振動・騒音対策(制振・防振・吸音・遮音)の基礎と効果的で最適な対策材料の活用ポイント <オンラインセミナー>

~ 振動、騒音を低減する材料特性、製品設計における材料選定、防振・吸音・遮音材料の特性と活用法 ~

・振動・騒音対策に必要な材料の基礎から評価法や活用法までを修得し、実務に応用するための講座 ・振動・騒音対策の基礎から対策材料の評価法や適切な選定方法を修得し、振動・騒音対策に応用しよう!

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講師の言葉

 振動・騒音対策技術は、大きく、制振、防振、吸音、遮音に分類されます。各材料に求められる材料物性は異なるため、それぞれの対策技術の考え方を知り、最適な材料の開発や選定、製品への施工を行うことが重要です。

 本講演では、それらを理解するのに必要な、高分子の構造と粘弾性、音の基本的性質についても解説します。振動・騒音対策材料の基本的な考え方、知識を習得し、業務に活かしていただければ幸いです。

 

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年01月09日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・振動・騒音対策(制振・防振・吸音・遮音)材料の開発を行っている、材料メーカーの技術者の方
・低振動、低騒音化の製品を開発している設計技術者の方
・自動車、家電、航空、電気電子その他関連企業の方
予備知識 ・製品や材料開発や設計業務に携わっていること
修得知識 ・振動・騒音対策や材料に求められる特性、材料設計・選定の考え方、評価法
・高分子の力学的性質、振動・騒音の基本的性質
プログラム

1.振動騒音対策の種類
  (1).制振
  (2).防振
  (3).吸音
  (4).遮音

2.高分子の力学的性質
  (1).高分子の構造
    a.高分子材料の構造
    b.高分子の構造と力学特性
  (2).力学的性質の測定法
    a.ひずみと応力
    b.高分子固体の力学測定
    c.応力緩和法
    d.粘弾性測定法と測定時の注意点
  (3).高分子の粘弾性挙動
    a.緩和現象(ガラス転移など)
    b.粘弾性挙動を用いた構造解析
    c.時間と温度の等価性

3.制振材料の設計と評価
  (1).分子構造の影響
  (2).可塑剤の添加効果
  (3).フィラーの添加効果
  (4).ポリマーブレンド 共重合体の影響
    a.PVC/NBR(相溶ブレンド)
    b.PP/EPDM(非相溶ブレンド)
  (5).架橋(加硫)の影響
  (6).拘束型・非拘束型制振鋼板と評価法
    a.減衰法
    b.半値幅法
    c.換算周波数モノグラム

4.防振材料の特性と活用法
  (1).防振(振動絶縁)材料の考え方
  (2).防振材料の活用法
  (3).防振材料の種類と特徴
    a.防振ゴム
    b.空気バネ
    c.金属バネ

5.音の特性
  (1).音の基本的性質
  (2).音波による現象
  (3).空間での音響設計
  (4).聴覚特性

6.吸音材料の特性と活用法
  (1).吸音特性の評価法
  (2).吸音材料の種類と特性
    a.多孔質型
    b.共鳴器型
    c.板振動型
  (3).波動理論に基づく吸音特性の解析
    a.音響解析
    b.境界面での反射
  (4).各種吸音材料の吸音特性
  (5).吸音材料の活用法

7.遮音材料の特性と活用法
  (1).遮音特性の評価法
  (2).一重壁の遮音特性
  (3).中空二重壁の遮音特性
  (4).積層構造の遮音特性
  (5).遮音材料の活用法

キーワード 制振 防振 吸音 遮音 材料 設計 力学 高分子 粘弾性 聴覚 音響 音波
タグ 材料振動・騒音設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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