固体高分子形燃料電池の基礎と触媒評価および触媒の高性能化への応用<オンラインセミナー>

~ 化学熱力学の基礎と燃料電池の原理、燃料電池の電極触媒材料、Pt系触媒の酸素還元反応の評価 ~

・触媒の高性能化技術を修得し、固体高分子形燃料電池の高性能化に応用するための講座
・燃料電池に活用される触媒材料の基礎から評価法までを修得し、高性能な燃料電池開発に先駆けよう!

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講師の言葉

燃料電池の中でもとくに固体高分子形燃料電池は作動温度が低く、中低温領域で使用可能なことから様々な場面で活躍できる非常に優れた発電装置です。しかしながら、その作動温度の低さゆえに電極に触媒を使用する必要があり、Ptをはじめとした貴金属が多用されています。
 本セミナーでは、化学エネルギーを電気エネルギーへと変換する過程を、具体的な化学量を使いながら説明させて頂きます。その後、燃料電池の作動原理を説明させて頂いた後、固体高分子形燃料電池にフォーカスし話を展開します。その中で、触媒の役割と現在の触媒開発動向に触れつつ、固体高分子形燃料電池の最重要事項である酸素還元反応へと収束します。ここでは、触媒評価に欠かせない非常に重要な式であるLevich式およびKoutecký–Levich式について触れます。

本セミナーは受付を終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年01月12日(金) 13:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー化学・環境・異物対策
受講対象者 ・これから燃料電池触媒の開発に携わろうとしている方
・自動車、家電、航空、電気電子、化学、その他関連企業の方
予備知識 ・高校卒業程度の化学の知識があると望ましい
修得知識 ・固体高分子形燃料電池の基礎
・触媒開発の動向や実例および
・触媒評価のポイント
プログラム

1.化学反応と燃料電池の基礎
  (1).化学熱力学の基礎 
    a.エネルギー量の定性的理解
    b.エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギー
  (2).燃料電池の作動原理
    a.ギブスエネルギー変化と電池
    b.様々な化学電池
    c.様々な燃料電池の紹介
    d.燃料電池の作動原理

2.燃料電池の触媒材料と触媒の高性能化
  (1).電極触媒材料
    a.触媒反応について
    b.使用される触媒
  (2).電酸素還元反応
    a.酸素還元反応の基礎的な触媒反応
    b.優れた触媒の研究開発例
    c.触媒開発の現状と課題
  (3).Pt系触媒の酸素還元反応の評価
    a.Levich式とKoutecký‐Levich式
    b.質量活性、表面比活性

キーワード 化学反応 燃料電池 エネルギー 酸素還元反応 触媒 レビッチ式 クーテキー・レビッチ式
タグ 化学工学触媒
受講料 一般 (1名):44,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):38,500円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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