～ 寸法公差・はめあい公差・幾何公差の基礎、幾何公差の記号、設計時の留意点 ～
・設計の実務で困惑することが多い「幾何公差」と「はめあい」の適切な決定方法と勘所を修得し、機械設計に活かすための講座！
・寸法公差・はめあい公差・幾何公差の基礎から、寸法・形状公差の決め方や留意点を修得し、幾何公差を適切に用いた機械設計に活かそう！
機械設計における幾何公差の勘所と適切な設計指示および留意点
講師の言葉
若手設計技術者だけでなく第一線のベテラン設計技術者に「実際の設計作業で困惑することは何か？」という質問をした。すると異口同音に返ってきた返事が「幾何公差」と「はめあい」という答えであった。
そのことから、本セミナーにおいて「幾何公差」と「はめあい」に関わる寸法・形状公差など規格の中から選択しようとしても、適切な決定方法や基準が見当たらず迷ってしまうなど、多くの設計技術者が経験していることを踏まえて、基本的な考え方や勘所と図面作成時の留意点などについて解説いたします。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 | ・自動車、工作機械、産業機械、輸送機器、装置等の設計並びに生産技術に携わる方 |
| 予備知識 | ・大学初年度で習う程度の製図の基礎知識 |
| 修得知識 |
・幾何公差方式の基礎知識の修得 ・寸法公差と幾何公差の基本知識の修得 ・はめあいとはめあい方式の勘所 ・図面作成時の留意点 |
| プログラム |
１．「よい設計」の追求 （１）．「よい設計」を追求するために必要なこと （２）．機械設計の全体プロセス
２．公差の基礎 （１）．寸法公差 ａ．寸法公差とは ｂ．公差の書き方 ｃ．なぜ公差が必要となるのか ｄ．普通公差とは （２）．はめあい公差 ａ．はめあいとは ｂ．すきまばめ ｃ．しまりばめ ｄ．はめあい公差 ｅ．はめあい表記記号 （３）．幾何公差 ａ．幾何公差とは ｂ．幾何公差の種類 ｃ．幾何特性の名称と使用目的 ｄ．幾何特性の記入枠 ｅ．データムの優先順位 ｆ．普通幾何公差の適用
３．幾何公差の記号 （１）．形状偏差 ａ．真直度 ｂ．平面度 ｃ．真円度 ｄ．円筒度 ｅ．線の輪郭度 ｆ．面の輪郭度 （２）．姿勢偏差 ａ．平行度 ｂ．直角度 ｃ．傾斜度 （３）．位置偏差 ａ．位置度 ｂ．同軸度 ｃ．同心度 ｄ．対称度 （４）．触れ ａ．円周振れ ｂ．全振れ
４．設計図面に適切に指示するための留意点 （１）．表面粗さ（性状）の書き方 ａ．表面粗さ（性状）とは ｂ．旧 ＪＩＳ の表面粗さ記号 ｃ．新 ＪＩＳ での表面粗さ記号 ｄ．Ｒａ 算術平均粗さ（中心線平均粗さ）とは ｅ．加工方法と筋目の方向 ｆ．表面粗さ記号の図面への指示方法 （２）．寸法記入の基本ルールと注意点 ａ．寸法配置のルール ｂ．２重寸法の禁止 ｃ．並列に記入するときのルール ｄ．形状内には出来るだけ配置しない ｅ．寸法線に重ならないように配置する （３）．図示方法：溶接を例に解説 ａ．溶接記号の基本形 ｂ．溶接の図示方法 ｃ．溶接の基本記号 ｄ．対照的な溶接部の組合せ記号 ｅ．補助記号 （４）．組立図の作成と図面検図及び訂正・変更のポイント ａ．組立図とは ｂ．組立図はいつ作成するのか ｃ．図面の検図 ｄ．図面の訂正・変更
５．質疑応答 |
| キーワード | 寸法公差 はめあい公差 幾何公差 データム 普通幾何公差 形状偏差 姿勢偏差 位置偏差 表面粗さ Ｒａ 算術平均粗さ 寸法記入 |
| タグ | 機械、設計・製図・CAD |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿２－７－１ 新宿第一生命ビルディング（２２階）- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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