の流れ

  (5).包装材料の選定

  (6).具体的な包材設計事例

    a.食品包装(乾燥食品包装/水物食品包装/液体食品包装/チルド・冷凍食品包装/真空包装)

    b.ガス充填包装

    c.紙容器

    d.バッグインボックス

    e.ラミネートチューブ

    f. チャック袋

    g.その他の包装(スキン包装/ブリスター包装/シュリンク包装/ストレッチ包装)

 

2.包装における環境対応動向

  (1).世界の潮流と国内の動向

    a.包装設計

    b.ラベル表示

    c.法規制

  (2).「燃えるゴミ」から「資源」へ

 

3.プラスチック代替素材としての「紙材料」による包装技術

  (1).パッケージの方向性を示すキーワード

  (2).紙化市場の領域:「減プラ」から「リサイクル」へ ~性能とリサイクル性から評価)

  (3).紙包材を使用した際に生じる主な課題:機能面における課題とインフラの構築

  (4).軟包装での「紙化」課題を解決するためのスキーム

  (5) .「紙化」市場を広げる新しい技術

    a.包材構成:リサイクル可能な紙包材

    b.印刷方式:紙基材に適したデジタル印刷・フレキソ印刷

    c.包装機械:プラも紙も包装可能な製袋充填包装機

    d.廃棄・分別:リサイクルしやすい包装設計

    e.コンポスト:生分解性樹脂との積層による包材循環のアプローチ

 

4.サーキュラーエコノミー時代に向けた包装設計のリニューアル技術

  (1).ユーザーにおける取り組みの流れ

  (2). 「Reduce」&「Reuse」の取り組み事例

    a.「プラスチックフリー」&「量り売り」

    b.再利用可能な循環システム(海外事例のご紹介)

  (3). 「Recycle」の取り組み事例

    a.モノマテリアル化事例

    b.インキ及び複層フィルムの脱離技術

  (4). その他最新環境情報トピックス

 

5.企業連携の事例

  (1).企業連携の重要性

  (2).日本の政策「CLOMA」

  (3).サーキュラーエコノミーを実現する国内外の協業事例

キーワード 包装材料 包装設計 紙包材 軟包装 包材構成 コンポスト
タグ 包装
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日